私は長崎には5度か6度行っています。いちばん最初は学生時代に長崎で行われた原水禁大会に参加したときです。このとき長崎駅の近くのビルに「分裂した原水禁大会を拒否する」とかいたのぼりが大書されていたのが印象に残っています。
学校に勤めるようになって3回修学旅行の引率として長崎を訪れました。その時以来長崎に行くと必ず訪れるところがあります。クリスチャンの私がここを訪れるのを楽しみにしているというと奇異に思われるかもしれませんが、そこは諏訪神社なのです。
今回妻と一緒にまた訪れて、そこにあるいろいろな物を発見しました。まず、福沢諭吉像があるのを見つけました。そう言われてみたら、福沢諭吉も長崎にいたことがありましたね。この像は1万円札よりは若い諭吉でした。
その前の小さな神社には、逆立ちした狛犬とチンチンして立ちあがっている狛犬がいました。これも愛嬌があってなかなかおもしろいものでした。
実はいつも楽しみにしていくのはこの神社にある「英文のおみくじ」なのです。今回もこの英文のおみくじと扇子型のドラエもんのおみくじをあわせて500円で買いました。
「英文のおみくじ」はなんと「Best Luck」だったのです。つまり「大吉」です。以前ひいたときは「末吉」でした。これは英語では「Lucky in the End」というのでした。なるほどと感心したりして。
英文のおみくじはここで日本で初めてつくられたとありました。まだどこかにあるかもしれません。さすがに異文化共存(チャンポン)の街ですね。
妻は別のおみくじを引きました。ドラえもんの描かれたセンス型のおみくじです。妻が引いたのは「吉」でした。
この神社のとなりの長崎公園には無料で入れる動物園や長崎甚左右衛門、本木昌造の像がありました。また「とっくりの木」という珍しい木もありました。あとでしらべたら、葉っぱに文字が書けるタラヨウの木もあったとか、これは見落としました。
ここは毎回訪れるたびに何かを発見するところです。