2009年07月31日

THE BIG ISSUE を品川で買っています。

 前に「The Big Issue Japan をぜひ買いましょう。」という記事を書きました。でもこの売人となかなか会えなくて買うことができなかったのですが、最近やっとここへ行けば買えるんだというところを見つけ、毎号講読するようになりました。
 2006年には200円だったのですね。今は300円で売人さんの取り分は160円になりました。
 売人というとヤクの売人みたいですが、何となくこの呼び名がしっくり来ます。

 品川で買うと、その The BIG ISSUE にはかならず「前略路上より」という自筆の手紙が入っています。

 前略路上より
 梅雨が明け、とても暑い夏がやってきました。夏といえばスイカ、花火にかき氷。
 今年の夏はどんな思い出ができるのか、今からとても楽しみです。
 今年もそうとう暑く厳しくなりそうです。水分をこまめに取りながらこの夏をのりこえたいと思います。
 H21.7.15. 大切なお客様へ 販売者吉富より


 別になんということない挨拶文ですが、でもこれがあの The BIG ISSUE に毎号はさまれている売人のメッセージなのだとしると感慨が募ってきます。
 
 
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2009年07月30日

松江「ぢげもん」で「福来茶」を手に入れました

 6月29日だったか、松江に行ったときに松江城にいって北堀町の「ぢげもん」によりました。
 ここは島根県の地場のよいものを選りすぐっておいてあるお店です。
 私のお目当ては、前に紹介したクロモジの木の「福来茶」でした。これをぜひ手に入れたかったのです。
 本当はこの日は定休日でした。でもドアを開けたらあいたので中に入ってしまったら、お店の人が出てきてくれて応対をしてくれました。
 お店の人は隠岐の海士町のかたで、この島と町について誇りを持ってお話しをしてくれました。


digemonn 福来茶もよかったのですが、この店にあった弥栄町のジェラートがおいしかったです。
 私はポポーの実のアイスクリーム、妻は柿のシャーベットをいただきました。
 この他にも珍しいアイスクリームがありました。みずすましという名の農業グループが手作りで作っているので、あまりたくさん入ってこないのだそうです。現地の店とここにしか売っていない代物だとか。
 私はポポーの実は甘いということは知っていたのですが、こういう味がするとは。初体験でした。総持寺にポポーの木があるので、実がなるころに訪ねてみようと思います。

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2009年07月27日

大阪の町で気づいたこと

 大阪の町で気づいたことが2つあります。

 その一つは商店街が元気なことですね。しかもその商店街には飲食店がやたら多い、さすがは「食い倒れの町」です。

大阪商店街
 そしてそれらの商店街を歩くと気づくことですが、看板や売り場が通りの半分くらいまで出ていて、歩くところが狭くなっています。関東ではここまでお店が出張ることはないのですね。大阪は通行妨害だと思うくらいにそれぞれのお店が自己主張しています。

 もう一つは、これってなんなんだと思うのです。この駅前の表示見て分かりますか? 関東人にはとても奇異に思えるし、こんな表示見たことがないです。

大阪駅表示
 それは「改札口まで2分」という表示です。駅の入り口なのだから、改札口がすぐ近くなのは当たり前で、書く必要がないと思うのですが、なぜか、大阪には表示されているんですよね。
 地下鉄の表示みても関東では「電車がきます」だけです。それが大阪では「電車は前の前の駅を出ました」て書かれていました。
 みんながみんなそうだとは言えないのでしょうが、どうも大阪人はせっかちなのではないかとおもえるのですね。どうでしょうか?
 
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2009年07月26日

大阪の歌が好きです。

 なぜか大阪の歌はとてもいい歌が多い。そんなに行く機会はないので、町をよく知っているわけでもないが、なぜかあこがれる。
 今回、大阪の町をすこし歩いた。思い出せるだけの大阪の歌を口ずさみながら。

 たそがれの御堂筋 坂本スミ子
 銀杏並木 デュークエイセス
 大阪ぐらし フランク永井
 大阪ロマン フランク永井
 こいさんのラブコール フランク永井
 道頓堀行進曲 南地みつ春
 浪花小唄 二村定一
 大阪ラプソディ 海原千里・万里
 面影橋から 小室等と六文銭
 月の法善寺横町 藤島恒雄

 横浜の歌もけっこうあるが、横浜市民でありながら、もうしわけないけれど大阪の歌にあこがれる。
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2009年07月25日

大阪のこども110番

 久しぶりの「こども110番」です。

 全国のいろいろなところに行くチャンスがあると、そこのまちの「こども110番」の看板を探します。これはけっこう地域性が出ていたり、工夫がされていたりしておもしろいのですね。


大阪110 今回は大阪の町の「こども110番」です。
 ここの特徴は「こども110番の店」という展開でした。これは関東ではないですね。関東はだいたいがPTAと警察の連携で行われている例が多いのです。
 大阪は青少年育成府民会議と宅地建物取引業界の協力で展開しています。だからこういう不動産屋さんのウィンドウには貸家アパートとともにこの「こども110番」が掲示されているということです。
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2009年07月22日

十二所の「黙想の家」の坂道を掃きながら考えたこと

 鎌倉のイエズス会日本殉教者修道院(十二所黙想の家)に上る坂道を炎天下3時間かけて掃き掃除をしました。
 iPod を耳に当てて録音してあった「トーキング・ウィズ・松尾堂」を聞きながらの掃き掃除です。
 まだ夏はいいのです。秋の落ち葉の季節になるともっと大変です。排水溝に落ち葉がたまってつまって、雨の日になると水があふれ出して迷惑となってしまうので、もっと頻繁にしなければなりません。
 落ち葉を掃いていると、いろいろなものを発見します。水のわいているところにいる清水がにとか、名前の分からない木の実とか、落ち葉とか……………。

 でも、またすぐに落ち葉がつもってしまうので、ちょっと空しい感じになります。
 そんなときに、掃除当番の生徒とある先生のやりとりを思い出しました。
「教室掃除なんてしても空しいよね。すぐに汚れてしまうんだから。」ほとんど掃除する気のない生徒同士のグチです。
 それを聞いていたある先生。
「そんなことを言うんだったら、メシを食うんじゃないぞ。メシを食ってもすぐに腹は減るんだから。メシを食うことも空しいことだろう?」
 といったら、その生徒は黙って掃除をせっせとやり出したとか。
 なかなかうまいことを言う先生だと感心してしまいました。

 これと似たことがいよさんにもあります。彼女は記憶障害で(私たちふうに言えば「物忘れ名人」)3分前にしたことをすぐに忘れてしまうのです。うっすらとも覚えていないし、まったく思い出すことがないのです。
 こういういよさんにおいしいものを食べさせたり、どこかいいところに連れて行ったりしてもすぐに忘れてしまうから「空しい」ような気がすることもあります。
 どこか「シジフォスの神話」に似ていなくもないというか……………。。
 でも、私は「空しい」とは考えないようにしています。それでも意味はあると思うのです。そのときそのときを充実して生きるということに意味があるはずだからです。

 掃いても掃いてもすぐに落ち葉がたまってしまうはき掃除みたいなものでしょう。それをしないと排水溝がつまってしまうし、落ち葉を集めて堆肥にすることにも意味がありそうだからです。
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2009年07月15日

尼崎の聖トマス大学に行って来ました。

 今年の4月から私は聖トマス大学の客員教授を拝命しました。「なにその客員教授って?」と私もそう思っていたのです。それに「その大学はどこにあるの? ローマ?」って聞かれるくらい知名度も低いし……………。
 が、ようやく私に出番が設けられました。大学に行って出張講義を担当したのです。

 この大学は以前「英知大学」という名前の大学で、大阪教区立のカトリック大学なのです。何年か前に名称を変更しました。しかし、そのかいもなく、来年の4月からの学生募集を停止することになってしまいました。とてもいい大学なのにと思っています。
 実は今カトリックの中高で「宗教」を教える教員にはこの大学の卒業生がけっこういるのです。


StThomas1 尼崎に行って最初に出会ったのは、じつは地域の街角に貼ってあったポスターでした。それには「ほっとけん 地域の大学聖トマス大」と書かれていました。地域の人がこの大学を応援しているのです。教会とかそういうのではなくて、町の人が「大学の存続のために自分たちに何ができるのか」を考えようと応援しているというのを聞いてうれしくなりました。

 そしてもう一つ、この大学がもっている「グリーフケア研究所」を学長先生から紹介されました。
 これはあのJR福知山線事故の後に、その被害者・加害者が一緒になって事故の悲嘆をケアすることを研究目標にして作られた研究所です。加害者側の最高責任者であったJR西日本の元社長さんは一度も休むことなく、ここで開かれる講座に出席されているのだそうです。

 大学がどのような「知」を地域の人々に提供できるのか、地域の人々がもっている問題の解決に大学がどのように寄与できるのか、この大学はひとつの答えを見出していることを知るとこの大学をこのまま閉じてしまうのはあまりにもったいないといわなければならないでしょう。


 
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2009年07月12日

いよさんのあたらしいイタリア風の3つの名前

 母のいよさんは、90歳で、記憶障害があって、ちょっと心臓が弱くて、でもその他は元気です。薬と医者嫌いもあって、このとしで薬をまったく飲んでいません。

 そんな元気者のいよさんも、なにかいやなことをさせられたり、ゆきづまったりするととたんに「苦しいよ」を連発します。
 そういうときには「くるしいよ、にフシとメロディをつけてうたうように言うといいよ」ってすすめています。
 それでも「くるしいよ」というときには「かわいそうなおいよさん。クルシミーノおいよさんだからね」といいます。

 ときどき「いよさん」と呼ぶと「はあー」というため息で応えます。ため息がとても好きなので、あたらしい名前がつきました。
「ため息はいいよ。苦しいときには特に大きなため息をつこうね。なにぜタメイキーノおいよさんだから」

 いよさんは3分まえのことをすぐに忘れてしまうために、すぐに「わけわからなくなります」自分がなぜここにいるのかわからなくなって「さあ、帰らなくちゃ」と言い出します。
「帰るってどこへ? ここはいよさんのおうちだよ。」というと、「え〜、うそー。わけわかんなくなっちゃった」と頭を抱えます。
 そういうときには「いよさんはワカランチーノおいよさんなんだから、わけわかんなくなっていいんだよ」といいます。

 どこかスパゲッティ・ペペロンチーノみたいなこのイタリア風の3つの名前をいよさんはけっこう気に入っているようで、そう言われても「そうだね、ワカランチーノおいよだからね〜」とかいって納得をするのです。

 
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2009年07月09日

「4分33秒」という砂時計

 島根県仁摩町のサンドミュージアムに「4分33秒」の砂時計が展示されていた。
 「いったいこれはなにか」と思って説明を読み出した。
 そこにはこんな説明があった。


 ジョン・ケージの楽曲「4分33秒」の砂時計です。
 彼は20世紀を代表する音楽家であり、芸術家の一人。
 その彼が1952年のある日、ウッドストックで新曲を発表するコンサートを開きました。演奏はピアニストのデビッド・チュードア。
ケージの新しい曲を楽しみに待つ聴衆で満席のホール。
 照明が落ちて、舞台にピアニストが登場。
奏者はピアノの前に座ると、開いていた蓋を閉じ(コンサートのピアノはあらかじめ蓋が開かれている)、そして4分33秒後に蓋を戻して、舞台を去りました。
 演奏のない沈黙の楽曲。それがケージの新曲だったのです。
 このコンサートは大変な衝撃を呼び、以降「4分33秒」はさまざまなアーティストにカバーされています。(冗談のような話しですが、JASRAC は著作権料の聴衆対象にしている)
今も大きな余韻を残すこの楽曲の、いったい何が衝撃的だったのでしょうか。
 演奏せずに蓋を閉じたまま動かないピアニストを前に、この日ホールに集まった人びとの耳はどんどん大きくなっていったはずです。
 静まりかえった客席で誰かがささやき込む小さな音。会場の外からかすかに聞こえる鳥のさえずり、ホワイエで運ばれた食器の音、遠いクラクション、次第にざわざわとしてくるホールの中の音。
 ケージは楽曲を作るのではなく、人びとの「聴く」という体験(listening)を作ったのです。ドラグを使わずに人びとの知覚を拡張しました。
 今すでにここにある世界に向けて、開かれた窓をつくることに彼は成功しました。
 音楽が「音を楽しむ」ことだとしたら、その中心は音を出す側だけでなく、聴く側にもあります。……というか、むしろ聴くことこそ音楽です。
 雨音を楽しんでいるとき、私たちの内側で音楽が生まれています。
 「聴くことが音楽である」というコトの本質を、もっとも極端な形で示したのが「4分33秒」であり、それは今もなお21世紀の音楽家を、そして音楽家でない私たちをも揺さぶっていると思うのです。

 サンドミュージアムになんで「4分33秒」がと思ったのですが、それを結びつけるキーは「砂時計」だったのですね。ここには「時間」の部屋という展示コーナーがあり、そこにあった展示でした。

 さっそく、この「4分33秒」とケージというキーワードで検索してみたら、結構引っかかりました。驚くことにその「演奏」の場面の映像が YouTube に結構出ていることを発見しました。

 ところでこの音楽の指揮者や演奏者はどうして4分33秒を知るのであろうか。自分の腕時計を見ているそぶりは示さなかったのに。
 しかもこの曲は第3楽章まであるようだし。

 この映像では、聴衆はどうもこれから演ずる曲がどういう曲かわかっていたようである。初演の時は何もわからなかったのだから

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2009年07月08日

仁摩サンドミュージアムは休館日だったが……。

 7月1日(水)旅の最後の日に仁摩サンドミュージアムを訪ねました。この日は朝から大雨が降っていて駐車場にも車が全く停まっていませんでした。その日は残念なことに月1回の休館日だったのです。
 玄関で休館であることを知った私たちは、模様替えの工事をしているおじさんに「横浜から嵐の日に来たのだから、何とか中を見られないか」と頼み込んだら、関係者が出てこられて、「そうですか、工事中だけど展示だけでも見ていっていいですよ」と快くゆるしてくださった。この仁摩サンドミュージアムは、今回の旅でぜひ行ってみたかったところだっただけに、とてもうれしかった。


鳴り砂 そもそも何でこの地にサンドミュージアムができたのか、ひとつはあの竹下ふるさと創生基金がきっかけであること、そしてなによりも仁摩海岸が「鳴り砂」で有名な海岸であることがその理由であるらしい。
「鳴り砂」といえば、7年ほど前に丹後半島を旅したときに、その地にあったことを記憶している。

 「鳴り砂」がなぜ鳴くのかという原理の説明があった。ホームページでは海岸ごとに鳴き砂の鳴き方が微妙に異なっていることを実際に聞くことができる。

 さらに、ここのもう一つの見物は「砂時計」である。
 直径1メートル高さ5.2メートルの世界最大の砂時計が展示してある。落下する砂の量は直径平均サイズ0.106mmの砂粒が約1トン(推定6400億粒)、ノズルの直径は0.84mmなのだそうである。
 砂粒の大きさとノズルの直径は「砂時計」の「標準」なのだそうである。これより大きくても小さくても砂時計は正確に時を刻んでくれないとか。
 この「砂暦」という名の「1年砂時計」は12月31日の深夜12時に、としおとこ、としおんな108人の綱引きによって180度回転させるという。

 その他にも各地の砂の展示があった。このあたりの海岸は入り江ごとに砂の成分がことなり砂浜の色も違っているのだそうである。地図が印刷された紙のそれぞれの海岸の所に両面テープが貼ってある用紙があった。テープをはがしてそこにそれぞれの海岸の砂を流して貼り付けるという作業をするコーナーがあった。
 砂浜の砂の成分を分析していくと、その砂浜の砂の生い立ちや歴史が読みとけるという。川や海岸の石もそういう歴史を秘めているが、砂もまた何千年何万年の悠久の歴史を読み解く手がかりになるというところが興味深い。

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2009年07月06日

久戸千体地蔵と来待石


千体地蔵2 松江市の観光協会が造った観光地図に「来待石と久戸千体地蔵」の紹介があったので、寄ってみた。



 
千体地蔵1国道9号線から来待川沿いに南におよそ500m入り込んだ低丘陵の西向き崖面に立地し、尾根からほぼ垂直に約7mの高さで切り立った来待石の崖面を利用し水平方向に112体もの地蔵菩薩立像を半肉彫りしたものです。仏像群はまず崖面の下部に高さ50〜60cm、奥行き15〜2cmほどのくり込みを彫り、このくり込みの中に脚部を接してあるいは4〜5cmの間隔をおいて配列されています。


 近くに「来待ストーン」という石切場跡地を利用した石のミュージアムがあった。その近くである。つまり、この磨崖仏は来待石を切り出した跡に掘られているものであった。
 かなり古いものらしく、顔などはほとんど判別できないものが多い。

 なお、これを調べていたら、磨崖仏を集めたサイトがあるというのも発見した。
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2009年07月05日

箸の長さは一咫半(ひとあたはん)

 朝日新聞の「食の潮流」という記事に「箸の選びかた」について書かれたものがあった。

 
ひとあた昔から「箸の長さは一咫半(ひとあたはん)」といわれている。「咫」とは拇と人差し指を直角にひろげたときの指先と指先とをつないだ長さ。更にその半分を足した「一咫半」がその人の手にあった箸の長さの目安。

 「咫」という漢字について漢和辞典で調べると
「シ」「ワズか」
1.尺度の名。周の尺度では8寸。営造尺では6.48寸。
2.短いこと
3.近いこと
4.わずか、少し

とあった。ここには「あた」というよびなはない。

「広辞苑」では

あた【咫・尺】
上代の長さの単位。手のひらの族・から中指の先・までの長さ。一説に、親指と中指とを開いた長さ。存事記上「八尺(やあた)」


とあった。記事の説明と微妙に属っている。

漢字は漢字として、この単位が箸の長さと関係あるところがおもしろい。





 
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2009年07月02日

 今回の山陰島根旅行

 法事のために妻の実家の島根に帰った。
 そして今回は、島根の次のような所に行った。出雲空港でレンタカーを借りて、車で自由にまわることができた。蛍も見られたし、いい旅だった。

宍道湖自然館ゴビウス、宍道湖グリーンパーク
実家がある奥出雲町横田
奥出雲町亀嵩(あの「砂の器」で有名)
とっとり花回廊
皆生温泉と弓ヶ浜
松江城
チャレンジショップ「ぢけもん」
来待ストーン
久戸千体地蔵
ごはん亭はしもと
石見銀山
石見銀山五百羅漢
温泉津(ゆのつ)温泉旅館ますだ
仁摩サンドミュージアム

 このうち、「ぢけもん」「来待ストーン」「仁摩サンドミュージアム」は実は定休日休館であったのが実に残念だった。もっとも「じけもん」と「仁摩サンドミュージアム」は頼み込んで中を見せてもらった。

 いずれもがなかなか印象的なところであった。そこで得た Good News を少しずつ書きとめていきたい。

posted by mrgoodnews at 01:33| Comment(0) | こんなところに行きました | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする