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2009年12月30日
「クリスマスの夜」 高村光太郎
高村光太郎の詩に「クリスマスの夜」という詩がある。これがなかなかいいのである。どういうところがいいか、じっくりと読み込んでほしい。
クリスマスの夜 高村光太郎
郊外の友だちの家でクリスマスのお祭りをしたかへり
まっ暗な廣い畑中の道を
大供小供うちまぜてひとかたまり一緒に歩いてゐる
わけもなくうれしく騒いだので今はみんな
少し疲れて黙りがちである。
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クリスマスの夜 高村光太郎
郊外の友だちの家でクリスマスのお祭りをしたかへり
まっ暗な廣い畑中の道を
大供小供うちまぜてひとかたまり一緒に歩いてゐる
わけもなくうれしく騒いだので今はみんな
少し疲れて黙りがちである。
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2009年12月23日
「『縮み』志向の日本人」その2 姉さま人形型
前に紹介した「『縮み』志向の日本人」に紹介されている「縮み」の6つの型の一つに「姉さま人形型−取る・削る」というのがある。……… この単純化はこけしや仮名にも見られるのであるが、もっと顕著なのが「どうも」に代表されている挨拶言葉である。
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2009年12月21日
「縮み」志向の日本人 李御寧 著 その1
私の担当する日本語教室の受講者である韓国のキムさんから、「『縮み』志向の日本人」の書評を依頼された。なんでも釜山の日本人旅行者むけの日本語の雑誌に掲載するらしい。
私は前にこの本を読んでいたし、「倫理」の授業でこの書の紹介をしたりしてこの書の面白さを知っていたので、快く引き受けた。
それでできた書評が次のようである。
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私は前にこの本を読んでいたし、「倫理」の授業でこの書の紹介をしたりしてこの書の面白さを知っていたので、快く引き受けた。
それでできた書評が次のようである。
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2009年12月19日
2009年12月17日
いよさんの「さびしい」「さぶい」「つべたい」
母のいよさんは、今頃車いすでそとにでるとしきりに「さぶい、さぶい」という。「さぶいじゃないよ。さむいだよ」といってもなかなかききいれない。
「じゃあ、さびしいとさみしいとどっち?」と聞くと「さびしい」だし、「つべたいとつめたい、どっち?」ときくと「つべたいだ」といいはる。
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「じゃあ、さびしいとさみしいとどっち?」と聞くと「さびしい」だし、「つべたいとつめたい、どっち?」ときくと「つべたいだ」といいはる。
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2009年12月16日
2009年12月09日
2009年12月08日
ヨハン・シドッティと新井白石
今、藤沢周平著の「市塵」という小説を読んでいる。新井白石を主人公とした小説である。まだシドッティが登場するところまで読み進んでいないが、早く登場しないかと楽しみにしている。
イタリア人宣教師ジョバンニ・バプティスタ・シドッティ神父の日本潜入から、昨年で300年なんだそうである。
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イタリア人宣教師ジョバンニ・バプティスタ・シドッティ神父の日本潜入から、昨年で300年なんだそうである。
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2009年12月07日
2009年12月03日
さかなへんの漢字とパチンコ屋のチラシ
先日新聞の折り込みチラシに、こんなのがありました。
さかなへんの漢字がたくさん書かれたもので、お寿司屋の宣伝かと思ったのですが、どうもちがいました。パチンコ屋の新台導入のお知らせでした。
何とも妙な取り合わせです。
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さかなへんの漢字がたくさん書かれたもので、お寿司屋の宣伝かと思ったのですが、どうもちがいました。パチンコ屋の新台導入のお知らせでした。
何とも妙な取り合わせです。
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2009年12月02日
2009年12月01日
マラウィ、自由をもたらす風車
The BIG ISSUE はすっかり私の愛読書となった。品川駅に毎週金曜日吉富君を訪ねて買うことにしているのだが、ここのところ彼がいなくて買いそびれていた。27日にやっと会えて買うことができた。そして来週買いそびれた2号分を仕入れておくことをお願いした。
その The BIG ISSUE にいくつかの Good News が掲載されていたので紹介しよう。そのひとつ。The World Street News 「世界短信」というコラム記事から。
マラウィ、自由をもたらす風車
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その The BIG ISSUE にいくつかの Good News が掲載されていたので紹介しよう。そのひとつ。The World Street News 「世界短信」というコラム記事から。
マラウィ、自由をもたらす風車
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