2012年12月25日

「いわお」181号でメリークリスマス

 私はカトリック鶴見教会の教会報の編集をしています。このクリスマスに181号を発行して、今日のミサの後に配りました。
 今年の179号から、表紙だけはネットでカラー印刷を発注しています。クリスマス号の発行部数は370部ですが、表紙の片面のカラー印刷は8000円弱です。これを高いというか安いというかは評価が分かれるでしょうが、おかげでとても見栄えが良くなったと好評です。
 今号は「信仰年によせて」という特集と「主任司祭の叙階30周年おめでとう」という特集を組んで28ページものとなりました。なかなか読み応えのある号ができたと思っています。



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2012年12月15日

「決める」という字はなぜサンズイなのか?

毎日新聞の木曜日の広告欄に載っている「心のサプリ」という軽い詩は、以前にも紹介したことがある。
その11月19日文には次のような詩が載っていた。

決めるということ

小学生の頃 国語の授業で
「決める」という字を習ったときに
「なぜ水と関係ないのにサンズイなのですか?」とたずねた子がいた。
もの静かでセンスのいい女の子であった。
「いい質問ですね。調べてみましょう。」
担任の声でいっせいに
シャラシャラと辞書をめぐる音が
かわいた秋の教室にひびき
「川の堤防が切れるっていう意味があるぞ!」
と誰かが叫んだ瞬間を
この季節いつも鮮やかに思い出す。
決めるということは
字の由来からして
それだけでじゅうぶん劇的なのだ。

私も漢和辞典で「決」を調べてみた。

1.キメル 定める 分ける 判別する 
2.キマル 
3.キメ 取り決め 
4.きれる こわれる 決壊

4番目にありました。これだなと思いました。
でもこれってどうしてなんだろう。ちょっとふしぎな漢字でもある。

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2012年12月12日

「死後どうなるか」という問いへのステキな応え

「臨床宗教師」講座の記事中の、亀田総合病院のチャプレンの松田卓牧師の話である。(毎日新聞2012.11.20)

「死後どうなるのか』と聞かれると松田さんは病院から見える海を進む船を見ながら「船は水平線に消えて見えなくなりますが、その先でまだ動いているのですよ。」と話し、間接的に死がすべての終わりではないと伝える。


これは、とても宗派教派をこえたステキな伝え方ではないかと思った。

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2012年12月10日

臨床宗教師の養成講座

鍼灸学校の社会学の「生と死を考える」という授業の中で11月20日の毎日新聞、朝日新聞に掲載されていた記事を使って「臨床宗教師」を紹介しました。

朝日の記事の見出しは「現場に生かす祈りの力」「心のケアできる専門家■信仰押しつけず」「宗教者の人財育成始まる」
東日本大震災を契機に悲しみを分かち合い、心を静める「祈りの力」が見直された。しかし、病院や仮設住宅では一般的に「宗教者お断り」。宗教者が社会貢献するために、医師のように専門職として認められるにはどうしたらいいのか。悩みながら養成が始まっている。

毎日の見出しは「宗教者死に直面する人支え」「あの世否定せず傾聴」「被災地病院での活動養成」リード文は次のようである。
東日本大震災では、多くの宗教者が被災地に入り支援活動に取り組んできた。hしに向き合う人たちの心のケアに、宗教者の存在が認められている。仮設住宅や病院など公共の場で活動できる宗教者養成の試みも始まった。


この「臨床宗教師養成講座」は東北大学のなかに、仏教、キリスト教など教派宗派を越えて、寄付口座として開設され、宗教民族学の鈴木岩弓教授が代表をしている。

この養成講研修は8日間で、ほかに被災地への行脚や追悼、「悲嘆ケア」「精神保健と医療」「放射能」などの講義を受けたとのこと。

私も参加してみたくなった。

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2012年12月07日

ワンネス、ウィネス、アイネス

ワンネス、ウィネス、アイネスという言葉を知っていますか?
11月24日の「カトリック学校教員養成塾」で、講師の加勇田先生から教わりました。カウンセリングの言葉だそうです。

実存主義心理学者のムスターカスの理論で、教育現場にもっとも適したリレーションづくりの理論と技法である。

ワンネスは「being in」つまり人の内的世界を共有しようとする姿勢のことで、相手が喜んでいるときにはこちらも明るい気持ちになり、相手が悲しんでいるときはこちらも気持ちが重くなるというように、相手の内的世界を共有しようとする姿勢である。

ウィネスは「being for」つまり人の役に立つことをしようとする姿勢であり、われわれ意識、身内意識、見方意識ともいうべき意識である。具体的な主な行動は「愛でる」「リフレーミング」「行動」の三つである。

アイネスとは「being wuth」人とは違う自分を打ち出そうとする姿勢である。
具体的には自己開示、自己主張の二つがある。「私メッセージ」で語ることでもある。


カウンセリングにはこの3つの態度がたいせつであり、これは学校の生徒指導でも同様であるといわれました。
なるほどととても納得がいく考え方だと思いました。

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2012年12月06日

「男の隠れ家」に十二所黙想の家が紹介されています

そんな名前の雑誌があることさえ知らなかったのですが、なぜか
イエズス会日本殉教者修道院(鎌倉十二所黙想の家)
が「男の隠れ家」なる月刊雑誌(朝日新聞出版)の取材を受けて紹介されました。
編集部からカメラマンを引き連れた取材陣3名が来られて一日取材をした記事が2013年1月号に掲載されました。
この号の特集は「キリスト教とイスラム教 その基本と体験入門」で「キリスト教/イスラム教の基本、日本との関わり」を日本の中のキリスト教、イスラム教を探訪していくことによって明らかにするものでした。
その一環として「黙想の家」の一泊の祈りの集いを体験使役時にしたものです。
見開き4ページにわたり、とても良く書かれています。

十二所黙想の家はカトリック信者のための黙想の家だったのですが、来年石神井にある東京黙想の家がリニューアル・オープンするにあたり、これからは一般の人にも開かれた黙想の家にしていこうと構想を立てているところの取材でした。
ここの自然環境はまさにそういうところにふさわしいのではないかと思われます。
特集のほかの記事もなかなか読み応えがあります。この本はぜひお買い求めになってはいかがとオススメいたします。

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