2013年01月26日

大塔宮〔鎌倉宮)の祈りの献げ方

 月に2〜3回、鎌倉十二所のイエズス会黙想の家に宿直当番として通っている。そのかえりに鎌倉を歩くことが多い。鎌倉という町は奥が深くて、こんな小さな路地の小国も見どころがけっこうある。
 最近二階堂の大塔の宮(鎌倉宮)によくよっていく。小学生のときに鎌倉見物でここに来た思い出がある。ここは後醍醐天皇の子供である護良親王をまつってあるところである。
 この神社に来ていろいろと驚いたことがある。この神社には祈りを捧げるときに使われるグッズがたくさんあった。
 まず「厄割石」。「素焼きの杯に大きく息を吹きかけ、横の石に投げて割り、体の厄(わるいもの)を拭ってください。」とあった。素焼きのさかずき 初穂料100円。


「身代わり絵馬」カエルが書かれていてそのおなかに願いごとを書いて、絵馬として吊しておく。初穂料700円。

 「なで身代わり」護良親王の忠臣であった村上義光が親王の身代わりとなって切腹したことを記念してつくったケヤキ製の若武者の木像。

 そして「願い串」。赤や青の幣がついた竹の柱に願いごとを書いて奉納する。初穂料200円
 

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2013年01月18日

お茶漬けバイキングというのはいかが?

 ところで、このあごだしを使って、こういう料理はどうだろう。いたってシンプルだが、受けることまちがいなし。
 いろいろなだしを使ってだし汁を作る。あごだしをはじめ、とりがらだし、かつおだし、こんぶだしに、いりこだし。それにほんだしとかの化学調味料もいいし、みそもいいだろう。みそを加えるとぐっとバライティ豊かになる。または緑茶とか、単なるお湯というのもおいておくとよい。
 もっとも、あんまりだしの種類を多くするよりも、3〜4種くらいでいいのかもしれない。
 どれが何のだしなのかはブラインドにして後で明かすというのもいい。

 トッピングとして、またいろいろとそろえてみる。のり、うめぼし、ごま、味をつけたとりのひきにく、わさび、やきたらこ、鮪の刺身のぶつ切り、わかめ、しゃけ、げんまいのあられ、あさつき、みつば、きざみねぎ、ゆず、のざわなのふるづけ………………。こんなのはどうかというものもあるだろう。
 まずご飯を茶碗に入れて、それにトッピングをのせて、そしてだし汁をかけて食べる。
 だしスープを加える前に、お湯で一度ご飯をほぐしお湯をすててから、その上にだし汁をかける
 ごはんだけでなく、うどんもいいかもしれない。
 どの組み合わせが最もおいしいか、あとでアンケートを取るのもいい。
 こういう食べ方は、シンプルだが、癒しふうでヘルシーでとてもいいように思う。
 「お茶漬けバイキング」というように名づけたが、もっとセンスのいい名前があったら教えてほしい。こういうお茶漬けの専門店というのはきっとどこかにあるだろうなと思う。

 こういう食べ方は出雲そばの食べ方からヒントをもらったが、そばやお茶漬けだけでなく、カレーでやって、カレーパーティも行けるのではないか。ただし、後片付けの皿洗いが大変かもしれないが。

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2013年01月17日

「あごだし」と「焼きあご」のうまさ

 去年の暮れに、東京駅大丸の地下食品売り場で、あご出しの試飲と焼きあごの試食をやっていて、一口飲んでみて食べてみた。それがとてもおいしかった。
 あごだしは東京のきやき弥が製造発売元となっている。試飲していたのは2種類で一つは無添加のあご出し、もう一つはあごにいろいろなだしをブレンドしたもので、両方とも試飲したが、じつはブレンドした方が断然おいしかった。一袋に15のティーバッグふうにしたものが入っていて、840円。1ティーバッグが50円強というわけである。少々高いがそれに見合うだけのうまさである。
 焼きあごは固い。しかし噛んでいるうちにうまさが染み出てくる。
 あご(トビウオ)ってこんなにうまい魚だったんだ。骨が硬くて干物を食べる時には金づちで骨をたたいて砕いてから食べるというのを聞いたことがある。
 ともかくとてもおいしかったので、島根の奥出雲に帰った時にお土産として持っていったら、あごは山陰の特産。土産店にはあごだしや焼きあごがたくさん売られていた。もっともあれこれ試飲試食してみたが、東京大丸で買ったものが断然おいしかったというのは「負け犬の遠吠え」ではなくて「僻目根性」「ごまめのはぎしり」ではなくて、こういうのをなんていうんだっけ?


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2013年01月16日

島根県奥出雲町の正月

 正月の2〜5日まで清子さんの実家の島根県奥出雲町に行っていました。今回で何回目になるのか、とにかく自分の故郷だと思っています。
 ここに行くといつも何か新しい発見をするのです。
 本当に「ど」がつく田舎です。川の上流から箸が流れてきたから、上流に人が住んでいたことがわかるというようなところです。
出雲空港でレンタカーを借りて、1時間くらい奥深く入ります。
 そうです。ここは神話の里、ヤマタノオロチの生息するところであり、同時にスサノオノミコトの妻となった稲田姫の誕生の地でもあります。実家のすぐ近くに稲田姫誕生の時に産湯に使った池があり、そして実家の家の敷地内に「笹宮」というへその緒を切ったというささやぶがあり、ここは聖地となっています。
 この「ど」がつく田舎の町はしかしながら、全国ブランドのモノを4つ持っているというすごい地です。

 まず、その1は「ソロバン」。ソロバンの産地は全国に二つあります。一つは播州ソロバン、もう一つは雲州ソロバン。むろん後者です。今は小学校でもソロバンを教えなくなりましたが、今この地で作られたソロバンの多くは東南アジアに輸出されていて、マレーシアやシンガポール、タイでは小学生にソロバンを教えているとか。数に強くなるにはソロバンが一番だということをこれらの国の人は知っているんですね。
 この地になぜソロバンが根付いたのか、ちょっと不思議な感じがします。このことについては町議をしていた義父に提案をしたことがあります。あれが実現していたら、この町はさらに町おこしのモデルになったでしょうね。

 次は「仁多米」です。今や東京のデパートにも置かれているコシヒカリの銘柄米です。実家でも作っています。町内のレストランに行くと、「ご飯は仁多米です」って必ず書いてあります。私たちもよく送ってもらっていつもおいしくいただいています。最近は福島のお米を注文しているので、ちょっと口にする機会が減りました。

 第3もおこめ、「ヒメノモチ」というもち米です。暮れに鎌倉の小町通りの和菓子屋さんに切ザンショウを買いに入ったら、そこに「出雲米のおもち」と書いてあるんですね。お店の人に
「これは仁多米ですか?」
ってきいたら、奥から出てきたお店のご主人が
「そうです。あちこちのもち米を探してきましたが、ここのが一番、仁多米のヒメノモチです。うちではもち米だけでなく、白米も仁多米ですよ」
と言われました。
「実は妻の実家が奥出雲町で仁多米を作っているんです。これはとてもいい土産話ができました。この話を伝えたら喜びますよ。どうもありがとうございました。」
 安来の足立美術館に行った時にそこのレストランに置いてあった「笹まきおこわ」にも奥出雲町産と書かれていました。

 第4は出雲そばです。出雲そばの産地はこのあたりなんだそうです。あまり漂白しない黒いそばですが、これがおいしいのですね。一昨年そばが豊作で価格が暴落したためにそばの栽培をやめてしまった農家もたくさんあるとか。稲田姫神社の境内に最近店を開いたゆかり庵はそれに惑わされないようにするためにそばは自家製にしていると言っていました。
 そのゆかり庵では、自家製の横田小そばを使った割子そばを頂きました。本当は「そば御膳」を注文したかったのですが、正月中は作らないのだそうです。それでも割子そばがとてもおいしくて、食べ終わってから妻を連れてもう一度来たくらいです。そこのご主人と話して町おこしにかける気概に打たれました。
 私はゆかり庵のメニューに「黒豆ごはん」と「黒豆ジュース」をぜひ加えてほしいと要望しました。
 ここは今度また里帰りするときには必ず寄ってみることにします。そのときは「黒豆ごはん」のメニューが実現しているかもしれません。里帰りする楽しみがまた増えました。

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2013年01月01日

恒例、元旦初詣巡礼で「新年おめでとう」

毎年元旦の日は「初詣巡礼」に行きます。
まず、カトリック鶴見教会のミサに行って、ミサに出るのを手始めに、そのあと大本山総持寺にいって参拝者たちをみて、そのあと鶴見駅で元日の新聞を買い込み、鶴見神社にいって参拝者の列を確認し、最後は寺谷熊野神社にいって家に帰ります。
で、毎年いろいろな発見があります、鶴見という町もまんざらではないのです。
今日は空がとても美しかったです。

そして総持寺前の露店が建ち並んでいつもの賑わいでした。

鶴見駅東口公園の看板がいいなと思いました。

鶴見神社は参拝客で行列ができていました。

豊岡銀座の古本屋さんのポスターでした。

何を研究しているんだろうと思いました。


まだまだ発見したことがあるのですが、今日はここまで。
明日(2日)から5日まで清子さんの実家に里帰りします。で、その分まとめて今日アップしておきます。

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