2013年03月29日

神谷町の「Cafe de NOEL」は毎日がクリスマス

 神谷町の「Cafe de NOEL」に清子さんとSIGNISの菅又さんといきました。ちょうどランチタイムだったので、ランチのロールキャベツを注文しました。そうしたら「ランチは限定8食分しかないので、残り2食しかありません。」と、しょうがないのであと一人はハヤシライスでした。「ライスは残さないでください」と客に注文するレストランでした。
 来たロールキャベツのボリュームにビックリ! ベトナム風のスパイスがきいていてちょっと変わった香りもついていました。おいしかったです。いわれるまでもなく。きれいに平らげました。



 じつはこのカフェのマスターの直江さんとは、先日の2月23日にカテドラルで行った「教会とインターネット」セミナーでお会いし、その時に神谷町でカフェレストランをしているからと聴いたので、菅又さんと来てみたものです。
 この直江さんの生き方に大変共感を覚え、この方とは気が合いそうという予感を抱いて訪問しました。
 直江さんの名刺には BIRDHOUSE BUILDER という肩書きがついていました。これは親子で間伐材を使った材料で巣箱をつくり、それをあちこちの森におく運動のことのようです。その見本も見せてもらいました。
 ここのお店には、木の表紙のノートとか、手作り、手書きの本とか、携帯用押し花セットとかいろいろな興味あるものがを次から次へと出てきました。森林インストラクターを希望して挫折した私とは、趣味がかなり重なります。
 また、ここはミクロネシアのコスラエ島の東京事務所にもなっているのだそうです。この島はキリスト教徒の多い島で、慶長遣欧使節の支倉常長らが立ち寄った島で有名だとか。

 このように幅広い活動をされている直江さんは、もと大手の広告代理店にいて、CMの作成をしていたとか、映像編集のプロでもあるらしく、SIGNISでもいろいろと協力していただけそうです。
 ここはオフィス街官庁街に近くて、平日はビジネスマンやOLでいっぱいですが、ランチタイム、ディナータイム以外の時間や休日は貸し切りにして小さなカフェスタイルの集会所に使っていいといわれましたので、何かを企画するのには絶好の場所のようです。

 さっそく今度の SIGNIS の非公式ミーティングはここで行うようにすることに決めました。

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2013年03月22日

「Take&Masa 音楽紀行」に行きました。

3月17日(日)湯河原での集まりの後、東京高田馬場でうちあわせをして、そのあと小平のルネこだいらで開かれた「Take&Masa 音楽紀行」のコンサートに行きました。清子さんとSIGNIS の仲間たちと総勢6人で行きました。
聞いている人は20名くらいの小規模なコンサートでしたが、とても楽しいコンサートでした。こういう音楽の楽しみ方があるんだと身を乗り出して聞いていました。
うちの教会のクリスマスチャリティコンサートに招待できたらいいなと思いました。

このコンサートについてはここに紹介されています。
タイトルが「音楽紀行」とある通り、いろいろな国を旅しながら音楽を聴いているような感じでした。

出演者は3人でした。
ヴォーカルのTakeさん、この人は英語の先生で翻訳家みたいですね。でもアメリカでヴォイス・トレーニングを受けて声楽を志されたようです。ヘンデルのラルゴからスペイン民謡『追憶」「ラマンチャの男」から「見果てぬ夢」「蘇州夜曲」「見上げてごらん夜の星を」「胸の振り子」「川の流れのように」までとても楽しく聞かせてもらいました。

Masaさんこと福田真顕さん、この方はピアニストです。会場の参加者から3つの音をランダムにもらい、それを中心にピアノを弾いてしまうという離れ業を演じていました。ちなみにこの日会場からいただいた3つの音は「ファ」「ド」「ラ♯」でした。それからラフマニノフの「鐘」という前奏曲の説明が良かったです。鐘の音の余韻をピアノで弾くという感じでしたこの人のラフマニノフピアノ協奏曲を聞いてみたいです。

もう一人は安富しげよしさん。この方はアメリカ史研究者で、現在大学教授。つまりプロの音楽家ではないのですが、なかなかいい味を出していました。

このコンサートの音楽の楽しみ方のひとつは、比較して聞くことです。
Masa さんのひかれたピアノ曲に、ショパンの「別れの曲」と「革命」というふたつの対照的な「エチュード」がありますが、これを比較して聞いてくださいというのです。
あるいは、服部良一さん作曲の「胸の振り子」と「蘇州夜曲」の共通点はどういうところにあって、どういうイメージが浮かぶかを意識して聞いてくださいという説明もありました。
また「美空ひばりの歌として有名な「川の流れのように」は、作詞家の秋元康氏がニューヨークのイーストリバーでこの詩の言葉を作詞しているのですね。皆さんのイメージから美空ひばりさんや演歌のイメージをまったく取り去って、ニューヨーク市内の川を思い浮かべてくださいというのです。」味わいが違ってくるはずです。

こういう楽しみ方は、音楽のプロだとしないだろうなという楽しみ方でした。

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2013年03月12日

フランス人は「マニフ」好き

鶴見図書館に行く途中、遠藤写真館の入口に置いてあった「media SPICE」というFREE Magazine を取って読んだら、これがなかなかセンスのいい雑誌だった。「神奈川発!休日を楽しむWeb フリーマガジン/メディア・スパイス」とある。初めて知った。

この雑誌に連載されている松本百合子さんという方の「闘うフランス人」というタイトルのエッセイがとてもよかったので、最近フランス人男性と結婚した十二所の新妻に「読んでご覧」と勧めた。そうしたら、彼女「私もフランス人と闘っています」だって。

このエッセイの内容は次のとおりである。
フランス人はデモが好きだ。デモはフランス語で「マニフェスタシオン」略して「マニフ」。
最近では2010年、サルコジ前大統領が退職年齢を60歳から62歳に引き上げる法案を提出した時。労働者たちは一刻も早く定年を迎えてゆっくりしたいのに、余計なことをするな!という立ち上がり、学生たちは雇用が減ったらやばい!と立ち上がった。結局サルコジ政権は法案を取り下げる。
また、オランド新大統領の公約であった「同性愛者の結婚と同棲カップルの養子縁組を認める」という通称「みんなのための結婚」という法案を提出した時、反対する30万人以上の参加者のマニフが繰り広げられた。

ドラクロワの「民衆を導く自由の女神」の絵に描かれたフランス国旗を掲げて民衆を鼓舞するマリアンヌはフランスのシンボル。何か問題が起こると、フランス中が男女の関係なくマリアンヌと化し、理想の国づくりに参加する。「個人主義といわれるフランス人が心を一つに団結して、積極的に権力に立ち向かうこの姿には、ちょっぴりしびれる」と著者は宣べているが、私も同様である。

ただし「定年延長」について、日本人は「定年延長」を求めてデモをするだろうが、フランス人は「定年延長反対」を叫んで「マニフ」をするというところが対照的だと思った。
この松本百合子さんの「一喜一憂のパリ」という連載エッセイは注目に値する。次号も必ず手に取ってみようと思った。過去のエッセイはここにあった。

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