この日のE地区の参加者は10人くらいでした。毎回このくらいの参加です。
お茶とお菓子を用意するのですが、今回用意したおかしは鶴見名物「よねまんじゅう」でした。このお饅頭は「お江戸日本橋」の歌の2番に
「六郷渡れば川崎の万年屋、鶴と亀とのよねまんじゅう」
と唄われている江戸時代からの銘菓です。一時廃れていたのですが、最近また復活していて人気が出てきたおかしだそうです。
この集まりは、お互いの理解と親睦を深めるためのあつまりですが、いつも取り止めのないおしゃべりに終わってしまうのではなく、分かち合いのようなことをすることにしています。
地区の役割についての簡単な説明のあと、分かち合いのテーマとして自己紹介がてらに「鶴見のお好きなところ、気に入っているところ」についてあげてもらいました。「よねまんじゅう」をみて思い立ったテーマでした。
参加していた人は皆思い思いに、鶴見の気に入っている点やお好みの場所などをあげてくれました。
「自分の家の窓からみたゆうやけのそら」
「犬を連れて毎朝散歩する総持寺の境内」
総持寺という話題が出てくると、最近総持寺が親しみやすくなったとか、まちおこしに力をいれるようになったとかいうことがはなされます。
ある人が11月に総持寺境内で「夢祭り」とかいう催しが計画されているけれど、そこに鶴見教会も参加してはどうかという提案もなされました。
「台風が過ぎ去ったときにめがね橋からみた富士山」
この話題が出てきたときには、どこから見た富士山がきれいかという話で盛り上がりました。もちろん私は、自分の家の屋上から富士山が見えると言って皆を羨ましがらせてしまいました。
そのほかにも
「満州園のギョウザは日本一だ」
などというひともあり、いろいろな話題でもりあがりました。
信仰には直接関係のない話題ではありましたが、なかなか楽しい地区集会となりました。同じ地区の人に親しみを持てるようになったとおもいます。
教会というと何となく地域社会と疎遠になりがちですが、もっと地域に溶け込む必要があると思います。
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