2013年11月25日

鶴瓶さんの「家族に乾杯」に清子さんのふるさと奥出雲町がでた

今日(11月25日)の鶴瓶さんの「家族に乾杯」に妻の清子さんの実家のある奥出雲町がでました。今日の午後に実家のおかあさんが知らせてくれました。

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あそこにでているそば屋のある神社(稲田姫神社)のすぐ近くに実家があります。
あのそば屋には今年の正月にいって横田こそば割子そばを食べ、店長の岡田さんともお話しをしました。その時のことがここに書かれています。

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奥出雲町というのは、本当に奥の深い町で行くたびに新しいものを発見して帰ってきます。

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「家族に乾杯」でも紹介されていたけれど、仁多米、仁多牛、出雲そば、そろばん、日本酒大吟醸「玉鋼」、たたら製鉄、餅米などの全国ブランドを持っています。清子さんの実家でも仁多米を作っていて、毎年新米を送ってきます。
そうそう「神話の里」でもあります。「ヤマタノオロチ」が生息していた地です。上流から箸が流れてきたから上流に人が住んでいることが分かるという「ど」がつくいなかです。

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来週(12月2日)に、後半を放映するそうですから、ぜひご覧になってください。
そういえば「家族に乾杯」にわたしの知り合いが出場したのは3回目です。1回目は上田市別所の銀河工房の小林さん、2回目は大船渡市のイーピックス熊谷さん、そして3回目はそば屋の岡田さん。ちょっとふしぎな感じです。


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2013年11月22日

俳優座「気骨の判決」を見に行きました。

 「心のともしび」で月に一度私の原稿を朗読してくださっている俳優座の坪井木の実さんが出演する「気骨の判決」を新宿紀伊国屋ホールに見に行った。会場は満席、若い人たちがたくさん来ていたのを観て、これは何だろうかと不思議に思った。法学部の学生がゼミの教官に勧められてみに来たのだろうかと思ったが、どうも雰囲気が法学部の学生とは違っていた。これはどこかの演劇学校の学生らしい。

 この話は次のような話である。

 太平洋戦争中の昭和17年、東条英機総理大臣のもと、国政に全面的に賛成する議会を作るべく総選挙が行われた。政府への批判は非国民とされ、露骨な選挙妨害が相次ぎ、各地から選挙無効の訴えが大審院に持ち込まれた。他の民事部が原告敗訴の判決を出す中、正義を求め続けた男がいた…………大審院第三民事部部長(裁判長)吉田久。政府の圧力に屈することなく、真実を見つめたひとりの裁判官と彼を支えた家族の物語。
 2009年 NHKドラマ化され、大きな反響を呼んだ莞隚作を竹内一郎書き下ろしで舞台化するこの秋の話題作!


 1940年2月2日の第75議会で壇上に立った民政党斎藤隆夫の有名な「反軍演説」については以前書いたことがあるが、こういう人物がいたことは恥ずかしながらまったく知らなかった。この演劇を見て初めて知った。そのことだけでも見に行ってよかったと思った。
岩ア加根子さんはじめ、坪井木の実さんも熱演だった。台詞が多かったにもかかわらず話はとても判り易かった。周りの若い人たちは「ねえ、わかった?」とききあっていたが、私はよくわかった。
 しかし、ちょっと気になることがあった。5人の判事の内3人までは選挙無効に反対していたにもかかわらず、最終的には全員選挙無効の審決が下った、この審決については法廷場面だけで知ることになる。つまり、選挙無効に反対していた3人の判事が考えをひっくり返す審議の場面が演じられていなかったのである。本来この審議場面がクライマックスともいうべき場面になるのではないのかと思ったのだが、それがなかったのはちょっと物足りなかった。
 これはシナリオの問題ではないかと思うが、俳優たちはそこを演じきる自信がなかったのだろうか?
 あとで、憲兵とのやり取りで、東京大空襲以降の焼け野原となったのをみて、考えを変えたということが説明されるのだが、なんとも、物足りない感じが残ったのである。

 このような裁判官がいたことを、今の裁判官や裁判員はどのように受け取るのであろうか? 感想を聞いてみたい。

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2013年11月12日

トランプの絵柄のモデル ♠Kはダビデ王、♦Qはラケル

 橿原キリスト教会のFBで「トランプの絵札にはモデルがいて、そのうちの何人かは聖書に登場する人物である」ということを聞いて興味を持ったので、調べたものを図にしてみました。

 トランプはそもそも15世紀の後半にフランスで今のような4つの♥♦♣♠マークが決められ、16世紀初頭にフランス人が絵札のモデルが決められ、ハート、ダイヤ、スペード、クラブの名前が定まったといわれています。
聖書に関係するのは、♠Kはダビデ王、♦Qはラケル、♥Qはユディットが登場しますが、なぜラケルなのかはその理由がよく分かりません。

TrampEhuda.pdf

 上の図を一生懸命に作りました。どうぞご利用ください。

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2013年11月03日

こんな祝福がおくられたら最高です。An Irish Blessing

こんな祝福の祈りが送られたら最高だと思います。友人のFBで紹介されました。
何かのお祝いにこのURLを送ってみてください。このメッセージと歌にきっと受取手は感激するでしょう。
http://www.andiesisle.com/anirishblessing.html

ちなみに「Irish Prayer」で探してみるとけっこうたくさん出てきますが、この言葉は出てきませんでした。
それからこの歌を歌っている Roma Downey も探してみました。おもわず、この人のCDを iTunes Store から購入してしまいました。
この祈りの言葉を dictation してみました。どなたか日本語に翻訳してみてくださ
い。

An Irish Prayer

This Blessing is for you

May the blessing of light be upon you
Light on the outside and light on the inside.
With God's sunliht shine on you, may your heart glow with warmth like a turf fire that welcomes friends and strangers alike.
May the light of the Lord shine from your eyes like a candle
in the window welcoming the weary traveler.
May the blessing of God's soft rain be on you,
falling gently on your head refreshing your soul with the sweetness of little flowers newly blooming
May the strength of the winds of heven bless you carrying the rain to wash your spirit clean sparkling after in the sunlight.
May the blessing of God's earth be on you and as you walk the roads, may you always have a kind word for those you meet.
May you understand the strength of power of God in a thunder storm in winter
And the quiet beauty of creation and the calm of a summer sunset.
And may you come to realize that insignificant as you may seem in this great universe...
You are an important part of God's plan.
May He watch over you
And keep you safe from harm.


わたしはその中でこの言葉が好きです。
ImportantPart

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2013年11月02日

平松洋子「私の断食1週間」に耽溺する。

 平松洋子著「野蛮な読書」という本を読んでいる。この人の文章のうまさ、おもしろさは絶品であると前にも書いた。

「手で割る」時の音 平松洋子著「世の中で一番おいしいのはつまみ食いである」
平松洋子さん「小鳥来る日」の小躍りしたくなる筆致
平松洋子さんの「小鳥来る日」というエッセイの連載が楽しみです。

 このブログに3回も登場している。これからもまた登場するであろう。私はこの人のファンなので、この人の書くものはチェックしている。このブログのネタになるような Good News の宝庫みたいなものである。
 今回は「野蛮な読書」である。いろいろな本の紹介本であるのだが、わたしにはどこが「野蛮」なのか今ひとつつかめてない。
 その中でこんな文章があった。「わたしの断食1週間」、つまり伊豆の断食道場で過ごした1週間が克明に書かれている。
 本当は日曜日からいくはずだったのが、都合で行けなくなってしまった初日の「断食」できなかった体験にはじまり、行きの「特急踊り子号」の中での読書と「何も食べずに来てください」との誘惑との戦いにつづく。
 それからその日のメニューがでてくる。

火曜日
 早朝 ヨガ 気功体操
 朝 野菜ジュース1杯
 午後 歩く(1万305歩)
 夕方 野菜ジュース1杯
 夜 ヨガ


 その日をどのような気持ちで過ごしたかということが毎日書かれている。

なんだかんだとけっこう忙しいのである。行動は一切自由なのだが、集会室で行われている6時半のヨガや7時半の気功体操にどれどれと律儀に参加しているだけで時間が自動的に進行する。


 この気持ちは完全沈黙の8日間の黙想会〔霊操)に参加したときの気持ちと同じである。

「空腹になったら歩け」はダイエットの鉄則と聞いていたけれど、どうやら本当である。食べずにいるとむしょうに歩きたくなるのだ。………
いざ歩き始めると空腹感が消えて爽快感にかわり、能がよろこびはじめるのである。うそだろうと思うのだが、ほんとうなのだった。………
あっという間に1時間半あるいて帰り着き、ひろい温泉風呂にざぶんと浸かると、ぺったんこの腹がうれしい光景に映るのだった。


 そして読書である。こんな時に読む本を選んで持参したその本が次々と紹介されている。

空腹のとき読みたくなる本はなにか。見当がつかないから雑多な本を10冊ばかりバッグに突っ込んだのだが、風呂上がりにすんなり手が伸びたのはこの2冊である。
正岡子規 「墨汁一滴」「仰臥漫録」
何度も読み返した本なのに、荷造りをしているときふと予感が働いた。食べない、または食べたくても食べられないこれからの1週間、病床わずか6尺にあって食べることに執着した子規にすこしにじり寄れるのではないかと。

はじめは空腹からの逃げ場だったが、やっぱり耽溺した。………子規のいのちが充溢している。しだいに病床の人の魂に指を伸ばしている感覚を覚えて、さらに読み耽る。
夕刻は野菜スープわずか1杯。五臓六腑に沁み渡る。野菜の味わいに集中しながら噛むようにして時間をかけてのみ、ふたたび部屋にもどってベッドの上で「墨汁一滴」。消灯10時。


 ほんの僅かのスープや重湯の味わいと散歩の中継と読書の体験とが克明につづられている日記である。でもあきない。それどころかこっちまで断食をしているような錯覚さえ覚える。
 こうやって引用していると全部を引用したいという錯覚にもおちいる。
 読み終わって、ためいきをついて、そしてこれがなぜ「野蛮な読書」なのか少し分かったような気がする。でもすこしだけである。

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posted by mrgoodnews at 15:06| Comment(0) | 本、映画など感動のメディア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

いろいろな刺激を識別できる特別な能力

 私の友人(女性)はとても感覚的に鋭敏な方で、こういう方がおられることにとても感動しました。
 鳥の音や時計のチクタクや味や匂いをとても良く聞き分ける特別な能力をもっておられるのです。本人はそれを特別な能力だと思ってはおられないようで、「えっ! みんなそうでないの?」とおどろかれるところがまたまた不思議です。
 尾籠な話で恐縮ですが、こんな話をしておられました。
「トイレに入って、前の人の匂いが残っているときに、その人が何を食べたのかをかぎ分けることができるんです。普通の人はその匂いは不快だから嗅ごうとしないだけのことでよく匂いを嗅いでみるとわかるんです。一番よく分かるのはしいたけですね。自分のにおいでももちろんよく分かりますけれど、ひとのほうがよく分かるような気がします。」
 人がいい匂いには敏感だけど、不快な匂いは嗅ごうとしないからわからないのだということになるほどと思いました。

 日本酒の品質を判定したり、その銘柄名をあてたりするのを「利き酒」といいます。この「利」という字が気になりました。「利益」「便利」とかいう意味のほかに「鋭利」つまり鋭いという意味もあります。この漢字の旁の部分は「りっとう」つまり「刀」ですから、「鋭い」という言葉がもともとの意味で、「よく切れる」→「便利」→「利益」というように意味が発展していったものと思われます。
 そういうふうに、感覚的に研ぎ澄まして、区別できることを「識別」といいます。これに「利き酒」の「利く」という漢字が当てはめら、それがたぶん音で「聴く」というのと同じような音の響きを持つことがとても興味深いです。
 そしてその聞き分ける力(識別能力)というのは、訓練するとかなり上達します。鋭敏に研ぎ澄まされていくのでしょう。

 キリスト教では、神の声を聞き分ける力が必要とされます。祈りとは神にお願いを述べ立てることよりも、神の声を聴くことです。もちろん直接物理的な音として聞こえることはほとんどないでしょう。でも私たちの日常的な現実の些細なことをとおして、人との叫びをとおして、あるいは世界の出来事をとおして、神の声を聞き分けることが必要です。
 ときにその「匂い」は不快なものかもしれないけれど、そらさずに匂いを嗅いでみるとその神の声が聞こえてくるということもあるような気がします。
 すみません。神の声をトイレの匂いにたとえてしまった不謹慎さをおゆるしください。
 「メアクルパ! メアクルパ! メアマクシマクルパ!」(これは昔のラテン語の「告白」の時の祈りの言葉です。これは胸をたたきながら唱えました)

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posted by mrgoodnews at 14:11| Comment(0) | 宗教教育 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする