2013年12月23日

日能研車内広告より横浜雙葉の入試問題

日能研のJR車内広告で、横浜雙葉の国語の中学入試問題が紹介されていました。

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こんな問題を出すなんてさすがカトリック学校です。

その問題は
あなたが「かけがえのない存在」として大切にされた体験を書きなさい。そしてその体験があなたの生き方にどのように活かされているかを書きなさい。
です。

あなたならどのようなことを書きますか?
私は………。私は書くことがたくさんあります。さて何について書こうか。

ところでこれをどのように評価するのでしょうか? どのように書いた子どもに高い評価を上げるのでしょうか? 思わずそこを聞いてみたくなります。

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2013年12月21日

スミレの生存戦略のけなげさと面白さ

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今ごろスミレが果実をつけているのを発見しました。中には果実の殻が裂けてタネがたくさんくっついているものや、タネを弾き飛ばしているものもあります。スミレって春に花が咲くのになぜ今ごろ実をつけるのかちょっと不思議に思って調べてみました。
するとありました。私の疑問に見事に応えてくれたサイトが。

それによると、スミレには春に花咲く開放花と秋に花はつけないけれど果実を結ぶ閉鎖花があるのだそうです。今頃実をつけるのは閉鎖花というわけです。花は開かないけれど自家受粉して実をつけ種を作るのだそうです。
その他にもスミレの生態についてたくさんの興味深いことをおしえてくれました。
花が咲き終わって身を作るプロセスもおもしろいし、カラが風力発電機みたく避けてから種を弾き飛ばすのも面白いです。中には3メートル先まで飛ばすのがあるとか。
さらに興味あるのはアリとの共存関係です。スミレの種にはエライオソームというアリの好物が付着していてアリたちはその種を何とか巣まで持ち帰ろうとするのですが、なかなか成功せずに途中で諦めてしまうことがおおいようです。スミレにとっては遠くまでタネを運んでもらってそこでまた咲き出すことができるというわけです。
なんて賢い花なんだと感動的です。あの可憐なスミレがこんな健気で大胆な生存戦略をもっているなんて。

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2013年12月18日

こういうことあるんですね。感動します。

FB で回ってきました。シェアせずにはいられないステキな話です。

 「誰かのために・・・」 僕が看取った患者さんに、スキルス胃がんに罹った女性の方がいました。余命3か月と診断され、彼女は諏訪中央病院の緩和ケア病棟にやってきました。
 ある日、病室のベランダでお茶を飲みながら話していると、彼女がこう言ったんです。 「先生、助からないのはもう分かっています。だけど、少しだけ長生きをさせてください」 彼女はその時、42歳ですからね。そりゃそうだろうなと思いながらも返事に困って、黙ってお茶を飲んでいた。
 すると彼女が、「子供がいる。子供の卒業式まで生きたい。卒業式を母親として見てあげたい」と言うんです。 9月のことでした。彼女はあと3か月、12月くらいまでしか生きられない。
 でも私は春まで生きて子供の卒業式を見てあげたい、と。子供のためにという思いが何かを変えたんだと思います。
 奇跡は起きました。春まで生きて、卒業式に出席できた。
 こうしたことは科学的にも立証されていて、例えば希望を持って生きている人のほうが、がんと闘ってくれるナチュラルキラー細胞が活性化するという研究も発表されています。おそらく彼女の場合も、希望が体の中にある見えない3つのシステム、内分泌、自律神経、免疫を活性化させたのではないかと思います。
 さらに不思議なことが起きました。彼女には2人のお子さんがいます。上の子が高校3年で、下の子が高校2年。せめて上の子の卒業式までは生かしてあげたいと僕たちは思っていました。
 でも彼女は、余命3か月と言われてから、1年8か月も生きて、2人のお子さんの卒業式を見てあげることができたんです。そして、1か月ほどして亡くなりました。
 彼女が亡くなった後、娘さんが僕のところへやってきて、びっくりするような話をしてくれたんです。 僕たち医師は、子供のために生きたいと言っている彼女の気持ちを大事にしようと思い、彼女の体調が少しよくなると外出許可を出していました。「母は家に帰ってくるたびに、私たちにお弁当を作ってくれました」 と娘さんは言いました。
 彼女が最後の最後に家へ帰った時、もうその時は立つこともできない状態です。病院の皆が引き留めたんだけど、どうしても行きたいと。 そこで僕は、「じゃあ家に布団を敷いて、家の空気だけ吸ったら戻っていらっしゃい」と言って送り出しました。ところがその日、彼女は家で台所に立ちました。立てるはずのない者が最後の力を振り絞ってお弁当を作るんですよ。
 その時のことを娘さんはこのように話してくれました。「お母さんが最後に作ってくれたお弁当はおむすびでした。そのおむすびを持って、学校に行きました。久しぶりのお弁当が嬉しくて、嬉しくて。昼の時間になって、お弁当を広げて食べようと思ったら、切なくて、切なくて、なかなか手に取ることができませんでした」
 お母さんの人生は40年ちょっと、とても短い命でした。でも、命は長さじゃないんですね。 お母さんはお母さんなりに精いっぱい、必死に生きて、大切なことを子供たちにちゃんとバトンタッチした。
『致知』2012月7月号 より 鎌田 實 「誰かのために・・・」
出典:人間力.com

 -------------------- 人間は「誰かのために」と思った時に、希望が生まれてくるし、その希望を持つことによって免疫力が高まり、生きる力が湧いてくるのではないかと思います。 あなたの大切な人は誰ですか? その人のためにどんな些細のことでも良いので、何かできることをしてあげて下さい。その行動が、きっとあなたにも元気を与えてくれるはずです。 もし宜しければ、シェアをお願いします。


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清子さんがアトリエサンク展に出品しました。

 清子さんが「アトリエサンク展」に出品しました。12月16日から22日まで関内のみつい画廊にて行っています。こちらにお越しの節はぜひお寄りください。今日(18日)の午後は当番で画廊にいます。すみません。直前のお知らせで。

 実は清子さんはここのところ体調がすぐれず、フィットネスクラブにもアトリエにも行っていなかったので、出展にはあまり気乗りがしませんでした。だから今回のはあまり自信作ではなかったので、このグループ展に来て絵を見てくださいと積極的に誘いませんでした。
 とはいえ、展示してみるとやはりみなさんに来ていただくほうがいいと思ってお誘いすることにしたものです。おかげで少しは元気になったかなという感じです。

 今回の清子さんの絵です。この2点です。小さい絵しか描けませんでした。

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 アトリエサンクのみなさんです。絵を搬入して展示を終えたときの全員写真です。前列のイスに腰掛けているかたが作山先生です。

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 みつい画廊への道順です。JR関内駅から徒歩7分くらいです。

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ぜひお越しください。

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2013年12月13日

「アインシュタインやスティーブ・ジョブズを育てる社会を目指して」にいきました。

 12月7日「アインシュタインやスティーブ・ジョブズを育てる社会を目指して」というタイトルの講演会を聞きに日比谷図書館にいってきました。
 これは「世界連邦21世紀フォーラム」とかが主催するピースビレッジのワークショップで第19回のワークショップなんだそうです。私はこの組織には関係ないのですが、FACEBOOK で回ってきた案内に誘われて、ちょうど養成塾にいく前にぴったり入ったので出かけることにしました。
 参加者は20人くらいのこじんまりした集まりでしたが、中身はなかなか面白かったです。
この講演のタイトルにも引かれました。発達障害時の話であることは講師の肩書きを見てすぐにわかったのですが、このタイトルがいいですね。これも行ってみようとする気にさせたひとつの要因でした。
 講師は小田知宏氏。(NPO法人発達わんぱく会理事長)若い人でした。参加者はみな若くて、私が一番年配だったかな。

 講演の内容は、発達障害とは何かということとこの「わんぱく塾」の事業内容の紹介でした。講演の中ではアインシュタインもジョブズも坂本龍馬もエジソンも発達障害児であったことが紹介されました。その障害児がまわりの世界に受け入れられて育ってああいうユニークで創造的なことができるようになったのだという説明がありました。もしもそのときに受け入れられずに拒否されたらあのようには育たなかったはずです。出来るだけ早期に障害があることを発見し、そういう育て方をしないといけないといわれたことが心に残りました。
 そのあと、小グループに分かれて講演を聴いて感じたこと考えたことを分かち合いました。そのグループの中で私は「そもそもこれは『障害』なのだろうか? むしろ「発達凸凹(「でこぼこ」あるいは「おうとつ」」といった方がいいのではないか。だれもが発達上では凸凹を持っていて、そのなかで大きく欠けているところや突出しているところを持つことが「障害」なのであろうか?」という疑問を呈しました。
 小田さんは、この活動はやはり行政からの補助金で支えられているところが多いので、「障害」という名前を使わないと補助金がもらえないのだといわれていました。彼自身も「わんぱく塾」を名乗っていて、このことばはできるだけ使いたくないと言われていました。
 たとえば視覚障害者はそのハンディを乗り超えるために点字を学ぶ。点字は指先の部分に研ぎすまされた鋭敏な触覚を必要とする。その鋭敏な触覚もあるいは白杖を使って街を歩いていく人の空間認知能力ならびに記憶力は、とても障害のない人たちには考えられないくらいの能力をもちます。聴覚障害者が唇の動きでことばを理解するのもその特別な能力でしょう。プロ野球の投手が口をグローブで隠しながら話すのは唇を読まれないようにするための方策であるということを聞いたことがあります。
 つまり、ハンディを持つと、それを乗り越えるあるいは補うために障害のない人にはとても考えられない別な能力を発達させることがあります。この「発達障害」にもそれは当てはまるのだろうかと問いかけてみました。
 小田さんの答えですが、発達障害児は多くの場合、感覚過敏とか、なにかへのこだわりの強さ、異常な程の集中力の持続などの特徴を持つそうです。何かのハンディを補うというよりもこういううまれつき持った資質のなかに特別な能力が隠されていると言った方がいいだろうということでした。
 小田さんが今試みられていることは、できるだけ早期に「発達障害」を発見し、それを大切にしながら育てていくにはどうしたらいいかということで、乳幼児期に焦点を当てて、子どもたちのことばとこころの保育を行えるスタッフと施設を充実していくことであるようです。ここに映像がありました。



 11月4日に「栄光カトリック同窓会」で高校の同期の塩谷英策さんの「発達障害」の話を聞くチャンスがありました。かれは10年以上前から葉山町で「ひとりを大切にする」耕心塾学習教室・教育相談室を開設していてそれをやり続けてきたことには頭が下がる思いです。
 講師の小田さんにこのことをご存知ですかと聞くと残念ながら知らないと言われました。耕心塾はむしろ小学生の子どもに、画一的一斉指導を廃し、生育歴、現在の状態像、各種学力・性格・心理検査等をもとに、個人の目的に応じた教育指導計画をつくり、個人指導・個別指導をするということをあげているので、発達障害をもった乳幼児に特化した形での保育とは少し趣旨が異なるようです。

 小田さんのわんぱく塾では、小学校に入学するとわんぱく塾は卒業ということになり、まだ開設後間もないので、その子たちが卒業後どのように育っていくかについてのデータはまだないようです。
 耕心塾の卒業生には、その持っているユニークな能力を生かして仕事に就いているひともいるということです。
 結局、この子はこういう力は持っていないけれど、そのかわりこういう特別な能力を持っていて、そこをこう指導したらこういうふうにのびていったという教育事例を蓄積することがとても大事なようです。そういう中から、アインシュタインやジョブズのようなユニークな人材が育つと思うのです。
 これからもこの活動を見守り、応援し続けたいと思いました。

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2013年12月03日

マザーテレサの「人生は………」

FBで回ってきたマザーテレサの「人生は………」をシェアします。

JinseihaMT

英語版も見つけました。
Life is an opportunity, benefit from it.
Life is beauty, admire it.
Life is a dream, realize it.
Life is a challenge, meet it.
Life is a duty, complete it.
Life is a game, play it.
Life is a promise, fulfill it.
Life is sorrow, overcome it.
Life is a song, sing it.
Life is a struggle, accept it.
Life is a tragedy, confront it.
Life is an adventure, dare it.
Life is luck, make it.
Life is too precious, do not destroy it.
Life is life, fight for it.


私は「人生はゲーム 楽しみなさい」と「人生は冒険 いどみなさい」というのが好きですね。
最後の
「人生は人生 立ち向かいなさい」という所の英語は「Fight for it。」となっているところがちょっと気になります。
「そのためにたたかいなさい」というのであって、それとたたかいなさい」ではないですよね。

あなたはどのフレイズが好きですか?

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posted by mrgoodnews at 12:39| Comment(0) | ことば | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年12月01日

今年のわが家の収穫 渋柿とカリン

今年のわが家の収穫です。
柿が5つとカリンが4つ。カリンはちょっととるのが遅かったので、4個くらいは地面に落ちてしまっていました。でもそのせいでけっこう大きく育ったのもあります。
カリンはあいかわらずいい香りを発しています。

KakiKarin

柿は実においしそうに実ったのですが、渋柿です。
はじめて実をつけた年はカラスが突っついたあとがけっこうあったのですが、最近はカラスも学習したとみえて見向きもしません。
ブランディーをヘタの所につけて渋抜きをします。10日くらいかかるそうです。本当は35%焼酎がいいのだそうですが、それがなかったので、ブランディーにしました。味が変わるかな?
カリンは、皮ごと細かく切って氷砂糖を入れて、カリンシロップにします。これがもっとも香りを残してくれます。これを炭酸でわってのむとのどにいいということです。
庭木にカリンはおすすめです。実の香りも去りながら、カリンの幹はとてもきれいです。

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posted by mrgoodnews at 16:41| Comment(0) | 野草・樹木・森・里山 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする