2016年10月17日

「福音み〜つけた!」が「カトリック生活」で紹介されました。

『福音み〜つけた! −「宗教」「倫理」を考えるために』が「カトリック生活2016年11月号」の「新刊ガイド」で紹介されました。

%e7%a6%8f%e9%9f%b3%e3%81%bf%e3%80%9c%e3%81%a4%e3%81%91%e3%81%9f%e3%82%ab%e3%83%88%e3%83%aa%e3%83%83%e3%82%af%e7%94%9f%e6%b4%bb 

キリスト教学校の中学高校の「宗教」「倫理」の授業の副読本として使えるようにと作りましたが、学校以外でも広く読めます。「福音(Good News)」がぎっしりつまっています。とてもいい本ができたと自画自賛しています。

今気がついたけれど、このガイドの本の値段が違っている!!
「福音み〜つけた!中学編」80ページ 600円+税
「福音み〜つけた!高校編}112ページ 800円+税
生徒に1冊ずつ持ってもらおうと思っているので、値段はできるだけおさえました。
posted by mrgoodnews at 16:59| Comment(0) | 本、映画など感動のメディア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

東京新聞に「フジキャビン」が紹介されました。

教会の友人から2016年9月17日の夕刊の「フジキャビン」が紹介されている記事をいただきました。
この車は1955年頃に作られた2人乗り屋根付きスクーターで、私の父もその開発に加わっていました。3輪スクーターの上にFRP(繊維強化プラスティック)のボディーを載せた画期的な車でしたが、FRPボディーの強度が足りなかったために100台くらいしか製造されなかったようです。
しかし、この車は日本に3台残っているそうです。ひとつはトヨタ博物館、ひとつは小松にある自動車博物館、あとひとつは個人が所有しているものです。

%e3%83%95%e3%82%b7%e3%82%99%e3%82%ad%e3%83%a3%e3%83%92%e3%82%99%e3%83%b3

高校日本史の教科書にも載ったことがあります。
そしてなんとミニチュアモデルがネット上で販売されています。
posted by mrgoodnews at 14:58| Comment(0) | 土屋家、青地家の歴史 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年10月09日

「福音み〜つけた! 高校編」には「AA12のステップ」が掲載されています。

「AA12のステップ」をご存じですか? 
「え、知らない?」
「じゃあ、AAって知っていますか?」
「それなら知っています。アルコール依存症者たちの更正プログラムでしょう。Alocohol Anonymous(無名のアルコール依存症者たち)の略語ですね。」
「そうです。そのAAの更正プログラムが『AA12のステップ』なのです。」
「どんなプログラムなのか知りたいですか? それなら『福音み〜つけた! 高校編』に紹介されています。」
「ネット上にもあるので検索して探してみてください。たとえばこれを見てください。これを読んでみてなにを感じ考えますか?」
「神さまがやたら登場しなすね。AAってキリスト教の団体ではないんでしょう? なのにこんなに神さまが出てくるのが驚きです。」
「そうなんです。よくそこに気がついてくれました。アルコール依存症者たちはクリスチャンでもないかたがおおいはずです。とくに日本では。だからこのステップにはいるのに、この神さまにゆだねるというのにはとても抵抗があるはずですよね。」
「よく読んでみると、第2ステップでは『自分を超えた大きな力』と表現されていますが、第3ステップでは『自分なりに理解した神』とかかれていて、その部分ゴシックで書かれています。そして第5,6,7と立て続けに『神』が書かれていて、第11ステップでは『祈りと黙想を通して、自分なりに理解した神との意識的な触れ合いを深め、神の意志を知ることと、それを実践する力だけを求めた。』とまで書かれているのですね。これはすごいキリスト教的というか………。」
「そうなんです。そこなんです。わざわざ『自分なりに理解した神」と太字で書かれている、キリスト教の信仰を押しつけるものではないんですね。AAの人たちはそこでそれぞれ神との出会いがあるのです。そして『神に頼らざるを得ない』ということを体験的につかんでいくのです。そこがすごいんですね。『Alcohol Anonymous』という「AAのビッグブック」と呼ばれている本を読むと、そこに対する解説がとても多いのです。感動するほどです。だから私たちは『福音み〜つけた!』に『AA12のステップ』を取り上げました。」

AAビッグブック.jpg
「なるほど、すごい本ですね。そしてよくぞ『福音み〜つけた!』に取り上げてくれた、でも高校生たちにそこがわかってもらえるかどうか」
「そこも問題です。これを高校の『宗教』や『倫理』の授業でどうあつかったらいいのか、現場の教員たちに戸惑いがあるでしょうね。でもこのすごさは高校生にも現場の先生にも感じてほしいですね。このビッグブックという本にはこんなことも書かれていました。これもすごいです。『AAのプログラムには人を救うことによってかろうじて自分も救われるという構造がある。AAのミーティングでは自分と同じようにアルコールで苦しんでいる人を連れてくることが薦められています。もし自分がスリップしたらその連れてきた人もスリップしてしまう、その連れてきた人に対する責任の意識が自分をかろうじてスリップすることから守ってくれているというわけです。人を救うことによってかろうじて自分も救われる、この構造はすごい福音的ですね。この構造こそがこの『12のステップ』が他の依存症者たちのグループ(たとえばダルク「薬物依存症者」)にも採用されているのですね。」
「思い出しました。『心の貧しい人』を訳しなおした聖書に『心の貧しい人』を『神にすがるより他にすべを持たない人たち』と訳した人たちがいました。AAの人たちはまさにこの『神にすがるよりしか他にすべをもたない人たち』になるのですね。」
「そこがわかってもらえたら、これを『福音み〜つけた!高校編』に掲載した価値があったと思います。ありがとう(涙)」

posted by mrgoodnews at 21:08| Comment(0) | 福音 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする