1.まっ白にコピーする
2.まっくろになる
3.コピー機のガラスの下の部分をコピーしてしまう
4.コピー機が爆発する
これは4.だったりするとおもしろいのですが。
コピー機には「鏡を絶対にコピーしないでください」と書いてあったりして。いや冗談です。
ほとんどの人が1.と答えます。
ところがこれは実際にしてみると驚くことに2.なのですね。
これを説明するには次の実験をしてみるとわかります。
アルミホイールをコピーしてもいたらいいのです。
これも真っ黒になります。つまり鏡はガラスに銀紙を貼っているわけなのですね。
これをしわくちゃにすると実にきれいにそのしわがコピーされます。
さてそこで次の問いかけをします。
「ではこのようにコピーしてみるとおもしろそうなものを考えてみて。どんなものがあるかな?」
けっこうあがってきます。
「レーザー折り紙」きらきらするやつです。これも実にきれいにコピーするのですね。感激します。
折り紙やつつみがみにはいろいろなものがあります。パールホワイトのやつとか、銀紙とか、きらきらするのとか。
それらを試してみましょう。
「色紙セロファン」
「ラップのくしゃくしゃにしたもの」
「CDの裏面」
「虹色セロファン」
「ホログラム」こんなのコピーしたらコピー機が考え込んでしまいそうな気がします」
「細かいメッシュ状のもの」
「むしめがねのレンズ」
「エンボス紙」「パラフィン紙」「手漉きの和紙」
「レコード」もう手に入らないかもしれません。
「凸面鏡や凹面鏡」基本的には鏡と同じはずです。
「ダイヤモンド」これもなかなか手にはいらない。
そのつどコピーしたものを用意してみせると「おー!」という感嘆の声が聞こえたりします。
まだまだあるでしょう。気がついて実験してみてぜひ教えてください。
また更に発展的な問いかけを考えてみてください。
たとえばこれをパソコンのスキャナーで読み込ませたらどーなるか?
これも「レーザー折り紙」や「くしゃくしゃにしたアルミホイール」とか「CD」などとてもおもしろい結果となります。