2006年03月01日

growingupdigital のネチケット

アメリカのデジタルキッドのためのサイトである growingupdigital のトップページに以下のような「ネティケット」の文章が載っている。

You know the rules of Netiquette and you are expected to observe them here. It all comes down to the golden rule: "Treat other people as you would yourself be treated."

You are entitled to express your opinion
You are entitled to an audience
You are expected to learn
You are expected to teach
You have a right to disagree
You have a right to respond
It is your privilege to change your mind
It is your privilege to remain silent

http://www.growigupdigital.com



参加する以上、君はネチケットの規則は分かっているはずだ。
要は「人にしてもらいたいと思うことはなんでも、あなた方も人にしなさい」という黄金律を守ればいいのだ。

君には、自分の意見を述べる権利がある。
君には、他人の意見を聞く義務がある。
君は、学ぶよう求められている。
君には、反論する権利がある。
君には、答える権利がある。
君には、意見を変える権利がある。
君には、沈黙する権利がある。


「デジタル・チルドレン」ドン・タプスコット著
橋本恵子訳 ソフトバンク 91頁より


 ネティケットというと「ネット上のエチケット」という意味の造語だが、普通これは「何をしてはいけない」という否定形で語られることが多い。しかし、このサイトではまったく異なったネチケットを掲げている。これがとても斬新であった。
 しかも、ネチケットの基本はあの「愛の黄金律」であるというのだ。
 私が「情報教育」を担当しているときにこのネチケットを紹介したものである。
 まだこのサイトはネット上に存在するが、今は生きていないようである。子どもたちはみなこのサイトから巣立っていったということかもしれない。


posted by mrgoodnews at 20:26| Comment(0) | TrackBack(0) | 情報教育 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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