2006年05月17日

オンライン・ディベートの試み

「100校プロジェクト」のなかで、私たちが試みた最大のイヴェントは1998年11月から2ヶ月にわたって行われた「オンラインディベート」であっただろう。
 これは家庭科の授業の一環として、メールやチャットソフトを使ってディベートを行うという試みであった。
 まず「100校のメーリングリスト」を使って相手校を探したところ、3つの高校がこれに応じてくれたところから始まった。

 次にテーマを決めたが、これは「家庭科の授業」で扱っている以下のようなテーマに決まった。
 テーマ1 将来、結婚するとして、結婚後、夫婦同姓、別姓どちらがよい?
 テーマ2 離婚における破綻主義は認められる。
 テーマ3 高齢者となった親と同居したほうがよいか。
 テーマ4 大学生での妊娠、産むほうがよいか、産まないほうがよいか。
 テーマ5 子供が産まれた!それまで夫婦ともフルタイムで働いてきた。この場合、妻は


OnD
 そしてそれぞれのテーマに5チームが同時に対戦を行い、全部で44チームが「オンラインディベート」に参加した。
 まず「立論」を相手チームあてにメールで送り、それを読んで相手チームは質問事項を考える。この質疑応答をチャットソフトを使って行ったこともある。
 そして「駁論」を相手チームに相互に送る。

 それぞれがどのような主張を展開したかという内容はすぐにホームページに公開された。
 これが「オンラインディベート」である。
 このプロジェクトの感想については改めてまた紹介するとしよう。
posted by mrgoodnews at 00:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 情報教育 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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