これは家庭科の授業の一環として、メールやチャットソフトを使ってディベートを行うという試みであった。
まず「100校のメーリングリスト」を使って相手校を探したところ、3つの高校がこれに応じてくれたところから始まった。
次にテーマを決めたが、これは「家庭科の授業」で扱っている以下のようなテーマに決まった。
テーマ1 将来、結婚するとして、結婚後、夫婦同姓、別姓どちらがよい?
テーマ2 離婚における破綻主義は認められる。
テーマ3 高齢者となった親と同居したほうがよいか。
テーマ4 大学生での妊娠、産むほうがよいか、産まないほうがよいか。
テーマ5 子供が産まれた!それまで夫婦ともフルタイムで働いてきた。この場合、妻は
そしてそれぞれのテーマに5チームが同時に対戦を行い、全部で44チームが「オンラインディベート」に参加した。
まず「立論」を相手チームあてにメールで送り、それを読んで相手チームは質問事項を考える。この質疑応答をチャットソフトを使って行ったこともある。
そして「駁論」を相手チームに相互に送る。
それぞれがどのような主張を展開したかという内容はすぐにホームページに公開された。
これが「オンラインディベート」である。
このプロジェクトの感想については改めてまた紹介するとしよう。