2006年06月16日

父の遺品のなかから昭和13年の DATSUN のカタログが出てきた


DATSUN1 私の父は2004年の10月に91歳で帰天したが、父の遺品を整理していると「こんなものがあった」と発見するものが多い。父のものもちの良さに改めて敬服するのである。

 父は昭和13年にある大学の機械工学科を卒業して、日産自動車に就職した。戦後になって日産自動車からスピンアウトして、フジキャビンスクーターを開発したことは以前紹介した。その後会社は転々としたが、自動車のエンジニアとして働き続けた人であった。


DATSUN2 父の遺品から出てきたものは、就職した時の日産自動車のダットサンのカタログであった。新品同様のカラー印刷のカタログである。
 これは「お宝鑑定団」ものであるだろう。日産自動車の博物館にでも寄付したらいいものかもしれない。

 その当時のダットサンは、まさにクラシックカーそのもので、何とも言えない味わいがある。

 我が家で始めて自動車を買ったのは、たしか昭和43年頃、ブルーバードの中古であった。
 それ以前も父は会社からフジキャビン、オオタ号、くろがねベビーなどをよく家に持ってきて、父からよくドライブに誘われた。

DATSUN3 それから、我が家では4台の自動車を買い換えたが、いずれも日産である。初代から2代目まではブルーバード(いずれも中古)3代目は私が購入した日産・パルサーでこれは新車で買い、4代目もパルサーである。
 いずれも10年以上乗っていた。現在のパルサーは昭和63年ものであるから、18年目になって、まだ健在である。
 日産がハイブリッドカーを出したら買い換えると日産のセールスマンにはいっているのだが、まだ当分買い換えるときは来そうにない。
 とにかく日産以外買おうとしないのは、父が始めて就職した会社だったからであろう。

 そうだ、こんど日産のセールスマンが来たら、この昭和13年のダットサンのカタログを見せてあげることにしよう。
 
posted by mrgoodnews at 23:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 本、映画など感動のメディア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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