2006年10月12日

「蛍の光」の疑問

「人はなぜ騙されるのか」(安斎育郎著 朝日新聞社刊)の書評(評者 武部俊一)の切り抜きを読んでいたら、こんな話しが紹介されていた。
 ただこの切り抜きはけっこう茶色くなっているのだが、いつのものかはわからない。

 あの「蛍の光」にも疑問がある。昔の中国に、灯油を買うお金がなく、蛍の光で勉強していた学者がいたという話し、この人、昼間は何をしていたのか?
 猛勉強をしていた? そんなはずはない。実は「蛍をとりにいっていた」。当たっているかどうかは別にして、こんな話しを借りながら「常識の虚」をつく。
 私たちは、もっともらしい話に騙されやすい。それが科学的な装いをしていると、ますます感心したり、おそい入ったりしてしまう。

 この本、確か学校図書館にあったように思うから、さっそく読んでみようという気になった。

 私は、もう30年以上前から、新聞などの記事をスクラップしてきた。切り抜いてきたものを集めたファイルはもう、何十冊、おそらく何千点にもならんとしている。我ながら良くやってきたものだとひとり感心してしまう。
 これがけっこう「宝の山」「Good News の宝庫」なのである。 これこそまさに「Good News Collection」なのである。それをこの間、あまり目を通さずにいた。宝をもちぐされていたわけである。何とももったいない話しである。
 いま、この BLOG もそろそろネタ切れになってきたかなという時に思い出した。
 よって、Good News はまだまだつづく。

 


posted by mrgoodnews at 23:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 本、映画など感動のメディア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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