2006年10月30日

ハーフではなく、ダブルといっています

 私たちの学校では、12月のクリスマス前に「自己発見ワークショップ」という中学3年生の一日プログラムがあります。これについてはいずれまたお話しすることがあるでしょう。
 その午後の部は、いろいろな方をお招きして話を聞くことにしています。今から5年ほど前までは、在日韓国人の若い女性を招いて話を聞いていました。川崎の「ふれあい館」という所に頼んで若い方を紹介してもらっていました。
 ある年、韓国人と日本人の両親から生まれたという女性の方のお話しを伺ったことがありました。彼女の話の中でとても印象に残ったことがあります。

 「国籍の異なる両親の間に生まれた子どものことをふつうは『ハーフ』って言いますよね。でも私たちはそういいません。『ダブル』というのです。つまり二つの文化を譲り受けているという意味なのです。」

 この言葉を聞いて、そのように誇り高く言える彼女たちがとてもうらやましくなってしまいました。

posted by mrgoodnews at 00:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 教育・学校・授業 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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