花の名前が読めますか?
答は( )の中をドラグしてみてください。
実は答は白い文字で書いてあるのです。
万年青(おもと)
名前の由来は、根茎が太く大きいことから「大本(おおもと)」→「おもと」となった。また、大分県の「御許山(おもとやま)」で良質のオモトが産出されたから、ともされている。「万年青」の漢字は漢名からで、「長生きすること」からきているようです。
杜若(かきつばた)
和名は花の色(青紫)を染み出させ布などに書き付けた、つまり衣の染料に使われたことから「書付花」と呼ばれていたのがなまったもの。漢字はどうも中国語から来ているみたいです。
満天星(どうだん)
漢字は花が満天の星のように咲くかららしいのですが、「どうだん」というひびきははどうも「燈台」からきているとのことです。もっとも船の道を照らす燈台ではなく、灯りの台に似ているということらしい。
蒲公英(たんぽぽ)
これは中国語の漢字に日本語名をあてたそうです。日本語で「たんぽぽ」というのは鼓の音から来ているそうです。花が鼓に似ているからなのか。
百合(ゆり)
これはよめますよね。
和名の由来は「茎細く花が大きく、風にゆり動く」というところから来ています。
漢字はこの根っこが鱗茎になっていて、百枚の鱗があわさってできているというところが由来のようです。
牡丹(ぼたん)
これの語源はギリシャ語のようです。中国でそれの響きによく似た漢字をあてたとか。あるいは種は結ぶけれど、新しい苗は根からでるので、牡(おす)で丹(赤い花)をつけるからとか。
このように花の名前の由来はいろいろとあります。調べていくと面白いのです。漢字の由来と和名の由来がそれぞれ異なっていて、それが合わさっているところからできています。
今研究中ですので、わかったところから少しずつ紹介していきましょう。