今年はなぜかカメムシが大発生したのだそうで、障子や白いカーテンにカメムシの姿が多数見られました。
カメムシといえば、興奮するといやな匂いを発生する六角形のあれです。
このあたりの人はカメムシのことをハットウジ、とかジョウサンとか呼んでいます。この出雲地方独特の呼び名であるようです。ウェブ上にはこの名前の呼び方の方言地図がありました。
妻の弟君は、子どのときに、このハットウジをビンに入れて、ふってあのいやな匂いを発生させ、ハットウジがどうなるかを実験したのだそうです。別にどうにもならなかったそうですが……………。弟君は、あの匂いで自分が中毒死するのではないかと思って実験したとか。
また「ジョウサン、ジョウサン」といいながらつまむと匂いを出さないともいわれています。
全国的にもこのムシはいろいろな名前を持っているムシのようです。嫌われものは名前をたくさん持っていることのようです。