まずは「黄梅」。学校の諏訪段下に咲いている。この花の名は生物の先生に教わった。「梅」とあるが、梅とは別物で、木犀科ジャスミン属。ただしジャスミンのようには匂わない。中国ではこの花のことを「迎春花」と呼んでいる。この花も葉がでる前に花が咲く。
次は「ミモザ」 フサアカシアの別名がある。
mimosa はラテン語で本来は豆科オジギソウの仲間のことを言う。葉に刺激を与えると古代ギリシアの身振り劇ミモス"mimos"(マイム、パントマイムの前身)のように動くことからこの名がついた。
ところが日本でいうミモザは、豆科アカシア属のフサアカシアのことをいう。
トサミズキ。学校の中庭に咲いている。
名前のようにミズキの仲間に似ているが、実はマンサク科である。早春に葉の展開に先立って、穂状の花序を出し、春の到来を告げる。
よく見ると、昨年の花の実と種が茶色く残っている。この種をまいたら、芽が出るのだろうか?
最後は「菜の花」
早春の黄色い花の代表である。これはいうまでもない。この写真は学校に来る途中の七曲(ななまがり)にて撮影。ここは最近「玉縄城趾まちづくり会議」の人たちが整備して、写真のようにお花畑になった。それまではササとカミヤツデがこの部分をおおう藪となっていた。