今ごろ町を歩いていると紅色の若葉が目につきます。しだいに色は緑になってしまうので、この季節にしか見られない景色です。

その王者はなんといっても「レッドロビン」でしょう。これは「ベニカナメモチ」の亜種で生け垣用に改良されたものです。常緑樹なので新しく生えでた若葉が紅色となります。よく見ると今ごろ花をつけている木もあります。
わたしの家の生け垣も、15年前に新築祝いとしてもらった「レッドロビン」と「ベニカナメモチ」がみごとな紅色の葉を茂らせています。

つぎに「オオバベニガシワ」。これは落葉樹なので、枝から生えでた新芽が紅色の若葉となります。トウダイグサ科の木です。若い葉ほど紅色が濃くしだいに緑となっていきます。

よく似た名前の木に「アカメガシワ」があります。これは若い芽が紅色です。実は葉が紅色なのではなく、わか芽に生えた星状毛が紅色なのだそうです。この毛が抜けると緑色になる。これもトウダイグサ科の木です。
さらに調べてみると興味深いことがみつかりました。実は木の葉のもとの部分には蜜を出す腺があるらしく、ありがむらがっています。花以外に蜜を出すので花外蜜腺といっている珍しい木です。

それから、この木は何という木でしょうか? うす紅色の若葉が鮮やかです。ハゼみたいなウルシみたいな葉です。
この季節だけに見える紅色若葉の美しい木々の景色です。
posted by mrgoodnews at 14:29|
Comment(0)
|
野草・樹木・森・里山
|

|