4月17日の朝日新聞に、オリンパス光学の全面広告が載っていて、そのコピーに惹かれた。
「そうそう、まさに私の生き方だ」と思ったからである。いつもデジカメを持ち歩くライフスタイルである。
私は、こんなに、生きている
デジタルカメラを、ぶらさげて。
いつもより、 ひとつ手前の角を曲がる。
いつもなら、渡らない橋を渡る。
いつもより、きょろきょろしてみる。
いつもなら、気付かなかったものが 見えてくる。
こんなところに 白い花が咲いている。
こんなところに ホーローの古い看板がある。
こんなところに ゾウさんの滑り台がある。
こんなところから 遠くの山が見える。
よく買いに来るこのパン屋さん、
「ショパン」っていう名前だったんだ。
でも店内の音楽は、歌謡曲(笑)。
カメラを向ければはにかむ子供たち、「コンニチハ」。
デジタルカメラひとつで、
いつもの町が違った顔を見せてくれる。
なにげない散歩も、ちょっとした小旅行になる。
写真って、単なる記録じゃないんだ。
ひとつひとつが、発見なんだ。
写真には写っていないけれど、
いつもカメラのこちらには、
わくわくどきどきしている私がいる。
今度はいつ行こうかな。
ただ私の持っているデジカメはオリンパスではないけれど…………。
私が初めてデジカメを手にしたのは、1994年カシオの QV-10 だった。最初は38万画素だったか。あれから3台買い換えて、現在の SONY CyberShot DSC-P3 280万画素になる。もっとも今のものはつかって5年目になるかな。
iPhoto に蓄えられた画像はまもなく1万点になる。
まさに、このコピーが表現するような「毎日が発見である」生き方をつくりだしてくれたのはデジカメであった。そしてそれを自分だけで楽しむのにとどめず、発表して人と分かち合う場を与えてくれたブログがあったからこそ継続できたのである。
私の生き方を支えてくれるデジカメとブログに感謝!