これはスキーのストックのようなつえを2本持って歩くウォーキングです。ノルディック・スキーというのは冬季オリンピックの種目になっているので、知ってはいましたが、これは知りませんでした。
ノルディックというのは北欧風のという意味です。
ノルディック・ウォーキングは正式にはディメンチア・ウォーキング(物忘れウォーキング)と呼ばれ、クロスカントリースキーの競技会でスキー板を忘れた選手がストックだけでウォーキングしたことが始まりで、クロスカントリースキーのオフシーズンの練習用に使われ出し、フィットネス・ウォーキングとして広まりつつあるということです。
ただ単に歩くだけだと、足腰だけの下半身運動になってしまいますが、これはストックを使って体を前に押し出すことをするので、首や肩を使ってより全身運動となり、歩くときも膝や足、腰の負担を減らすことができるといわれています。
実際に体験して、なるほどという感じです。これならより長距離をより速く疲れずに歩けるかなという気がしました。
これはどちらかというと山登り用と言うよりも平坦な道あるいは起伏の少ない山道を歩くのに向いているかもしれません。
ただストックがやや高価なようで、これを購入するかどうか悩んでしまいます。
それと、グローブとストックがくっついているので、ひたすら歩くにはいいのですが、私のように森を観察したり、デジカメで撮影したりというのにはちょっと難ありという感じです。
「県立21世紀の森」もなかなかいいところです。こちらはヤマビルの被害には遭いませんでした。違う季節にまた訪れようと思っています。
ただ、車以外でのアクセスに時間がかかります。車をあまり使いたくないわたしは、いきは御殿場線山北駅から1時間半、帰りは大雄山線大雄山駅まで2時間かけて歩きました。「県立21世紀の森」にいくまでのウォーキングもなかなかよかったし、大雄山線というのに乗ったのは初めてでよかったのですが……………。