2008年06月03日

「脳天気」と「Happy-Go-Lucky」

 最近よく「ノー天気」という言葉を聞きます。
 一般的には「あっけらかんとしてお気楽なさま」のことをいうようです。私は「天気がない」というか「いつも晴れている」という感じで理解していました。
 あんがい「おめでたい」というのがぴったりかもしれません。
 いまはやりの「KY」にも通じるところがあるようです。
 そこで、この言葉を調べてみました。

広辞苑では

のう‐てんき【能天気・能転気】
(「脳天気」とも書く)軽薄で向うみずなさま。なまいきなさま。また、物事を深く考えないさま。誹風柳多留62「声色で高座を叩く―」

お‐めでた・い
1.「めでたい」の丁寧な言い方。
2.おひとよしで思慮が足りない。馬鹿正直である。「―・い人だ」


新明解では
(関東中部地方方言)常識はずれで軽薄なさま。もと「能天気」「能転気」とも書いた。

とありました。

 英語では「Happy-Go-Lucky」という表現があたるようです。あるブログには次の訳が載っていました。
Forgetting what is behind,and straining what is toword,I press toword the goal to win the prize for which god has called me...
 
この英語の言葉で英和辞書を引くと、
「のんきな」「やりっぱなしの」という日本語があたり、taking things easy, easy-going, thoughtless が同意語となっていました。

 この英語の「Happy-Go-Lucky」もなかなかいい言葉だと思います。
 日本語も英語も「福音的おめでたさ」と訳したらいいかもしれません。

 何ごとも Happy-Go-Lucky でいきましょうよ。

 
posted by mrgoodnews at 23:47| Comment(0) | ことば | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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