2008年09月26日

子どもたちの「ミサごっこ」の思い出

 あれはいつのことだったか?
 たぶん1984年頃のことかと思う。

 伊豆半島のまん中あたり、中伊豆荘でCLC(Christian Life Community)の全国大会が開かれた。
 参加者は50人くらいだったか。このときは大人の大会とともに子どもたち(C・CLCと呼んでいた)のコースも設けられ、子ども向けのプログラムが用意されていた。

 ハイライトはミサであった。大人のためのミサのよこで子どもたちが司式する「ミサごっこ」が併行して行われたのである。
 そのときの司式は、京都教区のいまはなきS神父さんだった。子どもたちは隣で行われているホンモノのミサを横目に見ながら、そのまねをして「ミサごっこ」を行っていた。女の子も男の子もみな「司祭役」をやっている。パンとブドウ酒のかわりにビスケットとジュースが用意されていた。
 司祭が唱えている言葉を子どもたちも声を合わせてとなえていた。
 大人たちもホンモノの聖体拝領をしたあとに子どもたちの「ミサごっこ」からビスケットとジュースを「拝領」した。

 子どもたちは喜々として「ミサごっこ」を楽しんでいた。

 私にとっては生涯忘れることのできない「思い出のミサ」となっている。
posted by mrgoodnews at 00:52| Comment(0) | キリスト教の歴史 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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