2008年11月05日

偶数、奇数そして素数の不思議

「数の悪魔 −算数・数学が楽しくなる12夜」(エンツェンス・ベルガー著 丘沢静也訳 晶文社 1998年刊)を読んでいたら、こんな話が載っていた。

 1より大きな数を選ぶ。(たとえば4としよう)
 それを2倍する。(つまり8である。)
 それを4倍する。(つまり32である。)
 するとその2倍した数と4倍した数の間には少なくとも素数が1つはある)


 たとえば111.その2倍は222,その4倍は444。その間の素数は307である。ほかにはなかっただろうか?

 2より大きなある偶数を考える。するとそれはかならず2つの素数を足したものである。


 たとえば
     48=31+17
     34=29+ 5
 例外なしにそうなのだが、これはだれもまだ証明ができていないという。

 もうひとつ、奇数にも似たような特徴がある。

 5より大きな奇数を考える。するとそれはかならず3つの素数を足したものである。


 たとえば
      7=1+ 1+ 5
      9=1+ 3+ 5
     55=5+19+31
 これも、証明できていないのだそうだ。

 この本の著者エンツェンス・ベルガーであるが、1929年ドイツ生まれの詩人、作家、批評家である。常に時代への鋭い提言に満ちた文筆活動を展開。「政治と犯罪」「ドイツはどこへ行く」「冷戦から内戦へ」「スペインの短い夏」「意識産業などの評論集や「ねこのアイウエオ」などの絵本、子ども向けのソングブックも出している。
 そういえば「スペインの短い夏」「意識産業」は学生時代に読んだ覚えがある。内容は覚えていないが。
 つまり、この著者は数学者ではないところが興味深い。     
posted by mrgoodnews at 11:43| Comment(0) | 数の神秘 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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