1より大きな数を選ぶ。(たとえば4としよう)
それを2倍する。(つまり8である。)
それを4倍する。(つまり32である。)
するとその2倍した数と4倍した数の間には少なくとも素数が1つはある)
たとえば111.その2倍は222,その4倍は444。その間の素数は307である。ほかにはなかっただろうか?
2より大きなある偶数を考える。するとそれはかならず2つの素数を足したものである。
たとえば
48=31+17
34=29+ 5
例外なしにそうなのだが、これはだれもまだ証明ができていないという。
もうひとつ、奇数にも似たような特徴がある。
5より大きな奇数を考える。するとそれはかならず3つの素数を足したものである。
たとえば
7=1+ 1+ 5
9=1+ 3+ 5
55=5+19+31
これも、証明できていないのだそうだ。
この本の著者エンツェンス・ベルガーであるが、1929年ドイツ生まれの詩人、作家、批評家である。常に時代への鋭い提言に満ちた文筆活動を展開。「政治と犯罪」「ドイツはどこへ行く」「冷戦から内戦へ」「スペインの短い夏」「意識産業などの評論集や「ねこのアイウエオ」などの絵本、子ども向けのソングブックも出している。
そういえば「スペインの短い夏」「意識産業」は学生時代に読んだ覚えがある。内容は覚えていないが。
つまり、この著者は数学者ではないところが興味深い。

