私は、めったに本を買わないようにしていて、本は図書館で借りる主義なのだが、ついにこの絵本は買ってしまった。「SWING!」という動く絵本である。
ページをめくると、あ〜ら不思議、スクリーンに映し出される絵が動き出す。
この本は「A Scanimation Picture Book」という説明がある。
野球のバッティング、サッカーのキック、自転車乗り、ランニング、逆立ち横転、フィギアスケート、バスケットボールのシュート、バタフライ、そしてチアガールのシルエットがそれぞれ、ページをめくると動き出すのである。
格子状のスクリーンと下絵の組み合わせで、絵が動き出すというのはわかるのだが、どんな仕掛けになっているのか、絵本をバラして調べてみたくなった。
写真のようなスクリーンと下絵がある。下絵が細い縦線によって描かれている。ページをめくることによって下絵が引っ張られ、少しずつ移動していくと、動きがあるように見えてくるのである。
なかなかよくできていると思う。コンピューターを使えば描けそうな気がする。いつか試みてみよう。
それに何かに応用できそうな気もする。
あるんですね。