十二所の黙想の家にヨーン・スウェンソン著「ノンニとマンニのふしぎな冒険」という絵本がおいてあった。
この本がなんでここにあるのだろうと不思議に思って、手にとって読んでみた。
この著者の略歴を見て納得をした。この著者はアイスランドのイエズス会の神父だったからだ。
まずアイスランドという国が珍しい。アメリカの金融危機でこの国は破綻に追い込まれたとかいうのでちょっと有名になった国である。
イエズス会の神父で絵本作家あるいは子どもの読み物作家というのもめずらしい。
この神父の書いた児童向けのお話しはほとんどが自分が子どもだったときに体験したことが書かれていて、そのなかに自分がなぜ司祭になったのかというようなことも含まれている。この主人公の子どもたちは、迷子になってしてもよく祈る子どもであった。
著者は日本を訪れたのが、いまから70年前のこと、すっかり日本が気に入って1年近く日本にいたのだそうだ。
コメントをありがとうございます。
私はこの絵本を読んだ後に、図書館で単行本を借りて読みました。
日本語に翻訳されているものは2冊くらいあるようですね。
絵本のあとがきだったかに、スウェンソン神父は日本が気に入られて1年くらい滞在していたときに、大和学園(現在の聖セシリア学園)を訪問されて学校を創立された伊東校長と会われたということが書いてありました。今度聖セシリアの先生に会ったら教えてさしあげようなんて思っています。
聖セシリア学園は修道会が設立したカトリック学校ではなく、個人の教育家が設立されたカトリック学校なのですね。
トミー・デ・パオラのことを検索していて、こちらのブログを見つけました。
カトリックです。どうぞよろしくお願い致します。
「神の道化師」、読みました。良いですよね。
同じテーマの絵本をあと2冊読みました。
そして、こちらの記事、ノンニとマンニのお話、スウェンソンという人がいたことを知りました。
残念ながら「ノンニとマンニのふしぎな冒険」は読めなかったのですが、山室静氏訳の「ノンニとマンニの冒険」を読むことができました。
アイスランドの神父さまが書かれたのですね。
読めてとても良かったです。ありがとうございました。
またこちらのブログ、いろいろと読ませて頂きます。