でも、わたしは決して引用だけで終わらさないようにしている。わたしの感想や意見とか、追加の知識とか、インターネットで調べた結果など、自分なりにその知識を敷衍して書いているつもりである。
3月11日の朝日新聞夕刊「窓」の「亭主関白」という記事は傑作であった。
ここでいう「関白」は、家庭内の天皇である妻を補佐する地位をさす。「いかにうまく妻の尻に敷かれるか」を日々研究している。
全亭協(全国亭主関白協会)が提唱する夫婦円満の極意のひとつは「愛の三原則」。
ありがとうをためらわずに言おう。
ごめんなさいを怖れずに言おう。
愛してるを照れずに言おう。
「実行すれば、晩酌の発泡酒が普通のビールに変わるなど次々に奇跡が起こる」と天野会長は笑顔で語る。
もう一つの極意が「非勝三原則」。夫婦げんかの際に、「勝たない、勝てない、勝ちたくない」。妻は絶対あやまらないもので、反論すれば、昔のことを蒸し返される。亭主が負けるのが鉄則だそうだ。
この全亭協のホームページを見たら、「亭主サミット」なるものの決議がでていて、それによるともう一つ極意があるという。
夫婦ウル・オス三原則
「しゃべる」「たべる」「ふれる」
それぞれに英文があった。
「愛の三原則(心は入れなくていい。気持ちは後からついてくる)」
Say 'Thank you' without hesitation.
Say 'Sorry' without fear.
Say 'I love you.' without shame.
「非勝三原則(夫婦げんかの際の夫のこころがまえ)」
I won't win. I can't win. I don't want to win.
「夫婦ウル・オス三原則(冷えつつある夫婦の絆を復活する)」
I talk with my wife.
I eat with my wife.
I touch my wife.
ところが、わたしのブログに似たようなことを紹介した記憶があるのだが、それがいつどこで何を紹介したのかを思い出せない。キーワードは「亭主関白」ではなかったようで、これで検索しても出てこない。はて何がキーワードであったのか?
なんとすてきなブログでしょうか!
宝物を掘り当てたようにうれしいです。
今後も時々拝見しに参ります。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
ブログを作っていて、こういうコメントはもっとも嬉しいです。
わたしも「宝物を掘り当てたような」気持ちです。
今後ともどうぞよろしくお願いします。