2009年03月14日

「亭主関白」とは「家庭内の天皇である妻を補佐する地位」

 生活にゆとりのあるわたしは丁寧に新聞を読んでいるので、このブログにも新聞からの引用ネタが多いのを気づいておられる方も多いだろう。
 でも、わたしは決して引用だけで終わらさないようにしている。わたしの感想や意見とか、追加の知識とか、インターネットで調べた結果など、自分なりにその知識を敷衍して書いているつもりである。

 3月11日の朝日新聞夕刊「窓」の「亭主関白」という記事は傑作であった。

 ここでいう「関白」は、家庭内の天皇である妻を補佐する地位をさす。「いかにうまく妻の尻に敷かれるか」を日々研究している。

 全亭協(全国亭主関白協会)が提唱する夫婦円満の極意のひとつは「愛の三原則」。
 ありがとうをためらわずに言おう。
 ごめんなさいを怖れずに言おう。
 愛してるを照れずに言おう。
「実行すれば、晩酌の発泡酒が普通のビールに変わるなど次々に奇跡が起こる」と天野会長は笑顔で語る。

 もう一つの極意が「非勝三原則」。夫婦げんかの際に、「勝たない、勝てない、勝ちたくない」。妻は絶対あやまらないもので、反論すれば、昔のことを蒸し返される。亭主が負けるのが鉄則だそうだ。


 この全亭協のホームページを見たら、「亭主サミット」なるものの決議がでていて、それによるともう一つ極意があるという。

 夫婦ウル・オス三原則
 「しゃべる」「たべる」「ふれる」

 それぞれに英文があった。

「愛の三原則(心は入れなくていい。気持ちは後からついてくる)」
 Say 'Thank you' without hesitation.
Say 'Sorry' without fear.
Say 'I love you.' without shame.

「非勝三原則(夫婦げんかの際の夫のこころがまえ)」
I won't win. I can't win. I don't want to win.

「夫婦ウル・オス三原則(冷えつつある夫婦の絆を復活する)」
I talk with my wife.
I eat with my wife.
I touch my wife.


 ところが、わたしのブログに似たようなことを紹介した記憶があるのだが、それがいつどこで何を紹介したのかを思い出せない。キーワードは「亭主関白」ではなかったようで、これで検索しても出てこない。はて何がキーワードであったのか?


posted by mrgoodnews at 16:01| Comment(2) | 福音 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
偶然、河井酔茗のゆずり葉を検索していてたどりつきました。
なんとすてきなブログでしょうか!
宝物を掘り当てたようにうれしいです。

今後も時々拝見しに参ります。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
Posted by 恭史7777 at 2009年03月16日 18:36
ステキなコメントをありがとうございます。
ブログを作っていて、こういうコメントはもっとも嬉しいです。

わたしも「宝物を掘り当てたような」気持ちです。

今後ともどうぞよろしくお願いします。
Posted by mrgoodnews at 2009年03月21日 11:24
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。