こういうときのわたしの状態は、ネタがなくて苦しんでいるのか、なにか締め切りの迫った、あるいはすぎた仕事を抱え込んでいるのですね。
あ、それからちょっとまとめたり調べたりしなければならないネタばかりの時も更新が少なくなります。
先日四谷のサンパウロによって、こんな本を見つけました。
その本は「祈りセラピー」(キース・マククレラン著、R.W.アリー絵、目黒摩天雄訳 サンパウロ刊)です。
文庫本サイズのイラストの入った絵本風の「祈りについて」の本です。
この本の中味も興味があったのですが、わたしが興味を持ったのは、訳者でした。
この方は名前に特徴があるから、よく覚えているのです。40年ほど前に大阪教区で「雑魚」というミニコミ誌を作られていたかたでした。軽妙な文体が印象に残っています。
そしてさらに次に出会ったのは、室蘭のカトリック学校の校長先生からの電話でした。
この本で3度目の出会いとなります。でも一度も実際にはお会いしたことがありません。
この本の「まえがき」に書かれていることをそのまま紹介します。
おだやかな心と安らぎを望んでいない人はひとりもいません。けれども、現代の多くの人は祈ることをできないと思っています。自分の周りにある祈りのチャンスに気がつかないだけなのかもしれません。私たちはだれでも祈りのタレントを預かっているのです。
ベネディクト会士キース・マクレラン師の「祈りのセラピー」は、簡潔な言葉で長年の知恵を提供し、私たちを励ましてくれます。
真の祈りは、有機的なものです。―それは私たち自身の生活、人柄、必要、リズムから生まれ成長するのです―。毎日、そしてすべての時間は祈りのチャンスに満ちています。これらの時間をうまくつかめば、とても豊かな可能性に向かって自分を開くことができます。しかも、それがとても効果的な癒やしとなるのです。
本書を通して「ふるさとへ帰りたい」とねがうあなたのこころが「ふるさとへの道」を見出すことができますように。
この「まえがき」は祈りに対する何よりもの「導入」になるに違いません。
わたしはこの本のエルフ(妖精)のイラストはあまり好きではないのですが、ここに書かれている祈りについての35のメッセージはとてもよいと思います。
本の裏表紙に書かれていうるメッセージもなかなかいい。
祈りは特別な人のものではなく、「あなた」のものです。本書「祈りセラピー」によって一瞬一瞬が、そして日々のすべての出来事が祈りのチャンスであることがわかります。
簡潔に記された知恵の言葉は、ユーモアあふれるエルフ(妖精)のイラストとあいまって、心をなごませ、日々の暮らしを豊かにするたすけとなることでしょう。
これで、この本が読みたくなり、祈りを生活の中に取り入れていくことになったら幸いです。
大学のみカトリック系へ通いましたが、お恥ずかしながら基本的なことから分かっておりません。
「祈り」とは何でしょうか・・・
「○○が○○しますように」というお願いとは異なるものでしょうか。
日常の生活の中に祈りを取り入れるとは、具体的にどういうことなのか、大変申し訳ございませんがよろしければお教えいただけますでしょうか。