まえに「きみは念力の存在を信じるか?」という話しを紹介したことがある。あれを実際に授業でしてみたらどうなるだろうか?
サイコロをクラスの人数の半分用意する。
二人でペアを作る。ひとりはサイコロを振る係、ひとりは出てきたさいの目を記録する係。
ある目を決めて、その目を出すように念じてサイコロを振ること、記録係はその目を記録してどの目がいくつでたかの累計を記録する。
ひとりひとつの目で100回くらいして、交替する。
第2回目は違う目を指定して、それを出すように念じて、サイコロを振ること。
すべての目で600回くらい行ったら、終了する。
さて、その表を見て、念じた数がどのくらい出てきたのかを報告する。確率6分の1より高い人を紹介する。また低い人を紹介する。
そもそも念力は存在するのか?
念力パワーの強い人と弱い人がいるのか?
どのように念じたら、念力パワーがよくでるのか? 「でろ!」「でますように」「でてくれ」「でるぞ、でるぞ」「でるな!」などと念じ方を変えてやってみる。
よく祈っている人は、念力パワーが強い?
朝起きたときと昼間と夜寝る前とでは、いつが念力が強いのか?
などなど適当な仮説を設定して検証してみるのがいい。
これはひとりでもできる。回数を多くすればするほど、正確なデータとなる。
ぜひやってみて、このブログのコメント欄に結果を報告してほしい。
実はわたしもまだこの実験をしたことがない。やってみるのが少し恐ろしいような気もするのだが……。