2009年05月08日

鎌倉の町を歩いて発見した掲示板に書かれていたこと


掲示板1 鎌倉はやはり奥深い町である。裏通りの細い路地を歩いていてもなにかを発見する。

 こんなことが書かれている掲示板に出くわした。

少年も青年もやがて年寄になる。
年寄を大じにすることはやがての自分を大じにすることである。
この意味を知り、これを行うことが人間として大切なことだと思う。
年寄はこの人間の作法を子や孫に篤と訓えておきたい。
これが社会や子孫に遺すなによりの贈りものである。


 別にどうということのない文章かもしれない。が、これが町内会の掲示板に貼ってあるところがすばらしい。誰がこれを貼ったのであろうか? これが掲示されていることに町内の人はどう思っているのだろうか?
 きっと世の中を憂いているお年寄りなんだろうななどとあれこれと想像してしまう。

 町にこういう掲示がもっとあっていいように思う。そうしたら町を歩くのがもっと楽しくなるであろう。
 じつは鎌倉にはこういう掲示板がけっこう多いのである。これも鎌倉という町のおもしろさであるだろう。
posted by mrgoodnews at 10:48| Comment(0) | 町・風景・自然 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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