2009年07月06日

久戸千体地蔵と来待石


千体地蔵2 松江市の観光協会が造った観光地図に「来待石と久戸千体地蔵」の紹介があったので、寄ってみた。



 
千体地蔵1国道9号線から来待川沿いに南におよそ500m入り込んだ低丘陵の西向き崖面に立地し、尾根からほぼ垂直に約7mの高さで切り立った来待石の崖面を利用し水平方向に112体もの地蔵菩薩立像を半肉彫りしたものです。仏像群はまず崖面の下部に高さ50〜60cm、奥行き15〜2cmほどのくり込みを彫り、このくり込みの中に脚部を接してあるいは4〜5cmの間隔をおいて配列されています。


 近くに「来待ストーン」という石切場跡地を利用した石のミュージアムがあった。その近くである。つまり、この磨崖仏は来待石を切り出した跡に掘られているものであった。
 かなり古いものらしく、顔などはほとんど判別できないものが多い。

 なお、これを調べていたら、磨崖仏を集めたサイトがあるというのも発見した。
posted by mrgoodnews at 01:12| Comment(0) | こんなところに行きました | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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