そんな元気者のいよさんも、なにかいやなことをさせられたり、ゆきづまったりするととたんに「苦しいよ」を連発します。
そういうときには「くるしいよ、にフシとメロディをつけてうたうように言うといいよ」ってすすめています。
それでも「くるしいよ」というときには「かわいそうなおいよさん。クルシミーノおいよさんだからね」といいます。
ときどき「いよさん」と呼ぶと「はあー」というため息で応えます。ため息がとても好きなので、あたらしい名前がつきました。
「ため息はいいよ。苦しいときには特に大きなため息をつこうね。なにぜタメイキーノおいよさんだから」
いよさんは3分まえのことをすぐに忘れてしまうために、すぐに「わけわからなくなります」自分がなぜここにいるのかわからなくなって「さあ、帰らなくちゃ」と言い出します。
「帰るってどこへ? ここはいよさんのおうちだよ。」というと、「え〜、うそー。わけわかんなくなっちゃった」と頭を抱えます。
そういうときには「いよさんはワカランチーノおいよさんなんだから、わけわかんなくなっていいんだよ」といいます。
どこかスパゲッティ・ペペロンチーノみたいなこのイタリア風の3つの名前をいよさんはけっこう気に入っているようで、そう言われても「そうだね、ワカランチーノおいよだからね〜」とかいって納得をするのです。