実はこのような水が流れ出しているところが、三浦半島にけっこうあるということを発見したのである。
これは、鎌倉十二所のハイランド入り口の近くである。
十二所から朝比奈切り通しにいく坂道の途中にもこういうのがある。
もっとはげしいのは、金沢区釜利谷の関東学院大学キャンパス下のどぶ川である。けっこうな量の水が流れ出している排水溝の所から川底が赤くなっている。その排水溝の上流にはまったくその形跡はないのに、水が勢いよく流れ出している排水溝から、川底が茶色くなっている。そのコントラストがとても鮮やかなのに圧倒される。
こういうところが多いというのは、これらの水が流れ出すところの近くに鉄分かなにかを多く含んだ鉱脈があるということなのであろうか。
今度は、この赤い土を持っていって、学校の化学の先生に成分鑑定をお願いするとするか。
「実に鉄臭い」水で、飲めたもんじゃありません。