2010年09月27日

わたしの好きな新川和江さんの詩

新川和江詩集「それから光がきた」(水内喜久雄選・著 理論社)を読んだ。
詩集を読む時は、1ページ読み終えると目をつぶって、その詩の言葉を味わい直すということをする。この人の詩はイメージを描きやすい詩である。

特に次の詩が気に入った。

 
生きる理由

数えつくせない
この春ひらくつぼみの一りん一りんを
若いうぐいすの胸毛のいっぽんいっぽんを
だからわたしは 今日も生きている
そうして明日も


続きを読む
posted by mrgoodnews at 00:13| Comment(0) | 詩、歌、祈り | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。