その生け垣はサザンカ、レッドロビン、マサキ、アジサイ、ゲッケイジュ、トベラ、アオキ、カエデ、ボケ、アオギリ、カポック、ムクノキ、キョウチクトウ、ツルバラと実に種種雑多でその他にも名前の分からない木もあります。
ササも茂っていますし、ヒガンバナも咲き出します。それにあの、ノアサガオが巻き付いてきて、さながら小さなジャングルのようです。
この時期にいやなのは、サザンカやツバキの木のチャドクガの発生です。これはケムシでもあるいは蛾になっても体を覆う小さな毛にふれると皮膚がかぶれるという毒性をもっています。
それで、見つけると殺虫剤でシューシューして駆除します。吹き付けると面白いようにコロコロと葉っぱから落ちていきます。大量虐殺者の気分です。
見つけるのがけっこうたいへんですが、密集してきれいにならんで体を寄せ合って生きているので、なれるとすぐに見つけられます。でも体を寄せ合って生きている姿がちょっとユーモラスというか、かわいいというか、気味が悪いというか、駆除するのにちょっと気が弾けるのですが、そこは心を鬼にして殺虫剤を振りかけます。
もう一つイラガの仲間がいます。これは密集してはいないのですが、皮膚に触れると激痛が走ります。まもなく出てくるので、みつけたらまた紹介しましょう。
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