絵はいうまでもなくベトレヘムのイエス誕生の場面ですが、最初彼女は「牛の目」を描きたいといっていました。その牛の目がいつのまにか「うまごや」に変わったというわけです。そういわれてみると、牛の目はかわいくよく描けていますね。
よくみると、このころは裸の子どもの天使はいなかったとか、生まれたばかりにしては大きくて生後10か月くらいだとか、これでは馬小屋ではなく、野原の中ではないかとか、いろいろけちをつけられるのですが、それでも清子さんは完成をとても喜んでいました。もちろんわたしもです。
この作品は、もうすこし手を加えて、9月19~24日に上野の東京都美術館で開かれる新構造展にもういちど出品されます。そのときにはぜひ見に来てくださいませ。来られるときはご一報ください。招待券をお送りします。
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