2013年07月26日

大内宿の個性とホスピタリティ

7月3日は大内宿に行きました。
ここは会津若松から南へ20キロくらいのところで、会津から日光街道へとつなぐ街道の宿場町で、美しい茅葺きの民家が建ち並ぶところです。
前日の7月2日は半夏祭とかで幟が林立してとてもにぎわったようですが、この日は祭の次の日だったために、道の渋滞もなくゆっくりと見られました。

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この宿場の茅葺き屋根の民家は今はほとんどがお土産物屋や食堂となっています。
でも、それが他の観光地のお土産物やとどこか違うんですね。
ここのお土産物屋は一軒一軒品揃えやお店の構えが異なっていて、個性があります。試食させてくれる物もみんな店ごとに違うので、いろいろな味が楽しめます。
絵手紙をたくさん並べているお店がありましたが、ここに展示されている絵手紙は売る物ではなく、お客さんたちがくれた絵手紙なのだそうです。そういわれてみると、中にはその店のご主人の似顔絵もおいてありました。

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oouchijuku3松美屋というおみせには、一輪挿しにドクダミの花ばかりいけてあるのも見ました。その花器を売っているようなのですが、それがいくらなのか土器にもかいていなかったり。別に買い物もしなかったのですが、そこのご主人が「きてくれてありがとう」と書いた和紙をお土産にいただいたり、あまり商売っけはないけれど、ほんとに来てくれてうれしいということを町並みいっぱいに表現しているところでした。

mamekobachi茅葺き屋根の軒下には、葦わらの筒を束ねた物がぶるさがっています。よく見るとここはマメコバチの巣なんだそうです。この働き者のハチを果樹の受粉のために町をあげて保護しているのだそうです。
この宿場がにぎわっているわけがよく分かったような気がします。

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posted by mrgoodnews at 00:06| Comment(0) | こんなところに行きました | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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