2015年05月23日

日本の巨木はどの木が多い?

「樹木ハカセになろう」(石井誠治著 岩波ジュニア新書)を読んでいたらこんなことが載っていた。

「地上から130センチの位置で幹周が300センチ以上の樹木」が巨木とか巨樹とか呼ばれるものである。
円周が300センチということはほとんど直径1メートルである。
環境庁の1988年の調査では日本全国でこのような巨木が約5万6000本で、2000年の調査では約6万8000本あったそうだ。

ところで統計で巨樹として残っている数のおおい樹は何でしょう。



スギ、ケヤキ、イチョウ、クスノキ、スダジイがトップ5になる。これらの樹はなじみであろう。

では次のトップ10になると、

タブノキ、ムクノキ、モミ、エノキ、クロマツ

クロマツ以外ははたしてどんな木か思い描けるだろうか?
巨樹ナンバー1は、鹿児島県姶良郡蒲生町の蒲生八幡神社境内にある大クスである。
九州四国から太平洋側にクスノキの大木が多いのは、これが神社の境内に植えられたからだと予想される。

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posted by mrgoodnews at 15:27| Comment(0) | 野草・樹木・森・里山 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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