2017年02月10日

ラトビアの十得

常に、正しい行いをしましょう。

隣の人となかよくしましょう。

自らの知識や能力を社会のために
惜しみなく差し出しましょう。

まじめに楽しく働きましょう。

それぞれの役割を果たしましょう。

向上心を忘れずに、自らを
洗練させましょう。

家族や隣人、故郷、自然など
衣食住すべてに感謝しましょう。

どんな状況に陥っても朗らかに
明るく受け止めましょう。

ケチケチせず、
気前よくふるまいましょう。

相手の立場に立って寄り添いながら
生きていきましょう。

「ラトビアの十得」というのだそうである。2017年1月29日の毎日新聞日曜版の「日曜日ですよ! 小川糸」という記事で紹介されていた。何ということのない教訓という感じであるが、この教えでは「〜してはいけない」というのではなく「〜しましょう」とポジティブなのである。「人間の本来持って生まれた正しさというものを信じている点がとても素敵だと思う」と小川さんも書いていた。小川さんはこの言葉をトイレの壁に貼っていて、トイレに入るたびにこの言葉をきもに命じるという。
 ラトビアは北欧バルト海に面する小国。リトアニア、エストニア、ラトビアのバルト3国のひとつ。


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2016年10月09日

「福音み〜つけた! 高校編」には「AA12のステップ」が掲載されています。

「AA12のステップ」をご存じですか? 
「え、知らない?」
「じゃあ、AAって知っていますか?」
「それなら知っています。アルコール依存症者たちの更正プログラムでしょう。Alocohol Anonymous(無名のアルコール依存症者たち)の略語ですね。」
「そうです。そのAAの更正プログラムが『AA12のステップ』なのです。」
「どんなプログラムなのか知りたいですか? それなら『福音み〜つけた! 高校編』に紹介されています。」
「ネット上にもあるので検索して探してみてください。たとえばこれを見てください。これを読んでみてなにを感じ考えますか?」
「神さまがやたら登場しなすね。AAってキリスト教の団体ではないんでしょう? なのにこんなに神さまが出てくるのが驚きです。」
「そうなんです。よくそこに気がついてくれました。アルコール依存症者たちはクリスチャンでもないかたがおおいはずです。とくに日本では。だからこのステップにはいるのに、この神さまにゆだねるというのにはとても抵抗があるはずですよね。」
「よく読んでみると、第2ステップでは『自分を超えた大きな力』と表現されていますが、第3ステップでは『自分なりに理解した神』とかかれていて、その部分ゴシックで書かれています。そして第5,6,7と立て続けに『神』が書かれていて、第11ステップでは『祈りと黙想を通して、自分なりに理解した神との意識的な触れ合いを深め、神の意志を知ることと、それを実践する力だけを求めた。』とまで書かれているのですね。これはすごいキリスト教的というか………。」
「そうなんです。そこなんです。わざわざ『自分なりに理解した神」と太字で書かれている、キリスト教の信仰を押しつけるものではないんですね。AAの人たちはそこでそれぞれ神との出会いがあるのです。そして『神に頼らざるを得ない』ということを体験的につかんでいくのです。そこがすごいんですね。『Alcohol Anonymous』という「AAのビッグブック」と呼ばれている本を読むと、そこに対する解説がとても多いのです。感動するほどです。だから私たちは『福音み〜つけた!』に『AA12のステップ』を取り上げました。」

AAビッグブック.jpg
「なるほど、すごい本ですね。そしてよくぞ『福音み〜つけた!』に取り上げてくれた、でも高校生たちにそこがわかってもらえるかどうか」
「そこも問題です。これを高校の『宗教』や『倫理』の授業でどうあつかったらいいのか、現場の教員たちに戸惑いがあるでしょうね。でもこのすごさは高校生にも現場の先生にも感じてほしいですね。このビッグブックという本にはこんなことも書かれていました。これもすごいです。『AAのプログラムには人を救うことによってかろうじて自分も救われるという構造がある。AAのミーティングでは自分と同じようにアルコールで苦しんでいる人を連れてくることが薦められています。もし自分がスリップしたらその連れてきた人もスリップしてしまう、その連れてきた人に対する責任の意識が自分をかろうじてスリップすることから守ってくれているというわけです。人を救うことによってかろうじて自分も救われる、この構造はすごい福音的ですね。この構造こそがこの『12のステップ』が他の依存症者たちのグループ(たとえばダルク「薬物依存症者」)にも採用されているのですね。」
「思い出しました。『心の貧しい人』を訳しなおした聖書に『心の貧しい人』を『神にすがるより他にすべを持たない人たち』と訳した人たちがいました。AAの人たちはまさにこの『神にすがるよりしか他にすべをもたない人たち』になるのですね。」
「そこがわかってもらえたら、これを『福音み〜つけた!高校編』に掲載した価値があったと思います。ありがとう(涙)」

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2016年09月16日

SIGNIS Asia Focus に載ってしまいました

signis_asia_focus

9月8日に配信されてきた「SIGNIS ASIA FOCUS, Issue No.5, September 2016」になんと私が President of SIGNIS Japan として紹介されました。

ちょっと気恥ずかしいです。今回の SIGNIS Asia Assembly でもそのように紹介され、参加者の何名からはそのように呼ばれていました。日本はカトリックの人口は40万人で人口の0.3%であり、SIGNIS Japan は会員が16名の微少な組織だからと何度も説明しましたよ。

そうしたら、こんなことを言った人もいました。「日本では500年ほど前に大量の殉教者が出たのに、どうしてクリスチャンがそんなに少ないんだ。殉教者の血はむだだったのか?」
「おそらく明治期のあるいは戦後のカトリック教会の宣教政策が失敗だったことを示している。殉教者の血は悲しいことに実りの少ないものとなってしまった。」この質問には、躊躇せずにこう応えることにしています。それを認めた上で、高山右近や多くの殉教者たちの列聖列福運動も意味あるものになるような気がするんです。

話がわき道にそれてしまいましたが、SIGNIS Asia Focus の私の記事の横には「平和の教皇ヨハネス23世」の日本語版 DVD の紹介記事が載っています。 教皇ヨハネス23世はバティカン公会議を開催した教皇として有名で、ヨハネパウロ2世とともに聖人となりました。SIGNIS Japan の事務局長が上智大学の卒業生を中心とした DVD 制作チームに加わっていたことも紹介されています。
私はまだ見ていませんが、「カロル ー教皇ヨハネパウロ2世」のDVD とともにこれもすごい映画だと聞いています。

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2014年06月25日

ドレミの「ド」は Dominus(主イエス・キリスト)の「ド」

Facebook の「教文館出版部」からの Good News をシェアします。
前に「トランプのキング、クイーン、ジャックの絵柄はモデルがいる」という情報を載せましたが、それと同じくらいのトリビアな情報です。

『聖ヨハネの日』

 今日6月24日は聖ヨハネの日です。プロテスタントではあまり耳にしない日ですが、洗礼者ヨハネがイエス・キリストの半年前に生まれたということで、クリスマスの半年前、つまり6月24日が誕生日と定められました。
 この日に歌われていた中世の賛歌「聖ヨハネ賛歌(聖ヨハネの夕べの祈り)」はイタリア式階名「ドレミ」の元となっていることで知られています。ですから6月24日は「ドレミの日」でもあるのです。
 イタリアの修道士で音楽教師でもあったグィード・ダレッツォが「聖ヨハネ賛歌」のドからラまでにあたる部分の1節の歌詞から、Ut、Re、Mi、Fa、Sol、Laを取り出して階名にしたということですが、最初のUtは歌いにくいことから「Dominus」(主)からDoをとって置き換え、ラの次のシは「Sancte Johannes」の頭文字から SJ=Siとしたとのことです。
 つまり「ド」は主イエス・キリストの「ド」というわけです。主音と呼ぶのに相応しい語源ですね。ちなみにフランスの階名ではDoではなくUtを使っているようです。


doremi

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2013年06月05日

プルタバ川のシュリ・チンモイの像


朝日新聞6月3日の夕刊に、不思議な写真が載っていた。
その写真には、次のような説明が添えられていた。


豪雨がチェコ、オーストリア南部、スイス、ドイツなど広範囲に及んでおり、各地で住民の避難が続いている。プラハでは2日、プルタバ川が増水し、世界の調和を訴えたインド出身の平和運動家シュリ・チンモイの像が半分沈んだ。


まずプルタバ川とはどんな川なのか?
このシュリ・チンモイとはどういう人物なのか?
何でインド出身の平和運動家の像が、ここプラハにあるのか?

さっそく調べてみたら、一部が分かった。

プルタバ川とは、ヴルタヴァ川(チェコ語:Vltava, ドイツ語:Moldau)で、チェコ国内最長の川である。ボヘミア盆地の水を集めプラハを通って南から北に流れ、エルツ山脈とズデーテン山脈に切れ目を通り、北ドイツ平原に流れ出てラベ川(エルベ川)に合流する。 さらに、ドレスデン、マグデブルク、ハンブルクなどの都市を潤して北海に抜ける。また、南に遡って、ボヘミヤの森をこえるとドナウ川に至り、黒海にそそぐ。 日本ではモルダウ川(ドイツ語)として知られる。川幅500メートルほどでプラハの旧市街と城下町を隔てている。


シュリ・チンモイというインド出身の人物は、なかなかユニークな人物であった。

シュリ・チンモイ(Sri Chinmoy、フルネーム:チンモイ・クマル・ゴーシュ (Chinmoy Kumar Ghose) 、1931年8月27日 - 2007年10月11日)は、インドのベンガル地方出身で、1964年よりアメリカニューヨークに在住したヨーガ指導者。宗教家、哲学者、文筆家、芸術家、アスリート、作曲家及び演奏家、霊性の導師(グル)である。
アルジュナの化身を自称。著名な弟子にカール・ルイスらがいる。
多数の音楽、絵画、文学を創造し、世界各地でコンサート(数多くの楽器の演奏)、公開瞑想、講演活動などを無料で行った。


瞑想家で、スポーツ・アスリートで、なおかつ音楽家で、マザーテレサやローマ教皇ヨハネ・パウロ2世、ゴルバチョフとも親交があったという。
日本にもシュリ・チンモイ・センターがあり、一般向けの瞑想ワークショップ、コンサート(いずれも無料)、 ランニングイベントなどを開催している。

シュリ・チンモイの詩にこういうのがあった。

最高の喜びとは、
所有することではなく、
自己を捧げきることによって
得られるのです。

力への愛が
愛の力に変わるとき
人は新しい名前を授かる
神という名前を


これはカルトではないと思った。
ただし、なぜシュリ・チンモイの像がプラハにあるのかという問いにだけは答えられなかった。







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2013年04月20日

「人は幸せになるために生まれてきた」

「みんなやさしくなーれ」のFBからの引用です。オリジナルは「致知」2012.12だそうです。

「幸せの鐘を鳴らそうよ」

一人の少年のために、
一人の少年のあの笑顔を取り戻すために、
私は保護司になりました。

あれは長男がまだ小学一年生の時でした。
私は嫁ぎ先の割烹料理店の切り盛りに慌ただしい
毎日を送っていましたが、
鍵っ子だった自分と同じ寂しさを、
我が子には味わわせたくないと思い、
午後には一時帰宅し、おやつをつくって迎えていました。

せっかくつくるのなら、と息子の友達にも振る舞うようになり、
いつしか我が家は大勢の子供たちの賑やかな遊び場となりました。
私は彼らが心底愛おしく、
うちに来る子はすべて自分の子のつもりで接していました。

その中に一人、
他の子と遊ばずいつも私のそばから離れない少年がいました。
母親が病のため愛情に飢えていたのでした。
母親の温もりを知ってほしいと思い、
とりわけ彼には愛情を注いでいました。

そんなある日、事件が起きました。
少年が息子と一緒に遊びに行った友達の家から、
マスコット人形を盗ったというのです。
友達の弟が大切にしていた人形だったため、
母親まで巻き込んだ騒ぎになり、
私のもとに相談に見えたのです。

私は日頃から子供たちに、
うちの子になるならルールを守ろうねと言い聞かせていました。
嘘をつかない、人に迷惑をかけない等々、
自分が親から言われてきたことばかりです。

「はい!」
と元気に答える彼らの中でも、
とりわけ嬉しそうに頷いていたのがその少年でした。
それだけに、
彼が人のものを盗ったとは信じられませんでした。

しかしなくなった人形を少年の家で見た、
と息子が言うのです。
家庭の事情で玩具も満足に買ってもらえない少年。
盗ったのではなく、きっと欲しかったのだ。
私はそう考え、とにかく一緒に謝ろうと言いました。

ところが彼はいくら言い聞かせても謝ろうとしません。
裏切られた気持ちになった私は、
もううちには二度と来ないで、
と強い口調で言ってしまいました。

二週間くらいたった頃、布団を干していると、
門のあたりに小さな人影がありました。
チャイムを押そうとしてためらい、
行ったり来たりしているのはあの少年でした。

彼がそうして毎日うちに立ち寄っていることを息子から聞き、
私は思わず駆け寄って抱きしめました。
少年が「ごめんね」と繰り返しながら漏らした言葉に、
私は頭をぶたれたようなショックを受けました。
「あれは盗ったんじゃなくて、もらったんだ……」

あの時、なぜもっと事情を聞いてあげなかったのだろう。
大好きな人から謝罪を強要され、
幼い少年の心はどんなに傷ついたことだろう……。

その後、少年は再び我が家に遊びに来るようになりましたが、
家庭のことで心を荒ませ、いつしか顔を見せなくなりました。
中学へ進学してからは、
家の前を通る度に髪の色や服装が奇抜になっていき、
声をかけても返事すらこなくなりました。

そしてとうとう鑑別所に送られる身となったのです。
もちろん直接の原因ではありませんが、
あの時、無垢な彼の心を傷つけた後悔の念は、
私の中に燻り続けていました。

彼に償いがしたい。もう一度彼の笑顔に会いたい
ずっとそう思い続けていたので、
保護司のお話をいただいた時は二つ返事で
お引き受けしたのです。

その時からたくさんの少年たちに出会ってきました。
心が痛むのは、彼らのほとんどが、生まれてこの方、
腹から笑ったことがないという事実です。
みんな幸せが欲しくて、欲しくて、懸命に手を伸ばしているのに、
どこかで歯車が狂ってしまっている。

彼らは自分のことをカスとかゴミだと言いますが、
私は彼らを無条件で好きになります。
「君が大事なんだ。可愛くて、可愛くて仕方ないんだよ」
と言うと、涙をポロポロ流します。

非行を犯して一時的に愉快になっても、
それは真意ではなく、
その後ずっと罪の意識でビクビクしながら過ごすことになる。
人に感謝される行いを積み重ねてこそ、
本当の幸せを手にできるといつも説いています。

あの少年が保護観察になると聞いた時、
私は観察官の方に頼んで彼を担当させてもらいました。
嫌がっていた彼は、私が彼のために保護司になったと告げると、
驚きの表情を浮かべました。
「もう一度君の笑顔を見たいんだよ。一緒に幸せを探そう」
彼は声を上げて泣きました。

いまは寿司職人として独立を目指して頑張っています。
ようやく軍艦が握れるようになった頃、
彼は私をお店に招待してくれました。
カウンター越しに彼の笑顔を見た瞬間、
私は思わず胸がいっぱいになりました。

目頭を押さえながら食べた彼のお寿司は、
世界一の味がしました。
かかわった少年たちのことは、片時も頭から離れません。

観察期間が過ぎても慕ってくる彼らから、
私は与えた以上の喜びを与えられ、
抱えきれないくらいの心の財産をいただいています。

その後、家族がなかったり、家族崩壊の中、
帰る家もなく希望を失った少年を
「お帰り」と迎えてあげる家をつくりたいと考え、
私は立ち直り支援の「少年の家」「ロージーベル」を立ち上げました。
平成二十三年にNPO法人に認定。

現在少年たちが日々笑いの中、生活をともにしています。

人は誰でも心の中に幸せの鐘を持っています。
一人がその鐘を鳴らすと、
周りの鐘も共鳴して幸せ色に変わっていくのです。

その鐘の音が共鳴し合い周りをどんどん幸せ色に変えてゆけるよう、
今日も私は少年たちに、一緒に幸せの鐘を鳴らそうよ、
と呼びかけ続けています。

そう、人は幸せになるために生まれてきたのですから。

『致知』2012年1月号 より
大沼えり子 作家 NPO法人ロージーベル理事長


みんなやさしくなあれ

『致知』最新号の申込はこちらから
http://www.chichi.co.jp/guide.html


これを読んで何を感じられましたか? このFBはこういう話をよく掲載しています。私も負けずに Good News を発信し続けたいです。

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2012年11月25日

「みんなやさしくなあれ」の双子の赤ちゃんのステキな写真

Facebook の「みんなやさしくなあれ」の写真を友人がシェアしてくれました。
ホントにやさしくなる写真とエピソードです。



ここに書かれているメッセージがもっといいです。



双子で生まれた赤ちゃん。
左の女の子は身体が弱く、死が迫っていました。
ある時、看護師さんが通例を破って、2人を同じ保育器に。
すると、右の男の子が、写真のようにハグをしたそうなのですが、その後、女の子の容態は安定するようになりました。
お母さんのお腹の中でずっと会話してたのでしょうね
心の会話を…

人は、みんな癒す力がある

映画「うまれる」より
http://www.umareru.jp/
みんなやさしくなあれ

感動にシェア自由


この写真は,映画「うまれる」で紹介されたのかな。これは見に行くしかないかな。

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2012年07月26日

7 Steps to Happiness(幸福への7つのステップ)

つい忙しくて心のゆとりを失ってしまっていたら、このブログの更新が半月以上止まっていました。すみません。

で、今日は「7 Steps to Happiness(幸福への7つのステップ)」です。


上から順に訳していきましょう



第1ステップ 考えるのをやめて、もっと感じましょう。
第2ステップ まゆをひそめるのをよして、もっとほほえみましょう。
第3ステップ 話すのを控えて、もっと聞きましょう。
第4ステップ さばくのをやめて、もっとうけいれましょう。
第5ステップ 見ているだけでなく、もっと行動しましょう。
第6ステップ 文句を言うのをやめて、もっと評価しましょう。
第7ステップ 怖れるのをやめて、もっと愛しましょう。


日本語に訳すとありがたみが減るような気がします。accept や appreciate を訳すいい言葉が日本語にはないですね。「受容」や「感謝」とはまたひと味違うような気がするので、友人からのアドバイスに従い変えてみました。。

私には特に第1ステップと第4ステップがむずかしそうです。あとは何とかできると思うのですが………。
それでも、私はもう充分に幸福です。

出典はここ。
Pedro Toru MiyanoさんにFacebook で教わりました。

そういえば、以前私の作ったメッセージシールを紹介したことがありました。そこに
HAPPINESS COMES FROM
FEELING DEEPLY,
ENJOYING SIMPLY,
AND THINKING FREELY.

という言葉がありました。あれとよく似ていますね。

こちらにもあります
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2011年05月23日

「こころの時代」の再放送をぜひご覧ください

前にお知らせした大船渡のイーピックスからのお知らせでご案内したように、NHK教育テレビ「こころの時代」に大船渡の山浦玄嗣さんとイーピックスの熊谷さんが登場した。
期待に違わずとてもいい番組だった。こういう大災害に対する希望と励ましのメッセージは外から与えられるものよりも、被災した人びとのなかから生まれてくるものだと思う。
5月28日(土)午後1時〜2時に再放送があるので、ぜひぜひご覧になるようにおすすめしたい。

とくに山浦さんは話しをされているときに、終始にこやかでこのたびの大津波で被災した町の医者だとはとても思えない表情だった。
山浦さんは水のひいた町に出てその惨状をつぶさに見て「さあ、やらなければ………」とかいう気になり、1階が胸までつかる浸水にあった診療所をすぐに再開されたのだそうである。
この番組のタイトルが「ようがす、引き受けた」というタイトルであった。この町の人びとはだれも「どうして俺たちがこんな目に会わなければならないんだ』という不平を聴いたことがないとも述べられている。

イーピックスの熊谷さんは、印刷所の倉庫が水につかり、山浦さんの「ケセン語訳聖書」の在庫分が売り物にならなくなったことを語られていた。
これをみて、わたしもその津波につかった「ケセン語訳聖書」をカトリック学校や教会で購入する運動を始めなければいけないと強く感じた。

ちなみにイーピックスの連絡先は
mail@epix.co.jp
です。
「こころの時代」の再放送を見て、ぜひ「ケセン語訳聖書」を購入して、復興を支援していただきたいと強く願う。

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2011年04月12日

10 Things to Learn from Japan 日本から学ぶべき10のこと

友人から教わりました。検索してみるとたくさんのところで紹介されています。
日本人にとってはこれは励ましとなる最高のメッセージかもしれません。
ちょうど、お世辞だと知りながらも嬉しいときの気持ちににています。
どうも出どころは世界銀行や国際通貨基金のスタッフの間で回っていたもののようです。

10 things to learn from Japan-
日本から学ぶ10のこと

1. THE CALM--Not a single visual of chest-beating or wild grief. Sorrow itself has been elevated.
静寂ーーーそこには威勢よく騒ぐ人はなく、嘆きにくれ叫ぶ人の姿もない。ただ、悲しみの存在だけがこみあげている

2. THE DIGNITY----Disciplined queues for water and groceries. Not a rough word or a crude gesture.
威厳ーーー水と食料のための待ち行列は規律があり、そこでは荒い言葉をはいたり、粗雑な行動をとる人がいない

3. THE ABILITY--- The incredible architects, for instance. Buildings swayed but didn’t fall.
能力ーーー信じがたいほどの能力ある建築家たち。ビルは揺れた。しかし崩れたビルはなかった

4. THE GRACE-----People bought only what they needed for the present, so everybody could get something.
品格ーーー人々は自分達が当面必要としたものだけを買った。だから、皆がそれぞれ何かものを手にいれることができた



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2011年03月23日

大船渡の山浦玄嗣さんと熊谷雅也さんはご無事でした。

今回の震災で大船渡に住む山浦玄嗣さんと熊谷雅也さんの安否がとても気になりました。

山浦さんは大船渡の医師で「ケセン語訳聖書」の制作者として有名です。かれの「父さんの宝物」はわたしの宗教教育についての考え方に大きな影響を与えてくれました。この人がカトリックなんだということは私に大きな希望と誇りを与えてくれたものです。

熊谷さんは、大船渡の印刷会社の社長さんで、山浦さんの著書を出版するイー・ピックスというローカルな出版社も経営されています。
熊谷さんとは、一昨年だったか仙台で行われた SIGNIS Japan の 「教会とインターネット」セミナーでお会いしました。この出版社は私の友人の坂本陽明神父の本も出版されているということでまたビックリしました。

最初は google で「山浦玄嗣、地震」で探したら twitter が検索で引っかかり、さらにそこから 「google person finder」に安否情報がのっていてお二人とも無事であることが確認されました。
お二人は日本のカトリック教会における「たからもの」みたいな人物でだと思っていたので、涙が出るほどうれしかったです。

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2010年06月02日

あしながおじさんにはなれなかったけれど………

 私たち夫婦には子どもが授からなかったからこんなことを考え出すのかもしれない。

「あしながおじさん」になりたかった。友人夫妻にとてもかわいい女の子がいて、その子にあてて定期的に手紙を書く。発信人は誰かを明かさないで「あしながおじさん」とだけ書いておく。その子が結婚式のときにそれを明らかにする。

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2010年03月01日

ラジオ「心のともしび」に朗読されました。

実は去年の12月から「心のともしび」というカトリック教会が提供するラジオ番組に投稿していて、月1回私の書いたものが朗読されています。

3月は3月23日(火)朝5時25分〜30分ニッポン放送です。

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2010年02月12日

Aさん夫婦の精神科病棟入院生活 2

Aさんが毎週週末になると面会に行っていたころの話し。まだ外出は許されていなかった。

ただ会っておしゃべりするだけではすぐにあきちゃうので、花の種や球根をもっていって、庭に蒔いたり植えたりすることにした。花壇にも蒔いたが、雑草が生えているようなところにも雑草をぬいて種を蒔いていった。もちろん許可を得ていない。そっと誰にも気づかれないようにした。

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2009年12月01日

マラウィ、自由をもたらす風車

 The BIG ISSUE はすっかり私の愛読書となった。品川駅に毎週金曜日吉富君を訪ねて買うことにしているのだが、ここのところ彼がいなくて買いそびれていた。27日にやっと会えて買うことができた。そして来週買いそびれた2号分を仕入れておくことをお願いした。

 その The BIG ISSUE にいくつかの Good News が掲載されていたので紹介しよう。そのひとつ。The World Street News 「世界短信」というコラム記事から。

マラウィ、自由をもたらす風車

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2009年06月03日

いよさんの笑顔はみんなを幸せにする

 いよさんは水曜日と日曜日をのぞく毎日、近くのデイケアに通っています。
 ときどき「行きたくない」といいだします。
月曜、木曜、土曜は入浴があるのですが「今日はお風呂の日だよ」というとよけいに嫌がります。なにせお風呂嫌いのおいよさん(略して「ふろきらのおいよ」)なのですから。

 いよさんが「行きたくない」と言っても気分を変えたら行くようになるのですが、ときどきそれにも失敗して休んだりすることもあります。そんなときは「あ〜あ、いよさんはデイケアを『ずるやすみ』しちゃった」といいますが、決してそれを非難することはしません・

 ところで最近、こういうときにいうとてもいいことを発見しました。
「いよさんの笑顔はまわりの人みんなを幸せにするんだから、デイケアに行って笑顔を振りまいてみんなをしあわせにしてあげなさい。行ったらニコニコしているだけでいいんだから。」
とこういうことにしたのです。
 するといよさんは
「ありがとうございます。そういわれるとてれるなあ」
とまんざらでもなくなって、行く気になってくれます。

 毎日曜日に教会にいくときにも「いきたくないなあ」というのですが、わたしが同じことをいうとだいたい連れ出すのに成功します。

 笑顔のステキな自慢の母はつい最近90歳(卒寿)をむかえました。今度の終末に子どもたちがみな集まってお祝いをします。

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2009年05月06日

「点字ブロック」についてのふたつの Good News

 私の母の家はもう何十年と毎日新聞である。私の家は言わずと知れた朝日新聞である。90歳間近な母はもう新聞を読まなくなったので、私が毎日と朝日を毎日読んでいる。

 興味のある記事やこのブログのネタになりそうな記事は切り抜くことにしているが、最近、切りぬく記事の数で毎日が朝日を凌駕しているのである。
 私が毎日新聞を読むのを楽しみにしているコラム記事のひとつが、「発信箱」という記者たちのコラムである。
 5月3日の担当は萩尾信也記者であった。題して「点字ブロック」。ここにその記事の全文が載っている。

 4月中旬の夕刻のことだ。通行人でにぎわう駅前広場で知人と待ち合わせをしていると、左手の改札から白杖を手にした中年の男性が、点字ブロックの上を歩いて来る。
 約束時間になっても現れない相手を探して、目を反対側に転ずると、右手からはビジネスバッグを小脇に抱えたスーツ姿の青年が、足早に改札の方向に向かっていく。
 そんな2人がすれ違った。
 と! 突然、青年が立ち止まり、きびすを返して白杖の男性を追い越していく。その行く手には、1台の自転車。点字ブロックの上に、はみ出すように止めてある。
 青年は自転車を歩道の隅に片付け、腕時計に目をやると、再び急ぎ足で駅に向かう。そして、事のてん末を知らぬままに白杖の男性が無事に通り過ぎる。
 街角で目撃したさりげない思いやり。


 こんな街角の「さりげない思いやり」を発見する記者の目がとてもいい。

 そしてその記事にはこんなことも紹介されている。

 
ちなみに、点字ブロックは1965年に日本で生まれた。岡山県で旅館業を営んでいた三宅精一という「街の発明家」が、交差点を渡ろうとした視覚障害者がクラクションを鳴らされてうずくまる姿を目撃。「安全に街を歩ける方法はないか」と、私財を投じて開発したそうだ。


 さっそく「点字ブロック」と「三宅精一」で検索して調べてみたところ、いろいろなことがわかってくる。
 「そうか、これは日本人の発明なんだ」と思うととても誇らしくなり、そして「点字ブロック」に愛着を持つようになったというわけである。

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2009年04月19日

「それでもいいじゃないか」は心をやすらげるひとつの方法

 だいたいどこのカトリック教会でも「教会黙想会」というのを行っている。わたしの教会ではクリスマス前の待降節と復活祭前の四旬節と年に2度行っている。
 ことしの四旬節黙想会の指導はイエズス会の三浦功神父だった。マイクの調子と声が合わずに聞きにくいところもあったが、かえってそれで聴衆が一生懸命に聴くということもあってか、なかなかいい講話がなされた。
 とくに午後からの話しはとても良かった。教会報に紹介した講話の内容を一部抜粋して紹介しよう。

 不安というのは「ちゅうぶらりんの状態」におこります。
 飛行機でグアムからハワイへ行ったときでした。飛行機の翼をみると大きなバンソーコーが貼ってありました。さらによく見ると羽から白い煙が帯状に出ているのです。どうしよう。マシントラブルです。アナウンスがありました。機内は不安を通り越してパニック状態です。
 でも、わたしは不思議と不安にはなりませんでした。落ち着いて祈れたのです。「別にこれで死んでもいいや。きっと天国の片隅にでも入れてもらえるだろう」そういう気持ちになれたのですね。
 神学生時代の哲学の試験はとても厳しいものでした。わたしは不安に襲われ、2〜3日前から眠れなくなり、鬱状態になってしまいました。イライラと不安が募り、このままだと神学も学べない、頭がおかしくなるのではないか、どうしよう、どうしようと思うとよけい眠れなくなりました。
 でもあるときふっと思ったんです。「どうしよう」と思っていることを「そうなってもいいじゃないか」と逆さまにまわすようにしたんです。ねむれなくてもいい、試験に落ちてもいい、神父になれなくてもいい、ちょうど指に絡まった紐を少しずつほどいていくときのように少しずつ自分の心をほどいていきました。コチコチになっていた神経がすこしずつほぐされていきました。そして少しずつ眠れるようになりました。結局完全に治るまでには1年くらいかかりました。でも薬も飲まずになおったんです。
 わたしは結核の薬害のために、耳が聞こえないという障害を負いました。そのために何度も不安に襲われました。そのたびにこの「いいじゃないか」を繰り返したのです。それによって心の安らかさを取り戻し、生きる自信のようなものを身につけたと思います。


 考えてみたら、この「眠れなくてもいいじゃあないか」「死んでもいいじゃあないか」というこの「あきらめ」とも「いなおり」とも「達観」とも見られるこの態度は、じつは信仰の本質とも言える要素をもっていると思う。
 三浦神父は話しの中ではいわれなかったが、「………してもいいじゃあないか。それが神さまの聖旨(みむね)であるならば」というように、「神の計画」「神の摂理」というものをうけいれることによって得られる「安らぎ」ということではないかと思うのである。
 
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2009年03月30日

合谷、手三里、足三里というツボの効用

 朝日新聞の「暮らしの風」2009.4月号に「健康のツボ」という記事があった。


ツボ1 そこには、花粉やハウスダストなどのアレルギーや風邪で鼻づまりを起こすときに、「合谷」と呼ばれる手のツボが症状の緩和に役立つとあった。
 これを聞いた妻がさっそく試してみたら「あ、きいた」というのである。妻は鼻づまりを起こしていたというのだ。
 あまりに嘘みたいな効き方なので、つい「ホント?」って聞いてしまったら「ウン」と応えた。どうやらホントらしい。


ツボ2 この本には、食欲不振に効くという「足三里」、免疫力や抵抗力を高める「手三里」というツボが紹介されていた。
 今度、必要なときに試してみよう。






ツボ3 ちなみに「合谷」でgoogle してみると、このツボの効用は、歯痛、眼病、かたこりというのと風邪のひきはじめにいいという記述があった。風邪のひきはじめにいいというのと「鼻づまり」にいいというのは共通点があるようなないような。
posted by mrgoodnews at 00:09| Comment(1) | 福音 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年03月14日

「亭主関白」とは「家庭内の天皇である妻を補佐する地位」

 生活にゆとりのあるわたしは丁寧に新聞を読んでいるので、このブログにも新聞からの引用ネタが多いのを気づいておられる方も多いだろう。
 でも、わたしは決して引用だけで終わらさないようにしている。わたしの感想や意見とか、追加の知識とか、インターネットで調べた結果など、自分なりにその知識を敷衍して書いているつもりである。

 3月11日の朝日新聞夕刊「窓」の「亭主関白」という記事は傑作であった。

 ここでいう「関白」は、家庭内の天皇である妻を補佐する地位をさす。「いかにうまく妻の尻に敷かれるか」を日々研究している。

 全亭協(全国亭主関白協会)が提唱する夫婦円満の極意のひとつは「愛の三原則」。
 ありがとうをためらわずに言おう。
 ごめんなさいを怖れずに言おう。
 愛してるを照れずに言おう。
「実行すれば、晩酌の発泡酒が普通のビールに変わるなど次々に奇跡が起こる」と天野会長は笑顔で語る。

 もう一つの極意が「非勝三原則」。夫婦げんかの際に、「勝たない、勝てない、勝ちたくない」。妻は絶対あやまらないもので、反論すれば、昔のことを蒸し返される。亭主が負けるのが鉄則だそうだ。


 この全亭協のホームページを見たら、「亭主サミット」なるものの決議がでていて、それによるともう一つ極意があるという。

 夫婦ウル・オス三原則
 「しゃべる」「たべる」「ふれる」

 それぞれに英文があった。

「愛の三原則(心は入れなくていい。気持ちは後からついてくる)」
 Say 'Thank you' without hesitation.
Say 'Sorry' without fear.
Say 'I love you.' without shame.

「非勝三原則(夫婦げんかの際の夫のこころがまえ)」
I won't win. I can't win. I don't want to win.

「夫婦ウル・オス三原則(冷えつつある夫婦の絆を復活する)」
I talk with my wife.
I eat with my wife.
I touch my wife.


 ところが、わたしのブログに似たようなことを紹介した記憶があるのだが、それがいつどこで何を紹介したのかを思い出せない。キーワードは「亭主関白」ではなかったようで、これで検索しても出てこない。はて何がキーワードであったのか?


posted by mrgoodnews at 16:01| Comment(2) | 福音 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする