2008年01月14日

矢祭町「もったいない文庫」

 以前「本の古里 福島県只見町 たもかく」の紹介をしたことがある。全国から「古本」の寄贈を呼びかけ、それを社有の山林と交換するというユニークな活動である。

 そうしたらそれと似たような活動があった。福島県矢祭町である。この町は2006年7月から全国に本の寄贈を呼びかけたところ、その1年間に43万冊を集め「もったいない文庫」を2007年7月に開設した。
 さらに毎月第3日曜日を「読書の日」とさだめ、「読書の町宣言」を発した。
 今は本の寄贈は辞退しているが、かわりにこの町のホームページには、本の寄贈を呼びかけている全国の自治体などの紹介がある。

 この町はなかなか「自主独立の気概」を感じさせる町で、「合併しない宣言」を発したり、住民基本ネットへの接続を拒否するような町のようです。

 只見町も福島なので、いつかこことともにたずねてみたいと思っています。

 
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2007年10月26日

サザンカ(山茶花)のはなし


山茶花 またサザンカの季節がきた。わがやの垣根のサザンカもたくさんつぼみを付けている。

 サザンカはツバキ科でツバキやお茶の木と同じ仲間。そういえばわがやのお茶の木も白い花をつけだしている。

 中国ではツバキの木を山茶花とよんでいた。読みが「山茶花(さんさか)」→「茶山花(ささんか)」 →「さざんか」というぐあいに変化したらしい。どこかでツバキとサザンカが入れ替わってしまったという。

 学名はCamellia sasanqua で日本名に由来するのだろうか。

 ツバキは花ごと散ってしまうが、サザンカは花びらが一枚一枚離れて散っていく。サザンカには甘い香りがあるらしい。気が付かなかった。今度確かめてみよう。

 むかし山茶花究という俳優がいた。この人の名前は3×3=9(さざんがきゅう)から来ているのだそうな。そういえばあのころ脱線トリオに八波むとしという人もいた。この人の名前は8×8=64(はっぱろくじゅうし)から来ているという。
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2007年08月29日

炎天下の茜色 キョウチクトウ


キョウチクトウ1 炎天下には茜色の花がよく似合う。その代表はキョウチクトウとサルスベリだろう。

 キョウチクトウはフランク永井の「大阪暮らし」にも出てくる。この歌は私も好きで、カラオケでよく歌う歌の一つである。

大阪ぐらし・・・

赤い夕映え 通天閣も
染めて燃えてる 夕日が丘よ
娘なりゃこそ 意地かけまする
花も茜の 夾竹桃♪

 この花は実に強い花で、よく高速道路の脇に植えられている。花期も長い。
 私の家にあるものは、切っても切ってすぐに伸びてしまい、道路にはみ出てしまうので、とにかくよく切る。


キョウチクトウ2 竹のような細い葉に桃に似たピンクの花が咲くので夾竹桃と名付けられた。葉は強心剤・利尿剤に、枝や葉から出る白い汁は有毒であるとのこと。

 こんな薄いピンクのキョウチクトウも学校の近くの家に咲いていた。これもなかなかいい。
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2007年08月13日

アサガオ(オーシャン・ブルー)絶頂期です。


アサガオ0708 私の家のオーシャン・ブルーのアサガオです。今、絶頂期です。
 前に宿根アサガオ(琉球アサガオ、オーシャンブルー)が咲き出したという Good News を紹介しましたが、今頃が絶頂期です。一日に50くらいの花をつけています。

 ただし、根に近いところで枝分かれした蔓は、なぜか巻き付くことを忘れてしまったようで。垂れ下がってくるのです。蔓が垂れ下がると花をつけないので、その蔓をネットに絡ませていくのが仕事になってしまいました。でもなかなか花芽をつけません。

 「よみうりガーデニング」という冊子の Vol.55(2007年6月20日発行)に「アサガオの庭」という特集がありました。
 それを読んでみると、我が家と同じようなことを試みている吉田光代さんという方が紹介されていました。このかたは10年間も琉球アサガオを育てられているとのことで、それはそれはみごとです。

 この記事によると、琉球アサガオは挿し木(挿し蔓?)で増やしていくことができるのだそうです。
 これは私も試みることにしてみました。成功したらまた報告します。

 この花は「房咲きの花」なのだそうです。つまりひとつの花芽から4つくらいのつぼみが付き、しかもそれが一度に花開くのです。
 ヘブンリーブルーのセイヨウアサガオも一つの花芽から2つ以上のつぼみを付けますが、これは一日に一つしか咲きません。こんな違いもあるのですね。

 
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2007年06月26日

アカンサスの花には棘がある


アカンサス1 今はアカンサスの花が真っ盛りです。今年は特に花をつけています。この花も生命力の旺盛な花です。
 葉っぱはアザミの葉っぱみたいに棘がある葉っぱです。
花は写真のような感じで、たくさんつけます。花をつまんでみたら、「ア。イタ!」と棘に刺されます。

アカンサス2 写真をよく見るとわかると思いますが、花びらの下の萼がちょうどヒイラギの葉っぱのようなカタチをしていて、先端がとがっているのです。
 この花の構造は、ちょっと珍しいです。

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2007年06月25日

酸化チタンのエコパネル


エコパネル 通勤途上で、工事現場を囲っているパネルにこんなものを見つけました。
 このパネルには酸化チタンがコーティングされていて、太陽光や紫外線をうけると、その光触媒作用によって、空気中の NOX (窒素酸化物)を分解してくれるのだそうです。
 ホントかな、と疑わしくもあるのですが、酸化チタンといえば、紫外線を吸収してくれるので、UVカットの日焼け止めクリームなどにも使用されているものです。
 けっこう効果あるものかもしれません。
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2007年06月21日

八重の花には実が付かない

 今日の昼休みの生物氏の話から。

「八重咲きの花には実が付かないのですよ」ということを教わった。
 私の職場の桜並木には今サクランボがたくさん落ちている。先日の放送で「このサクランボを食べてはいけない。食べてもおいしくない」という注意があったばかりである。
 その放送が話題になったときに生物氏が紹介してくれた話しであった。
 ボタンザクラ(ヤエザクラ)にはサクランボがならないというのである。
 なぜなら、ボタンザクラの外側の花びらはじつはおしべが変形してできたものなので、ボタンザクラにはおしべというものがない。だから子孫を増やすということができないのである。

 そういえば、わがやの庭のクチナシは、今頃一重の花が香りをふりまいて咲いている。しばらくするとそれがあのオレンジ色の実をつける。これは、すぐに鳥が来て食い散らしてしまうほど、鳥さんの好物らしい。
 でも八重のクチナシには確かにこの実がなっているのを見たことがない。

 有名な太田道灌の和歌をご存知だろう。
 
 七重八重花は咲けどもやまぶきの
   実のひとつだになきぞかなしき

 「実の」は「簑(みの)」との掛詞である。太田道灌が雨に降られて雨宿りのために一軒の農家に入ったときに、そこの女性が「八重咲きのやまぶき」を差し出してこの歌を贈ったと伝えられている。八重咲きのやまぶきが実をつけないということをこの歌の女性は知っていたというわけである。
 
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2007年06月05日

栗の花の香り


栗の花 栗の木が今年はたくさん花をつけている。

 この花は独特の香りを振りまいている。けっしていい香りとは言えないが、一説によるとこの匂いは男の匂いなのだそうである。

 それはともかく、この花からどうしてあの栗の実になるのか、なかなか想像しにくい。
 生物の先生によると、今咲いている花は雄花で雌花も目立たずに咲いていて、雌花が栗の実になっていくのだそうである。

 栗の実がなるまでちょっと継続的に観察してみよう。
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2007年05月31日

カラタネオガタマの甘い香り


からたね ちょっと花期はすぎてしまったが、5月の上旬から中旬にかけて咲くカラタネオガタマは実にいい香りのする花である。バナナのような甘い香りをただよわす。バナナ・ツリーとも呼ばれる。
 この花をわたしも家の庭に植えたいのだが、花屋で探してもなかなか見つからない。

 モクレン科である。タイザンボクを小さくしたような花である。モクレン科は学名が Magnoria であり、友人はこの花のことをマグノリアと呼んでいた。
 原産地は中国。中国名は含笑花。この名前にも由来がありそうである。この花の香りをかぐと自然と笑みがこぼれるからなのか?
 日本名はトウオガタマともいう。
 「オガタマ」という木はよく神社に植えてある。トウオガタマほどは香りは強くないし、花の形状も少し違う。「招霊」とかいて「オガタマ」と読む。ヒサカキなどといっしょに神木なのであろう。
 
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2007年05月30日

ブラシノキ(カリステモン、金宝樹)のみごとさ


金宝樹1 通勤途上に、ブラシノキがみごとなまでに花をつけています。今年は特にたくさん花をつけている。


 この木について、ちょっと調べてみました。


金宝樹2 学名 カリステモン
 英名 Bottle-brush
文字どおりビンを洗うブラシ
和名 金宝樹、花槙 
     そういえば葉っぱは槙の木に似ている。
 別名 ブラシノキ
 原産地 オーストラリア
 分類 フトモモ科カリステモン属

 葉っぱにレモンのような香りがある。


金宝樹3 この花がどのように花開くのか、ちょっと定点観測をしてみました。
 ブラシの毛のような赤い花びらは、最初は丸まっていて、それがやがては根を伸ばすように伸びていくようです。

 この花びらが散っていくと、木の下がこうなっていきます。これは昨年のブログにのせた覚えがある。

 

 
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2007年05月09日

東京15区→35区→23区

 今日の昼食時にベテランの社会科の先生が得意げに「東京35区の地図を手に入れた」と話していた。

 そうか、昔東京は35区あったのだ。そういえば母は牛込区の生まれだといっていたし、結婚したのは大森区だったといっていた。というと、現在のような23区になったのは戦後になってからなのか? 調べてみた。

 明治22年、東京市が誕生したときには15区であった。
 それが昭和18年に、周辺地域を統合して全部で35の区が誕生した。大東京市である。
 戦後になって、昭和22年に23区に統合され、現在の東京都になる。

 35区とはどのような区であったのか? 
 皇居のある麹町区を起点として、時計回りに「の」の字を書くように区の順番が定められていた。麹町、神田、日本橋、京橋、芝、麻布、赤坂、四谷、牛込、小石川、本郷、下谷、浅草、本所、深川という順番である。15区をひと回りしたところで、引き続き品川区を起点に、目黒、荏原、大森、蒲田、世田谷(以上旧荏原郡)、渋谷、淀橋、中野、杉並(以上旧豊多摩郡)、豊島、滝野川、荒川、王子、板橋(以上旧北豊島郡)、足立(以上旧南足立郡)、向島、城東、葛飾、江戸川(以上旧南葛飾郡)と旧郡単位でひとまわり大きな「の」の字を書くわけである。

 麹町区、神田区が一緒になって千代田区、京橋区と日本橋区とが統合されて中央区。日本橋区のまちは統合に抵抗したようで町名に日本橋をつけた町が多い。
 四谷、牛込と淀橋区が統合されて新宿区になった、旧牛込区は大工町、箪笥町、納戸町、水道町、西五軒町など町名が昔のまま残されているところが多い。
 私の前の会社は矢来町という町名にあった。ここは以前酒井雅楽の屋敷跡で竹矢来で囲まれていたから「矢来町」だったとか、それぞれの町名には由来があってこれも尋ねていくと面白そうです。
 大森区と蒲田区が一緒になって大田区というのは少し安易な感じがしないでもありません。

 区の名前や町名には一つ一つ由来があり、なかなか味のあるものがおおい。

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2007年03月25日

ラーメン屋の壁かけ

 鶴見駅西口の駅前のラーメン店「めん専科あおい屋」さんのお店の壁にこんなものが掛かっているのを発見しました。

あおい屋 振り子の柱時計もなかなかいいのですが、3つの壁掛けがなかなか面白いと思って、許可を得て、デジカメに収めたところ、「なに、100円ショップで売っているものですよ」と店の主人から言われました。
「へ〜、こんなものも100円ショップにあるのですか。」と感心したりして、翌日近くのダイソーを探したのですが、見つかりませんでした。


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2007年03月23日

柿田川湧水と「水五訓」


柿田川1カトリック三島教会をたずねたついでに、三島駅からバスに乗って柿田川湧水地を訪れました。三島は湧水の町です。町のいろいろなところで水が湧き出ています。
なかでもこの柿田川湧水は東洋一の湧水量だそうです。川底の砂を巻き上げて水が湧いてくる様は毎回来るたびに感動します。国道一号の真下から水がわきでて、ここから川が流れ出しています。

柿田川2しかもその水は、富士山に雨や雪解けの水がしみこんで100年後に湧き出てくるものだそうです。
ここはもとは紡績工場が廃棄物を流していたところであったのを、トラスト運動を展開して、この湧水を復活させたという話しをボランティアのガイドさんが、紹介してくれました。これにも感動しました。


水五訓また柿田川公園の中にあった貴船神社には写真のような「水五訓」という立て札がありました。

水五訓
一,自ら活動して他を働かしむるは水なり
一,障害に逢いて厳しくその勢力を倍加するは水なり
一,常に己の進路を求めて止まざるは水なり
一,自ら清くして他の汚濁を洗い而して清濁併せ容るは水なり
一,洋々として大海を充たし、発して雲となり雨と変じ、凍りては玲瓏玲たる氷雪と化してその性を失わざるは水なり

老子の「上善如水」を思い出します。

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2007年01月25日

冬の樹形の美しい木と鳥の巣

 朝の通勤のときにデジカメをもっていろいろなものを撮影しながら、学校に行きます。今日は落葉して裸になった木の写真を撮影しました。そのうち、いくつかをプリントして学校の掲示板にそれとなく掲示しておきます。


ケヤキ 冬の落葉した木の樹形がもっとも美しい木はなんといっても<ケヤキ>でしょうね。あちこちにケヤキがすくっと天に向かって伸びている姿が見受けられます。このケヤキには鳥の巣がかかっていた。



円錐樹 つぎにこの木です。名前はわからないのですが、それほど手入れしなくてもきれいな円錐型の樹形になるこの木は落葉針葉樹です。この木もけっこう大きく育ち大木になります。どなたか名前をご存知の方はお教えください。



イチョウ このイチョウには、大きな鳥の巣がかかっていました。この鳥は何でしょうか? 
      落葉して初めてきづく鳥の巣かな
 ここに巣を作った鳥は、次の年もこの巣を利用するのでしょうか? それとも1年だけなのか? どうも後者のように思います。ただし、わりと近いところに次の年はまた巣を作るような気がします。

スズカケ スズカケです。この木は落葉した木を見ると、その名前の由来が納得できます。木にたくさんの鈴が掛かっているように見えるからです。
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2007年01月09日

元日にしたこと

 私が毎年1月1日にすることが2つあります。
 一つは初詣巡礼です。これについては昨年のブログにも書いたのですが、今年も行いました。今回は教会のTさんと一緒でした。とても楽しかったです。

大川顕彰碑 まず教会で元日のミサにでて、賀詞交換会に参加したあとに、裏山をよじ登って総持寺に行きました。総持寺のなかにある三宝神社(というなまえだったかな?)とお稲荷さんにもお詣りをして、そのあと潮田神社、潮田東漸寺を巡礼しました。東漸寺には大川常吉顕彰碑があります。
 
 もうひとつは駅の KIYOSK で元日の新聞を買い込むことです。朝日と毎日は家で講読しているので、読売、産経、日経、東京、神奈川、The Yomiuri を買い込みました。ご存知のとおり、元日の新聞はいろいろな特集が組まれていて分厚くて、中身が濃くて、お買い得なのです。
 これを正月休みを今年は全部読み切りました。いつもは全部を読み切れないのですが、今年はひまだったせいか全部読めたのです。
 今年の特集は、圧倒的に「団塊の世代」を厚かったものが多くて、私にはとても参考になりました。新しい生き方のヒントをここからたくさんいただきました。このブログでも順次紹介していくことにしましょう。
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2007年01月07日

傘の自動販売機がありました


かさ JR鶴見駅の KIOSK に「傘の自動販売機」が設置されていました。駅には皆設置されているものなのでしょうか? 他の駅では見かけたことがない。
 ビニール傘がひとつ500円、布の傘がひとつ1000円というのは今時ちょっと高いような気がするけれど、これで採算が取れるものなのでしょうか。雨が突然降り出した時しか売れないような気もするけれど。
 そういえば神奈川中央交通のワンマンバスの中にもちょっと前までは傘が売られていました。これは布製のが500円でした。今はなぜかみかけなくなりました。

 これは傘にまつわる別の話ですが、骨が折れて使い物にならなくなった布製の傘を私の妻がみごとに再利用したことを思い出します。今手元に現物がなくて写真を出せないのが残念です。
 それは、傘の布の部分をの真ん中をきりぬいて、散髪する時にかぶるものにしたのです。防水もきいているし、髪の毛がついてもすぐにはらわれるし、これは傑作だと思いました。
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2007年01月02日

鷹取山で「木の根が石を裂いたのか」という疑問にぶち当たりました。

 湘南鷹取山はむかし石切がおこなわれていたところで、ここから切り出された石を鷹取石と呼ばれていました。磨崖仏があったり、ロッククライミングの練習場所があったりする山ですが、なかにこういう石がありました。

鷹取石 これは、石の割れ目に木の根が生えているのです。これは木の根が石を裂いたのか、それとも石の裂け目に木の根が伸びていったのか、どちらであろうかという疑問が湧いたのです。
 もしも前者なら、これはすごいことだと思ったのです。

 5月に札幌郊外を散歩していたら、つくしがアスファルトの舗装をを突き破って芽を出している光景を目撃したとことがあります。これは写真にとってあるので、その写真が見つかったらいずれまた紹介することにしましょう。
 つくしの柔らかな芽のどこにアスファルトを突き破るほどの力が潜んでいるのか、信じられないような光景でした。
 これを知っている私としては、木の根が岩を裂くことも大いにあり得ることだと思っています。
 
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2006年12月29日

この水の成分は何だろうか?


石垣金属 これも通勤途上の発見である。
 私の勤めている学校の隣の学校の正門近くの石垣から、いつも水が少しずつ流れ出ている。
 その流れ出ている水が、何か金属製の成分をもっているらしく、流れ出している口の所や、流れているところが茶色くなっているのである。
 この成分はなんだろうか?といつも考えながら歩いている。今度その水をもっていって、化学の先生に成分を分析してもらうことにしようかと思っているが、そこの学校の生徒がいつもいるので、その水を採取する勇気がない。
 ひょっとすると、この近くにはその金属を多量に含んだ鉱石が埋蔵されているのではないかと想像したりしている。

 これは、隣の学校の先生に頼んでやってもらうか、それともうちの学校の化学部に頼んでみることにしよう。
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2006年10月24日

朝焼けのきれいな朝

 もうちょっと前になるのですが、10月12日は朝焼けのきれいな日でした。こんなにきれいに見えるのもめずらしいかもしれません。

朝焼け
 写真の屋根は大本山総持寺の屋根です。
 私は Tsurumese なのです。
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2006年10月22日

「数学と算数が好きになる町」づくりの提案

 バブルの時代の話しです。
 竹下首相が「ふるさと創生基金」とかいうのを全国にばらまいていた頃のことです。
 私の妻の実家は、島根県の山奥の町です。そういえばここは竹下首相の選挙区でした。当時その町の町議をしていた義父から「何かいいアイディアがないかね?」と相談を受けたことがありました。
 その町は、その昔「そろばん」の産地でした。なぜこの町にそろばんを作る技術が根付いたのか、そこはまた調べてみなければならないのですが……………。今でもそろばんの工場が残っています。

 私はそれを聞いて、そろばんの技術と関連して「算数・数学嫌いをなくす町にしたらどうだろう」と提案しました。
 算数や数学の苦手な子どもたちを集めて、数学が好きになるようにするためのコースを設けるのです。1週間くらい合宿をして、その間に数のおもしろさと神秘を教える、数の計算の訓練を徹底的に行う、そろばんをはじめとした計算機を集めて、いろいろな計算術を教える、暗算の訓練をする……………。
 そのための設備をつくることもさりながら、そのノウハウを集めるのが大変でしょう。これはハードよりもソフトの方がずっと大切でしかも難しいのです。

 結局はそのアイディアは採用されませんでした。もしもこのアイディアが実現されたら、きっとマスコミも教育界からも脚光を浴びたことでしょう。
 「ふるさと創生基金」は結局駅前に「そろばん文化館」という箱を作るために使われたようです。

 でもこれが採用されたら、町の子どもたちが一番苦労するでしょうね。算数や数学の嫌いな子がひとりもいなくするのが、目的なのですから。
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