英語版だけど、英語が分からなくてもわかります。
この女性が何を書いたのか. とても興味を引きます。授業だったら、最後の場面が出る前に生徒にきいてもいいかもしれません。
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カメが いっぴき 歩いてる
カエルが にひき 歩いている
トカゲが さんびき 歩いてる
地域のボランティアの日本語教室では、受講する外国人の能力差を意識しないようにもっていくのがいい。もちろん能力差は歴然とある。母語がどこの国のことばか、あるいは学歴、そして個人の能力など、能力差を作る要因も様々である。
こういう多様な能力を持つ受講者たちが、自分の能力をほとんど意識せずにすごせたら最高だというのである。
日本人が受けてきた教育は、ほとんどが能力差を作り出すような教育であった。常に能力が比較される競争のなかで教育を受けてきた。だから、こういう授業運営はほとんどの人に理解されにくいであろう。
こういう能力差を感じさせない教育というのはどこかにあるだろうか?
たとえば料理教室はあまり能力差を感じさせないのではないか。
どうしてか?
それは参加者全体が楽しんでいるからだと思う。
つまり日本語教室でも、対話を楽しんでいさえすれば、能力差を感じずにすごせるのである。そしてそれが日本語が上手になるコツなのかもしれないとも思う。
問題はどうやって日本語教室をたのしいものにするかであるが……。
たとえば 常識から ルールから
退屈から 制限から
時間から 思いこみから
デスクから 日常から
ため息から 国境から
あなたを解放するのは………