2016年11月21日

HailMary という男性向け雑誌を買ってしまった

コンビニローソンの雑誌売り場を何気なくみていたら「HailMary」というタイトルの雑誌を見つけた。「Hail Mary」とは「アヴェマリア」の英語である。聖書では天使ガブリエルがマリアに呼びかけたときの言葉で「は〜い、マリアさん」というような意味である。

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これがなんと男性向け雑誌のタイトルである。ぺらぺらとめくってみるとどうも40代50代くらいの男性をターゲットにしているようである。英語で「Formatin book for Mr.Untouchable」(知的不良のためのフォーメーションブック)とある。untouchable というのは「ふれてはいけない者」インドの最下層の不可蝕賤民を意味する言葉であるが、ここでは「不良性」を持ったというような意味で使っている。「不良中年」をはじめとして目次を見るとやたら「不良」という言葉が出てくる。
男性雑誌というとヌード写真とかがでてくるものを想像してしまうが、これはまったく違う。
Woman「アンジェリーナ・ジョリーがかました強烈な一撃」
Health「がん予防、驚きの新説」
Men「中年世代のホームシアター訪問」「ミドルエイジクライシスに対策はあるか」「こんな書斎がほしい」「ヤンキース田中将大がサイヤング賞を取る日」「アンタッチャブルファッションの番頭」
ブーツ、革ジャン、オートバイ、シルバー&レザーのアクセサリー、盆栽、などなど多彩な内容である。
ファッションのカリスマとして紹介されているのは、S.マックイーン、A.ウォーホル、そして開高健である。
見出しにこんなのがあった。「バイクは自然界との架け橋になり、大いなる神の下へと導いてくれる。」

太陽と空と雲が教会の天井で、大地が床であり、吹く風は神のスピリット、虫や鳥の声は教会に流れる賛美歌なのだとね。偉大なる自然の中に神や仏を見出せば、宗教の壁なんてなくなるんじゃない?

「自分らしく生きることで、福音を伝えるアウトローな伝道師」としてブライアン・レントという牧師を紹介している。彼のホットロッドチャーチではロカビリーバンドが演奏し、ステージ上から教えを説くという独特なスタイルである。


ふしぎな宗教性をもっている雑誌である。
小野里稔という人が作っていて、今年の4月30日に第1号がでた。

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2016年10月17日

「福音み〜つけた!」が「カトリック生活」で紹介されました。

『福音み〜つけた! −「宗教」「倫理」を考えるために』が「カトリック生活2016年11月号」の「新刊ガイド」で紹介されました。

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キリスト教学校の中学高校の「宗教」「倫理」の授業の副読本として使えるようにと作りましたが、学校以外でも広く読めます。「福音(Good News)」がぎっしりつまっています。とてもいい本ができたと自画自賛しています。

今気がついたけれど、このガイドの本の値段が違っている!!
「福音み〜つけた!中学編」80ページ 600円+税
「福音み〜つけた!高校編}112ページ 800円+税
生徒に1冊ずつ持ってもらおうと思っているので、値段はできるだけおさえました。
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2016年04月21日

「あなたは、誰かの大切な人」(原田マハ著)を私の「大切な人」にすすめたくなった

「あなたは、誰かの大切な人」(原田マハ著 講談社刊)を読んだ。心暖まる爽やかな小説だった。
私も大切な人に読むのをすすめたくなった。
私はこういう女性の文章にひかれることが多いようだ。平松洋子、須賀敦子、石垣りん、茨木のり子など。

家族と、恋人と、そして友だちと、きっと、つながっている。大好きな人と、食卓で向かい合って、おいしい食事をともにする―。単純で、かけがえのない、ささやかなこと。それこそが本当の幸福。何かを失くしたとき、旅とアート、その先で見つけた小さな幸せ。六つの物語。


大切な人とともに過ごす時間のステキさがどの短編にも溢れています。
その大切な人とは父親であり、母親であり、職場の同僚であり、女友達であり、男友達であり……………。。夫婦というのがなかったですね。

原田マハ1

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2015年11月19日

SIGNIS WEBNEWS に投稿したら掲載されました。

私は、SIGNIS Japan というカトリック教会の広報関係者の国際組織の日本の副代表をしています。
SIGNIS World はほぼ毎月 SIGNIS Webnews を発行しています。

私が講師として勤めている清泉女子大学で7月15日に「難民の日」のシンポジウムが開かれました。それを聞いて、主催した清泉女子大のボランティアセンターにいって、それをぜひ SIGNIS World の WEBNEWS に投稿したいので、英文の原稿を書いてくださいとお願いしました。
そうしたら快くお引き受けいただきました。9月に原稿をいただき写真を添えて10月に投稿しました。
そして今月の SIGNIS Webnews 182に掲載されていました。

記事はこういう内容のものです。テキストのみ表示。文中の下線部をクリックすると本文に繋がります。

SIGNIS WEBNEWS 182
Cultural diversity
PLURAL+ 2015 : SIGNIS Award goes to "Exit Right"

New York City, November 16th, 2015 (SIGNIS) - The SIGNIS Jury at the PLURAL+ Youth Video Festival 2015 has decided to give its award to Exit Right, by Rupert Höller and Bernhard Wenger (Austria) “The power of this video is its simplicity and smart script. It tells a story which can happen almost everywhere and at any time−a tale of racism and uncontrolled anger. The short film successfully views a very current issue with a keen sense of humor. Audiences will keep this story in (...)
16/11/2015

Cinema

SIGNIS and Interfilm were present at different film festivals and gave prizes to multiple films in Cottbus, Kiev, Leipzig and Mar del Plata. Discover all the awarded films on our website!
If you want to see a good film, you might want to check out our November film reviews!
Georges Khabbaz’ new film ‘Waynon’ has been selected to represent Lebanon at the Oscars 2016! Read more here.
Young movie makers who took part in a national film project have had their videos shown in the UK Parliament as part of a project supported by CAFOD.

Television

Organized by SIPCATV, (Service for Television Producers and Catholic Networks) 19 Catholic TV Networks from 14 Latin American countries participated in the Latin American Catholic TVs Congress.
The Prix Jeunesse International 2016 will take place in Munich, Germany from May 20 to May 25. The festival invites you to submit your entries untill Dec. 11.
Al Jazeera’s ’Afghanistan: No Country for Women’, was named Best Film in the television category at the 2015 Amnesty Australia awards in Sydney.
Discover the new TV-documentary "Chaplains", by Martin Doblmeier.

Radio

Catholic radios such as Radio Pacis in Aura and Radio Wa in Lira are among the eleven radios who are involved in the project “Consolidating peace Journalism in Uganda”.
Central Mindanao radio station won the CMMA award. Read more on the website.
Radios in North Korea help preaching across the demilitarized zone. Discover how it’s done here.
Finally, it is with a heavy heart that we announced the death of our Belgian colleague Bernard Decottignies, from Vatican Radio’s French section.

Journalism

A new journal was recently launched in Switzerland, the Journal for Religion, Film and Media (JRFM). Learn more about it on our website.
The Chairman of the Commission for Social Communications of the Kenya Conference of Catholic Bishops (KCCB), Bishop Joseph Obanyi Sagwe has called for responsible journalism ahead of the visit of Pope Francis to the country.
Catholic press struggles to earn trust in Australia. More info on our website.
Indonesian authorities continue to restrict foreign media access to the restive Christian-majority provinces of Papua and West Papua, despite assurances from President Joko Widodo. Read more here.
Anthony Bellanger was appointed as the new General-Secretary of the International Federation of Journalists. Congrats!

Media Education

Discover the publication "Reflections on Media Education Futures", published last September.
BOSCOM interacted with youth about social media. An interesting dialogue between the Salesians participants and the youngsters was held to explore new dimensions to the ever growing means of communication the Social Media.
Divine Word father Franz-Josef Eilers will receive this year’s Titus Brandsma Leadership in Social Communication Award in a ceremony scheduled on November 27 at the Carmelites’ Titus Brandsma Media Center (TBMC) in Quezon City, Philippines..

More news

Itaru Tsuchiya, vice-president of SIGNIS Japan attended the World Refugee Day symposium at the Seisen University. Read here his debriefing.
COP 21 is in 2 weeks! Catholic bishops from around the world came together in signing an appeal for government leaders to reach a "fair, legally binding and truly transformational climate agreement" at a summit in Paris and the Holy See has urged greater efforts to educate people, especially the young, about the impact of climate change, saying we need an ecological education.
Pope Francis’ visit in Uganda is approcahing. Last week, the official website and logo were launched. Discover them here.
World Internet freedom keeps eroding. Nauru, especially, has been urged to restore access to social media and support free expression. However, in India, it seems like there have been improvements.
Social Media are everywhere! Sometimes, they have a bad impact on life, like this young blogger explained, but sometimes, they play an important role, like in the migrant crisis or during the attacks in Paris, last Friday!

www.signis.net | UnSubscribe (itaru@m5.dion.ne.jp) serialonesignis


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2015年04月29日

カトリック映画賞「谷川さん、詩をひとつ作ってください」

第39回カトリック映画賞は「谷川さん、詩をひとつ作ってください」というドキュメンタリー映画に決まりました。その上映会を下記のように行います。

5月5日(火)中野ゼロ小ホール 13時開演 チケット 1000円

カトリック映画賞は SIGNIS Japan(カトリックメディア協議会)が毎年選出するものです。
私も SIGNIS のメンバーとしてその選定に関わってきました。
この作品は、谷川さんが詩を作っていく過程をおいながら、それらの詩に何が読み込まれ、またどのように読まれているのか、ということ追ったものです。
谷川さんの素朴でシンプルな詩のつくりかたがとても印象的です。

この上映会に先だって、この映画の杉本信昭監督、小松原時夫プロデューサーへのカトリック映画賞の授与式があり、また映画のあとに晴佐久神父さんとの鼎談が予定されています。
また、その鼎談のまえに晴佐久神父さんが谷川さんとの対談の映像が流れます。これもなかなかのみものです。

また、今年は「石川文洋と旅する」という映画にシグニス平和賞を授けられることになりました。この作品はベトナム戦争を取材したカメラマン石川文洋氏とベトナムを旅する姿を追ったこれもドキュメンタリー映画です。
こちらの上映は今回は行いませんが、ぜひご覧になっていただきたい映画です。といってもなかなか上映のチャンスがないのが残念です。

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2015年01月11日

Freedom Writers ......Their Story, Their Words, Their Future

入院中の暇に任せてお見舞いに来てくれた友人が貸してくれたDVDを見ている。
これまでに「ホテルルワンダ」「パッション」「レミゼラブル」「ダウト」を見た。さらに今日見たのは「Freedom Writers ......Their Story, Their Words, Their Future」だった。なかなかよかった。おもしろかった。

ストーリーである。

【ストーリー】

◆銃の替わりにペンを持ったとき、未来は僕らのものになった
ロス暴動から2年後の1994年、ロサンゼルス郡ロングビーチ。

さまざまな人種が通うウィルソン高校では、登校も下校も命がけだ。カリフォルニアの青い空など、見上げている余裕はない。「ロングビーチでは肌の色がすべて。浅黒いか、黄色か、黒か。一歩外に出たら戦場なの」 学校に着いても問題は同じ。みな肌の色ごとに徒党を組み、人種間の憎しみをむき出しにする。バッグには銃かナイフ。誰もが18歳まで生きられれば、十分だと思っていた。

そんな203教室に理想に燃えた国語教師がやって来る。彼女の名はエリン・グルーウェル、23歳。弁護士になるはずが、「法廷で子供を弁護するのでは遅過ぎる。教室で子供を救うべきだ」と教師になった変り種だ。しかし、支配階級である白人の女教師など、生徒たちには別世界の住人でしかない。彼らの拒絶にショックを受けつつも、エリンは夫スコット(パトリック・デンプシー)に支えられ、詩の教材にラップを取り入れるなど努力を重ねていく。ある日の授業中、ラティーノのティコ(ガブリエル・チャヴァリア)が黒人のジャマル(ディーンス・ワイアット)を馬鹿にした絵を描いた。「こんな絵を博物館で見たことがあるわ。黒人とユダヤ人は下等だとね」 ─ エリンは、第二次大戦のホロコーストがこうした差別から生まれたことを説明する。だが、驚いたことに、生徒たちは、ホロコーストも「アンネの日記」のことも知らなかった。銃で狙われた経験はあるというのに……。教育の大切さを改めて実感したエリンは、教材として「アンネの日記」を読ませようとするが、キャンベル教科長(イメルダ・スタウントン)に予算の無駄だと拒絶されてしまう。「あの子たちに知的興味を持たせるなんて無理よ」

次の授業で203教室に配られたのは、日記帳だった。「今思うこと、未来のこと、過去のこと。何でもいいから毎日書いて。そして読んでほしいときは棚に入れて」 ─ 最初に日記を書いたのは、おとなしいブランディーだった。徐々に、生徒たちは日記帳に本音を綴るようになってくる。「16歳で葬儀屋より多くの死体を見た」「難民キャンプで父は人が変わった。母や私を傷つけるようになった」「俺のダチはストリートの兵士だ」「銃を突きつけられると体が震える」 ─ 生々しい言葉の数々。兄は服役中で、母からも見放されているマーカス。カンボジア移民のシンディ。誰もが出口のない日々を送っていた。彼らの言葉に心揺さぶられたエリンは、本を買ってあげたい、とデパートでパートを始め、さらに週末はホテルでも働き始める。

数週間後、エリンはパートで貯めたお金で生徒全員をホロコースト博物館へと連れていく。父スティーブ(スコット・グレン)も渋々ながら運転手役を務めてくれた。ホロコーストの生存者に対面した生徒たちは、生への、そして知への欲求を高めていく。「彼らのことを忘れない。すべてミスGのおかげだ」

夏休みが明け、全員がなんとか2年生に進級。目立たなかったミゲル(アントニオ・ガルシア)が、日記を朗読する。貧しいミゲル母子はアパートから追い出されていた。「家もお金もないのに、なぜ学校へ行くのか? 服もボロボロで笑われると思ったけど、クラスのみんながいると気づいた。そして、グルーウェル先生が希望を与えてくれた。ここが僕の家なんだ」 203教室がひとつになった瞬間だった。だが、エリンの熱意が高じるにつれ、キャンベル先生ら学校側との対立が深まり、スコットとも距離が生じていく。さらには、コンビニ銃撃事件で、エバが目撃者となり黒人生徒のグラントが逮捕されてしまう。だが、服役中の父親の言いつけで、エバは仲間をかばっていた。「重荷は全部私が背負うの……?」 逆風が吹く中、203教室の生徒たちとエリンは、無事卒業の日を迎えることができるのだろうか。


いかにもアメリカの教育実践の話だと思った。こういうことができたのはすばらしい。教育にはこういうことができるのだと希望を持たせてくれた。でもこれはこうやってみろといわれてもなかなかできるものではないとすぐに考えてしまうのは教員の悲しい性か。
そのなかにクラスが変わるきっかけをつくった事件があった。人種的な偏見を元に描いた似顔絵がそのきっかけになった。
そして次にラインゲーム。「この歌を知っている人はラインまで進んで」「この本を読んだことのある人」という質問から初めて、「最後は銃で狙われたことのある人」「友人が銃で殺された人」という質問までして該当する生徒はラインまで進む。みんな無言のうちにそれを進める。
その後にみんなに「日記帳」が配られた。「何でも思うこと感じることを書いて。私に読んでもらいたい人は戸棚に入れておいて。後で読むから」。この日記帳が生徒たちを変えていくのである。

日本にも「綴り方運動」や「やまびこ学園」みたいな実践があるが、これはもっとすさまじい。
書くこと、表現すること、自分の言葉で語ることって、すごい教育力を持つものだと感心した。

この話は1994年に実際に起こった事件の時に、生徒たちが書いた「Freedom Writers Diaru」が原作となってつくられた。これは教員に見てほしい映画である。

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2014年11月19日

セミナー「Facebook で福音を伝える」のご案内

SIGNIS Japan では第20回「教会とインターネット」セミナーを下記のような要領で開催します。

  日 時  12月18日【土)2時〜6時
  会 場  聖パウロ会修道会若葉町修道院ホール
       (四谷駅下車徒歩10分)
  テーマ  インターネットが拓く新・福音宣教\
         −Facebook で福音を伝える

 このセミナーは、インターネットで福音宣教を考えるために年2回ほど行っています。前回台19回は今年2月神戸で、イエズス会の片柳神父に基調講演をお願いしました。
 今回はさらに具体的実践的に踏み込んで、Facebook を使って「福音を伝える」というテーマにしました。Facebook というこれまでになかった福音的なメディアの使い方に焦点を絞って考えていきます。
 タイムスケジュールは以下のようになっております。

 13:30 開場 受け付け開始
 14:00 開会の祈り
 14:15 SIGNIS Japan からの発題
 14:45 レポート「私の Facebook の使い方」
 15:45 休憩
 16:00 3つのワークグループによるワークショップ
      ●これから使う方のために
      ●もっと上手に使うために
      ●福音を伝えるための使い方
 17:15 全体会議
 17:45 閉会
 18:00 懇親会

 今回は、後半の部は3つのグループに分かれて行います。
 グループ1は、Facebook をこれから使いたいという方のために、アカウントの取得から発信、コメント、いいねなどの使い方を手ほどきします。
 グループ2は、Facebook を使っているけれど、もっと上手に使いたいという方のためのグループです。お互いにこんな使い方をしているということを自分の Facebook を紹介しながら報告します。
 グループ3は、「福音を伝える」ことを意識して使いたいまたは使っている方を対象にして、それぞれの企画提案について分かち合います。

 ご興味をお持ちの方はぜひご参加ください。
 申込みは以下のチラシの申込みページをファックスするか、またはメールで申込用紙の内容を記載してお申し込みください。

 女子パウロ会  SIGNIS Japanセミナー係(担当清水)
  Tel 03-3479-3941 Fax 03-3479-3844
E-mail info@signis-japan.org

20回セミナー表

20回裏

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2014年03月03日

「スピリチュアル・ケア」ノート

「聖書におけるスピリチュアリティ・スピリチュアルケア」(キリスト教カウンセリング講座ブックレット6 大柴譲治、賀来周一著 キリスト新聞社 2011年刊)を読んだ。なかなか参考になることの多かった本であった。
以下、そういうところを抜粋して記そうと思う。おもに後半の賀来さんの書かれた第2部「スピリチュアルケア−臨床牧会の立場から」というところに興味を覚えた。

 スピリチュアリティとは、従来意味されてきたような特定の宗教に基づくというのではなく、また神秘主義的な傾向によるものでもなく、きわめて成熟した宗教性とでも言うべき者が求められるようになった。
 宗教という言葉からは特定宗教、既成宗教のイメージが連想されるところから、宗教性という用語を使用するに抵抗感を持つ向きもありますが、ひとは「生き死に」の根源に関わる究極性を概念的にではなく経験的に求めているという意味で健全かつ成熟した宗教性という意味をスピリチュアリティという用語に込めることは許されることではないでしょうか。(106ページ)

 死の看取り現場から見えてくるもの
 危機的実存的問いとスピリチュアルペイン
 「こうなったら生きていてもしょうがない」「なぜ私はこんな病気になったのか」「もう諦める以外に道はない」「何かの祟りではないのか」「これから先わたしはどうなるのか」「私の人生はこれでよかったのか」
 科学の知の限界
今まで科学の発展の背後に隠れて光を浴びることのなかった対極としてwの個別性、非合理性、主観性に実は人間の問題を解明する大きな応えが潜んでいる。(111ページ)

3種類のスピリチュアルペイン
1.存在論的問い「なぜ存在するのか」(いるだけでは怠け者、存在するだけでは意味がない、こうなったら死んだ方がまし。)
2.目的論的問い 「何のために存在するのか」(役に立たないなら無駄飯食いだ、早く死にたい。何のために生きているのか。今は死ぬに死ねない、まだし残したことがある、私の人生はこれでよかったのか)
3.不条理の問い 「なぜ、私にこんなことが」(なぜ、こんな不幸な目に遭うのか、なぜ今なのか、なぜ他の人ではないのか、何もわるいことはしていないのに、正直に生きてきたのに、神はいるのか)

スピリチュアルペインと聖書

1.存在論的問いと創造の出来事
 「何かをする」ということを重視する現代社会の価値観は、ただいるだけで何もしない人はだめで役立たずとしか見ないのです。この社会における人の営みは、好意と存在から成り立ちます。しかし、社会は、行為つまり「する」ことに価値の基準を置いて人間を見るのです。「いる(存在)だけでは意味がない、この価値観は現代社会に生きる私たちの中に染みついています。(117ページ)
 神学者バルト(1886〜1968)は、自殺する人に語りかける言葉は「生きなければならない」ではなく、「あなたは生きることが許されている」でなければならない、と言います。(120ページ)

2.目的論的問いと終末の出来事
 人は命の終わりにさしかかれば、必ず何もできなくなるにちがいありません。それこそ「いるだけ」の世界に身を横たえなければならなくなるはずです。(131ページ)
 スイス人医師のポール・トゥルニエ(1898〜1986)の著作「老いの意味」(邦訳ヨルダン社)に「老いるということは、未完了の仕事を受け入れていくプロセスである」とあります。(133ページ)
 明日死を迎えるとしても、なお先を望んで、今日を淡々と生きるためには、死のかなたに、死にゆく「私」のすべてを受け取られて、究極の完成へと導かれていく、と言う宗教的世界が提示されねばなりません。ここには終末論的な意味を持つ、スピリチュアルケアの重要性が問われるのです。信仰があれば大丈夫、死ねば天国に行くという安易な言葉ではくくることのできない、深刻な苦悩や悲しみの最中にあってもなおその向こう側に究極性や永遠性、絶対性を希求する人間の実存がかかっているのです。
(134ページ)

3.不条理の問いと十字架の出来事
 ドイツの女性神学者ドロシー・ゼレ(1929〜2003)は、その著「苦しみ」(邦訳、新教出版社)という本の中で一つのエピソードを紹介しています。
 第2次世界大戦のユダヤ人強制収容所の中である出来事が起こりました。過酷な状況に耐えきれず、脱走を図った子どもたちがいました。二度とことを起こさないように見せしめのために、収容所の中の子ども全員を集めて一列に並ばせ、五番目ごとに銃殺したのです。
 ゼレはこの出来事を紹介するにあたって、こんなことを言っています。このようなときに、愛なる神、全能なる神はどこにもいない。もし神が愛であり、全能であるなら、すぐにやってきて五番目ごとに並んでいただけで銃殺される子どもを助けにきてくれるはずだ。しかし、そのような神はどこにもいない。もし神がいるとすれば、銃殺される子どもと一緒に殺された神がいるだけだ。そういう神はともに苦しむ神であり、それが十字架のキリストに他ならないと言います。
 キリストは十字架上で果てられるとき、「わが神、わが神、なぜわたしをお見捨てになったのですか。」とさけばれたとあります。
 神の子が神から見捨てられたのです。これほどの不条理はありません。キリストは不条理の極みにご自身をおかれたのです。キリストご自身を不条理の極みに置かれることで、私たちが不条理の極みに立つとき、共にいてくださるお方だということを、十字架上のキリストを通して私たちを知ることができるのです。(127ページ)
 究極のカウンセリングは「共にいること」(WITHNESS)であるといわれます。苦難の中にいる人と共にいることは辛く難しいことです。しかし、共にいてくれる人がいれば、問いだけあって答えがないところでも、人はなお前に向かって生きることができます。(127ページ)
 


 引用ばかり長すぎてしまった。
あとは見出しだけですませることにしよう。本当はここがもっとも大切なところかもしれないけれど。

第4章 スピリチュアルペインに対するケア
1.存在論的問いに対するケア 存在の肯定と安心感の付与
2.目的論的問いに対するケア 究極の世界にゆだねる決断
3.不条理の問いに対するケア 意味のあるプロセスの共有者の存在

私の物語
 スピリチュアルケアの最終目標は、当事者がどれほど成熟した「私の物語」を作ることが課題となります。その物語の質はスピリチュアルペインの克服の程度によって決定されます。援助する側からみれば、その「私の物語」が慰めや希望をもつ物語となるように援助することが求められています。

 こんな「物語」が紹介されていた。

 手元に一冊の本があります。三児の母、そして49歳にして「がん」と向き合う日々を生きた一人の信仰者田坂祥子さんの死の看取りの記録です。この本は「安らかな死」と題して1994年に日本キリスト教出版局から上梓されました。
 1992年の5月9日の朝、祥子さんは愛する夫と32人の子どもたちに見守られ、自宅のベッドで召される時を迎えた。最期の言葉は「あなた、ありがとう」とのご主人への感謝であった。納棺の時には「みんなの席を天国で取っておくからね。椅子取りみたいに。いい席にハンカチを置いておくよ………」と数日前に彼女がユーモアたっぷりに言い残した言葉通り、棺の中にはハンカチをたくさん入れた。音楽の好きな祥子さんにとって、天国は音楽会だったからである。

 私もこんなすてきな物語を死ぬ間際につくれるだろうか。
 私は「死にたくな〜い。もっと生きていた〜い」と絶叫して息絶えるのではないか。その往生際がわるさに神さまもあきれるだろうが、「こんな絶叫する元気があるなら、もう少し生かしておくか」と神さまに思わせてしまうのがねらいの物語である。

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2014年02月13日

「ありがとうの児童画展」の43年前の子どもたちの絵

 私のSIGNISの友人の鈴木浩さんは、今から43年前の1969〜1970年に自転車で日本全国の小学校をまわり、子どもたちの絵を集めました。約125校から500点余の児童画を集めました。
 彼はそれを集めて東京で児童画展を開くのが夢でした。その夢は1970年10月に実現します。

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そしてそれは新聞記事にもなりました。

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 Facebook で少しずつ発表されてきましたが、ここで一挙に全作品がみられるウェブサイト児童画展「ありがとうの絵」が開催されるようになりました。
 どの作品もじつに生き生きとその時代を反映して描かれています。
 彼はこの絵を当時小学生だった作者に返却したいのだそうですが、返却するすべがありません。この絵を見て描いた方たちと連絡が取れたら幸いです。

 それにしても全国を自転車で回って、子どもの絵を集めたというのは、今では考えられないことですね。それをあつめた青年時代の鈴木さんと快く絵を提供してくださった学校と子どもたちに頭が下がる思いです。

こちらにもあります
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2014年02月06日

福島の子どもを描いたアニメ「アビタ」アニメ国際賞

 FBで知った短編アニメ「アビタ」です。



 この短編アニメはドイツに在住する日本人学生が作ったアニメだそうです。アニメのタイトルは「Abita(アビタ)」で、福島原発事故の放射能汚染で苦しむ子供が主人公になっています。
 いろいろなところでアニメの国際賞を受賞しているのだそうですが、不思議なことに日本ではほとんどそのことが報道されないし、知らされていないということです。

・Awards:
Best Animated Film, International Uranium Filmfestival, Rio de Janeiro, 2013
Special Mention, Back-up Filmfestival, Weimar, 2013
・Coming Competitions:
Eco-Filmtour, Potsdam, 2014 (nominated)
Winter Film Awards, New York City, 2014 (nominated)

 このアニメをみて感じたこと、考えたことを教えてください? 特に子どもたちがこれをみてどのように反応したかをお聞かせください。

 ちなみに、これを作った日本人学生とは、ドイツのルートヴィヒスブルク(Ludwigsburg)在住の Shoko Hara さんというかたで、1988年に岡山県で生まれ、1998年にドイツに移住しています。大学ではメディアデザイン研究科に在籍、2012年にバーデン・ヴュルテンベルク州立フィルムアカデミー、モーションデザイン学科で学びました。

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2013年11月02日

平松洋子「私の断食1週間」に耽溺する。

 平松洋子著「野蛮な読書」という本を読んでいる。この人の文章のうまさ、おもしろさは絶品であると前にも書いた。

「手で割る」時の音 平松洋子著「世の中で一番おいしいのはつまみ食いである」
平松洋子さん「小鳥来る日」の小躍りしたくなる筆致
平松洋子さんの「小鳥来る日」というエッセイの連載が楽しみです。

 このブログに3回も登場している。これからもまた登場するであろう。私はこの人のファンなので、この人の書くものはチェックしている。このブログのネタになるような Good News の宝庫みたいなものである。
 今回は「野蛮な読書」である。いろいろな本の紹介本であるのだが、わたしにはどこが「野蛮」なのか今ひとつつかめてない。
 その中でこんな文章があった。「わたしの断食1週間」、つまり伊豆の断食道場で過ごした1週間が克明に書かれている。
 本当は日曜日からいくはずだったのが、都合で行けなくなってしまった初日の「断食」できなかった体験にはじまり、行きの「特急踊り子号」の中での読書と「何も食べずに来てください」との誘惑との戦いにつづく。
 それからその日のメニューがでてくる。

火曜日
 早朝 ヨガ 気功体操
 朝 野菜ジュース1杯
 午後 歩く(1万305歩)
 夕方 野菜ジュース1杯
 夜 ヨガ


 その日をどのような気持ちで過ごしたかということが毎日書かれている。

なんだかんだとけっこう忙しいのである。行動は一切自由なのだが、集会室で行われている6時半のヨガや7時半の気功体操にどれどれと律儀に参加しているだけで時間が自動的に進行する。


 この気持ちは完全沈黙の8日間の黙想会〔霊操)に参加したときの気持ちと同じである。

「空腹になったら歩け」はダイエットの鉄則と聞いていたけれど、どうやら本当である。食べずにいるとむしょうに歩きたくなるのだ。………
いざ歩き始めると空腹感が消えて爽快感にかわり、能がよろこびはじめるのである。うそだろうと思うのだが、ほんとうなのだった。………
あっという間に1時間半あるいて帰り着き、ひろい温泉風呂にざぶんと浸かると、ぺったんこの腹がうれしい光景に映るのだった。


 そして読書である。こんな時に読む本を選んで持参したその本が次々と紹介されている。

空腹のとき読みたくなる本はなにか。見当がつかないから雑多な本を10冊ばかりバッグに突っ込んだのだが、風呂上がりにすんなり手が伸びたのはこの2冊である。
正岡子規 「墨汁一滴」「仰臥漫録」
何度も読み返した本なのに、荷造りをしているときふと予感が働いた。食べない、または食べたくても食べられないこれからの1週間、病床わずか6尺にあって食べることに執着した子規にすこしにじり寄れるのではないかと。

はじめは空腹からの逃げ場だったが、やっぱり耽溺した。………子規のいのちが充溢している。しだいに病床の人の魂に指を伸ばしている感覚を覚えて、さらに読み耽る。
夕刻は野菜スープわずか1杯。五臓六腑に沁み渡る。野菜の味わいに集中しながら噛むようにして時間をかけてのみ、ふたたび部屋にもどってベッドの上で「墨汁一滴」。消灯10時。


 ほんの僅かのスープや重湯の味わいと散歩の中継と読書の体験とが克明につづられている日記である。でもあきない。それどころかこっちまで断食をしているような錯覚さえ覚える。
 こうやって引用していると全部を引用したいという錯覚にもおちいる。
 読み終わって、ためいきをついて、そしてこれがなぜ「野蛮な読書」なのか少し分かったような気がする。でもすこしだけである。

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2013年09月28日

「プレイフル・シンキング」上田信行著を読んで私はとってもプレイフルだと思いました。

 「プレイフル・シンキング」(上田信行著 宣伝会議 2009年7月刊) 
をよみました。
 こんな問いかけからこの本は始まっています。

上司から「今度こんなプロジェクトがあるけど、やって見ないか」と、新しい仕事を打診されたとしよう。
あなたの心にとっさにおもいうかぶのは、次のどちらに近いだろうか。
1.Can I do it? わたしにできるだろうか?
2.How can I do it? どうしたらできるだろうか。
この2つは、あなたがどれだけ仕事を楽しむ姿勢をどの位持っているかどうかを知るためのバロメーターである。


 これを読んで私は紛れもなく、後者だと思った。自分にそれができるかどうかということをほとんど考えない人だということを始めて知ったのである。すぐにそれはどうしたらできるかと方向に考えが進んでしまう。
こういう思考をすることを著者は「プレイフル・シンキング」と呼んでいる。「プレイフルとは、物事に対してワクワクドキドキする心の状態のことをいう」とも書かれている。

教育学でいう「まなび」とは、これまでの学校教育では、大人からこどもへ知識を伝達する「インストラクション」が中心だった。
それに対して今大きな潮流となっているのが、学びとは子供が何かを体験し、その体験を振り返るプロセスを通して自ら構築していくものであるという考え方だ。それを、インストラクションに対して「コンストラクション」という。知識とは他者から与えられるものではなく、みずから創り上げていくもの、つまり「創造するもの」であるという考え方である。教育学ではこのような学びのことを「コンストラクシナル・ラーニング(構成主義的な学び)」という。


そのほか、興味を持ってマーキングした所を抜き書きしてみよう。

プロフェッショナルとしても存在価値は、専門的な知識や技術を持つことにあるのではなく、むしろそう言った蓄積されたのにも安住することなく、状況に応じて自分を進化させ、イノベーションを生み出すことにある。
物事に積極的に関わろうとする知的好奇心にあふれる自分と、それを俯瞰してながめるもう一人の自分を持つこと、その両輪をうまく回しながら革新を生み出すことがプロフェショナルであるということである。

プレイフルとは
真剣に向き合うこと
柔軟であること、
協調のためのエンジン
実現できそうな予感にワクワクすること。

Fixed Mind-set と Growth Mind-set
  固定的知能観 と 成長的知能観
  よく見せたい と よくなりたい
   失敗は過ち と 失敗は自己投資
    自己防衛 と 課題挑戦

ライブ感とインプロビジョン(即興性)
可鍛性 鉄鋼を熱して叩いて鍛えると強度や強靭性(粘り強さ)が向上していく。
malleable 目標の再構築

発達の最近接領域 ビゴツキー
大人が手を貸したり、有能な仲間と仕事をすることで、自分ひとりの力で到達できるレベルよりも高次の問題解決が可能となる。子供一人で解決できる現時点の発達レベルと大人のサポートがあれば解決可能となる潜在的発達レベルと大人のサポートがあれば解決可能となる潜在的発達レベルとの間に存在する領域である。
憧れの最近接領域
あの人とだったらできそうだ。という他者含みの自信。
プレイフルな対話。
何をやるかよりも誰とやるか。


 とまあ、こんなことが書かれている本でした。新しい考え方を教わるというよりも、自分がしてきたことはこういうことだったのかと教えてくれた本でした。
 この著者が奈良県吉野川のほとりに作っている実験的に行っているネオミュージアムというプレイフルな創造空間におおいに興味を持ちました。いつかいってみたいと思っています。

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2013年06月18日

清子さんの絵「よろこび」です。

 清子さんが描いた絵が新構造神奈川支部展に出展されました。この時期に入って元気さを失いかけていたので完成が危ぶまれましたが、作山隆一先生のシッタゲキレイのおかげで何とか出展にまでこぎ着けました。
 絵はいうまでもなくベトレヘムのイエス誕生の場面ですが、最初彼女は「牛の目」を描きたいといっていました。その牛の目がいつのまにか「うまごや」に変わったというわけです。そういわれてみると、牛の目はかわいくよく描けていますね。

YorokobiKiyoko

 よくみると、このころは裸の子どもの天使はいなかったとか、生まれたばかりにしては大きくて生後10か月くらいだとか、これでは馬小屋ではなく、野原の中ではないかとか、いろいろけちをつけられるのですが、それでも清子さんは完成をとても喜んでいました。もちろんわたしもです。
 この作品は、もうすこし手を加えて、9月19~24日に上野の東京都美術館で開かれる新構造展にもういちど出品されます。そのときにはぜひ見に来てくださいませ。来られるときはご一報ください。招待券をお送りします。

ShinkozoHagaki

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2013年06月05日

デアが生まれるのか」という本の広告が目にとまった

今日6月5日の朝日新聞に「なぜ本屋に行くとアイデアが生まれるのか」の本の広告が載っていた。
私も同じ感覚を持っていて、その間隔を呼び起こしてくれたので、その広告を読んでみた。

「ムダ」と「想定外」の出会いが、情報の化学変化を起こす。
本屋大賞の立ち上げや、数々のヒット広告にたずさわってきた著者の企画力の源とは。


「情報の化学変化」なるほどなかなかうまいことをいう。
私にとっては本屋もそうだけれど、文房具やおもちゃやなどもそういうところでもある。というか、案外100円ショップも「情報の化学変化」を起こしやすい場所だと思った。
でも、この前提を認めると本屋で働いている人たちは年中「化学変化」に襲われているので、精神の偏重を起こしてしまうのではないかと心配される。

さっそく横浜市の図書館ネットワークで探したら、まだこの本は図書館にはないようである。本屋で立ち読みしてからこの本をどうするかを考えよう。いま、
私はできるだけ本を買わないことにしているので………。


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2013年05月21日

カトリック映画賞「隣る人」上映会のお知らせ

第37回日本カトリック映画賞は刀川監督作品「隣る人」となりました。
この映画はこんなドキュメンタリー映画です。

一緒にごはんを食べ、お手伝いをして、遊んで、絵本を読んでもらう.時には怒って凹んで泣いたって、同じ布団で練れば同じ朝が来る。
壊れた絆を取り戻そうと懸命に生きる人びとの、平凡だけど大切な日々の暮らし。


このドキュメンタリーでは、地方のとある児童養護施設の日常をたんたんとおっていきます。ナレーションも音楽もなく、あるのは子どもたちとそれを取り巻く保育士やおとなたちとの関わり。そこで交わされる何気ない言葉がとても大事な福音のメッセージを運んでいるのです。



この映画の日本カトリック映画賞受賞式ならびに上映会を下記のように行います。
日時 2013年6月22日(土)
昼の部 13時より、受賞式、上映会ならびに刀川監督と晴佐久神父対談。
夜の部 17時より 晴佐久神父のお話のあと上映会
会場 川崎市アートセンター アルテリオ小劇場(小田急線新百合ヶ丘駅下車徒歩3分)
チケットは1,500円 聖イグナチオ教会案内所、スペース・セント・ポール、サンパウロ書店(四谷駅前)、高円寺教会天使の森
あるいは、itaru@m5.dion.ne.jp へお申し込みください。

新百合ヶ丘のアートセンターでカトリック映画賞上映会をするのは、4度目。例年チケットが早く売り切れてしまって多くの方々のご来場をお待ちしています。

私はSIGNISのメンバーなので、このカトリック映画賞の選定に関わっています。私自身は映画にはそれほど興味をもっているわけではなく、また そんなに映画を見ることも多くないのですが、この選考に関わっていくつかの映画を見る機会があるのはとてもいいことだったなと思っております。
この作品も、じっくり見てください。きっとその内容の豊かさに感嘆されることでしょう。

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2013年04月23日

「壁を乗り越えられなかった話」が「心のともしび」にのっています。

「心のともしび」のホームページに、私の書いた「壁を乗り越える」というテーマの話が掲載されました。
今だったら坪井木の実さんの朗読で聴くことができます。でもこれはすぐに聴けなくなってしまうので、すぐに聞いてみてください。文章の方はずっと残っています。

実はこの話は、私の少年時代の「壁を乗り越えられなかった」という恥ずかしい話です。「心のともしび」にふさわしい話だったかどうか、ちょっと疑問に思わないわけでもないのですが、こういう話もいいかと思って思い切って恥を忍んでかきました。自分ではとても気に入っているんですが………。
このラジオ番組は「カトリック教会提供」なのですよね。

ついでに4月26日はラジオの「心のともしび」で私の書いた文章が坪井木の実さんの朗読で放送されます。ニッポン放送朝5時25分から30分までです。テーマはなんだっけ? 3か月くらい前に書いたものなので、忘れてしまった。

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2013年04月11日

「昨日のように遠い日 少女少年小説編」の独特のユーモアと切実さ

友人が facebook に次のように書いていた。
息子が学校から帰宅し「今日、国語の授業で読んだ短編は素晴らしかった。感動した」という。教科書に載っていたのだそうだ。そこまで息子が評価する小説を私も読んでみたいと思いネットで探す。アルトゥーロ・ヴィヴァンテ作「灯台」。「昨日のように遠い日」という作品集に入っている。

これは読まねばと思って、すぐに図書館に予約を入れて、その本を手に入れ、さっそく読んでみた。その中から一番短い『小説』を紹介してみよう。
ある男の子に尋ねました。  ダニエル・ハルムス 増本浩子訳

ある男の子に尋ねました。「ねえ、ヴォーヴァ、どうして肝油が飲めるの? ものすごくまずいのに」
「肝油を一口飲むと、ママが10コペイカくれるんだよ」とヴォーヴァが言いました。
「10コペイカ玉をもらったら、どうするの?」とヴォーヴァに尋ねました。
「貯金箱に入れるよ」とヴォーヴァは答えました。
「それから?」と尋ねました。
「貯金が2ルーブルになったらね」とヴォーヴァは言いました。「ママがお金を貯金箱から取り出して、ぼくに肝油をひとびん買ってくれるんだ」

この話を読んで何を感じ、何を考えられただろうか? 「ふ〜ん。不思議な話だ。この男の子はこの答えにナットクしたのだろうか? ヴォーヴァはそれを楽しみにして肝油を飲み続けているんだろうか?」などなど疑問が次から次へとわき起こってきた。
この「小説選」にはこんな話がイッパイにつまっている。なかには「なんだこりゃ」という話もあるが、それでもなぜか心に残る話なのである。
私はこのダニエル・ハルムスという作家に興味を持った。「おとぎ話」という話が一番気に入った話である。

アルトゥーロ・ヴィヴァンアテの「灯台」「ホルボーン亭」もなかなかいい。前者は国語の教科書に載っていたという話だが、これを教科書に載せる編集者の慧眼もさりながら、それに感動する少年もみごとであり、それを聴いてすぐに読んでみようとする母親にも感心する。
さらには、これらの「少女少年小説」を選んで「少女少年小説集」とした柴田元幸氏に敬意を表したい。かれは「あとがき」で次のように書いている。
少年小説にあっては(そして少女小説にあってもおおむね同様に)「われわれは常井、少年に見えている世界にと、いずれ彼に見えるであろう世界からなる、二重写しの世界を見ている」のであり、その二つの世界の間の緊張から独特のユーモアと切実さが生じる」

さらにさらに、FBでも紹介されていたが、この本の江國 香織の「書評」もなかなかすばらしい。いかにも手にとって読みたくなるような秀逸の書評である。その中にこう書かれていた。
ほとんどの物語が少年か少女を主人公としているのだけれど、少年や少女である時間の特別さというのは、それが大人たちの日々とおなじ時空間に存在するために、ある意味で閉じられ、そこにおもしろいひずみが生れる。この本のなかには、そのひずみが、たくさん、さまざまな形で存在している。いま確かにここにある、けれどいつか失(な)くなってしまうひずみ。どの作家も、それを全く感傷的なふうには扱っていない。小説にとって、ひずみは勿論おもしろいものなのだ。個々の人間にとっては、記憶が感傷をひきおこすかもしれないとしても。

この文章を読んではじめて「少女少年小説」とわざわざ文字の色を分けて書くこだわりの理由が少し分かるような気がした。

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2013年04月09日

音楽の歴史をわずか7分でつづった動画に圧倒されました。

こういう表現方法もあるんですね。
このイラストを全部書き上げるのに、いったいどのくらいの時間がかかったのでしょうか? それを7分に圧縮するとこうなるわけです。
この手法をほかの何かにも使えそうな気がしますね。たとえば会議の議事録を書くとか、旅行の報告書とか。それにしてもイラストをはやく書ける能力が必要になりますが。



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2013年03月12日

フランス人は「マニフ」好き

鶴見図書館に行く途中、遠藤写真館の入口に置いてあった「media SPICE」というFREE Magazine を取って読んだら、これがなかなかセンスのいい雑誌だった。「神奈川発!休日を楽しむWeb フリーマガジン/メディア・スパイス」とある。初めて知った。

この雑誌に連載されている松本百合子さんという方の「闘うフランス人」というタイトルのエッセイがとてもよかったので、最近フランス人男性と結婚した十二所の新妻に「読んでご覧」と勧めた。そうしたら、彼女「私もフランス人と闘っています」だって。

このエッセイの内容は次のとおりである。
フランス人はデモが好きだ。デモはフランス語で「マニフェスタシオン」略して「マニフ」。
最近では2010年、サルコジ前大統領が退職年齢を60歳から62歳に引き上げる法案を提出した時。労働者たちは一刻も早く定年を迎えてゆっくりしたいのに、余計なことをするな!という立ち上がり、学生たちは雇用が減ったらやばい!と立ち上がった。結局サルコジ政権は法案を取り下げる。
また、オランド新大統領の公約であった「同性愛者の結婚と同棲カップルの養子縁組を認める」という通称「みんなのための結婚」という法案を提出した時、反対する30万人以上の参加者のマニフが繰り広げられた。

ドラクロワの「民衆を導く自由の女神」の絵に描かれたフランス国旗を掲げて民衆を鼓舞するマリアンヌはフランスのシンボル。何か問題が起こると、フランス中が男女の関係なくマリアンヌと化し、理想の国づくりに参加する。「個人主義といわれるフランス人が心を一つに団結して、積極的に権力に立ち向かうこの姿には、ちょっぴりしびれる」と著者は宣べているが、私も同様である。

ただし「定年延長」について、日本人は「定年延長」を求めてデモをするだろうが、フランス人は「定年延長反対」を叫んで「マニフ」をするというところが対照的だと思った。
この松本百合子さんの「一喜一憂のパリ」という連載エッセイは注目に値する。次号も必ず手に取ってみようと思った。過去のエッセイはここにあった。

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2012年12月25日

「いわお」181号でメリークリスマス

 私はカトリック鶴見教会の教会報の編集をしています。このクリスマスに181号を発行して、今日のミサの後に配りました。
 今年の179号から、表紙だけはネットでカラー印刷を発注しています。クリスマス号の発行部数は370部ですが、表紙の片面のカラー印刷は8000円弱です。これを高いというか安いというかは評価が分かれるでしょうが、おかげでとても見栄えが良くなったと好評です。
 今号は「信仰年によせて」という特集と「主任司祭の叙階30周年おめでとう」という特集を組んで28ページものとなりました。なかなか読み応えのある号ができたと思っています。



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