人間は青年時代は肉体で世界を捉え。
壮年時代は心と知で世界をとらえるが、
老年になると魂で世界をつかまえようとする
遠藤周作は自分もその三番目の魂の年齢になったと述懐している。
わたしはどうなのか、まだその域には達していないような気がするが。
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老年になると魂で世界をつかまえようとする
もし私がそれをしなければ、誰がするだろうか?
私が今、それをしないなら、いつ、それをすべきであろうか?
もし、私が自分自身だけのためにそれをするのなら、わたしとはなんであろうか?
生物学はもとより、ユングや般若心経から「夜と霧」のフランクル、ナチに抵抗して処刑されたディートリッヒ・ボンヘッハーなどを随意に引用して語られる「生の意味」に遭遇し、私は性根を入れ替えることができた。
悲しみの諸相
親の死 あなたの過去を失うこと
配偶者の死 あなたの現在を失うこと
子どもの死 あなたの未来を失うこと
友だちの死 あなたの人生の一部を失うこと
「愛する人を亡くしたとき 」(E.A.グロルマン著 春秋社)
TALKとは、Tell、Ask、Listen、Keep safeの頭文字をとったものです。
T:あなたの様子をみていると、とても心配になるという点をはっきりと言葉に出して伝える。
A:自殺のことをうすうす感じているならば、はっきりとその点についてたずねる。真剣に対応するなら、それを話題にしても危険ではなく、むしろ自殺予防につながる。
L:傾聴する。励まそう、助言しよう、叱ろうなどと思ったり、気分転換のためにどこかに連れて行こうという気持ちがわき上がるかも知れないが、最初は、徹底的に聞き役に回り、相手の絶望的な気持ちを真剣に聴く。
K:危ないと思ったら、その人をけっしてひとりにしないで、安全を確保したうえで、必要な対処を行う。周りの人からの協力も得る。危険だと考えられる人、とくにはっきりと自殺を口にしたり、自分の体を傷つけたりした人は、確実に精神科医の診察を受けさせる必要がある。
自殺の危険が高い人は、周囲から手を差し伸べられても、それを拒絶して、孤立を深めていくケースが多い。
日本では、精神科を受診することに抵抗がある人が多い。
相手に自殺の危険を感じたら、TALKの原則で対応し、できるだけ早く、精神科の診察を受けさせるべきだ。
「いざときノート」は、葬送をメインにしたエンディングノートではなく、今すぐ役立つように作られています。忘れがちなパソコンのパスワードなども記入しておけるようになっているので、とても便利です。
さあ、いざという時あわてないために、今のうちから記入しておきませんか。大事な人の名前、かかりつけ病院の電話番号、保険の満期日、尊厳死の意志など・・・記入しているうちに、いろいろ整理され将来の不安が薄れてくるはずです。
開かれる知 つながる力
動き出す「チーム・グローバル」
社会の課題次々と挑戦
「仮設住宅にふれあいの場がほしい」という呼びかけに応じて、実際に南三陸町の仮説建設プランとして採用されたのは、アメリカのハーバード大学やMITの学生たちのプランだった。プロもアマも日本も外国もない。復興の最前線で「チーム・グローバル」が20年後の街の姿に目をこらす。
共鳴する世界は国を超え、若い世代を巻き込む。同じ価値観や使命感を抱く人びとが自由につながる.押しつけでない分、秘めるパワーは大きい。新世代が次代のルールで動く。古い秩序って窮屈じゃないですか。
コンピューター(Computer)を傍らに育ち、
ネット上で知人とつながり(Connected)
コミュニティ(Community)を重視する。
変化(Change)をいとわず、
自分流を編み出す(Create)
ジェネレーションC、未来を駆ける
深刻な経済危機が世界を覆っている。不況にあえぐ日本でも失業者が増大し、貧困や格差が広がるばかり。この「危機の時代」を克服するには「痛み」や「幸福」を社会全体でわかちあう、新しい経済システムの構築が急務だ。日本の産業構造や社会保障のあり方を検証し、誰もが人間らしく働き、生活できる社会を具体的に提案する。
スウェーデン語に「オムソーリ」という素敵な言葉がある。「オムソーリ」とは「社会サービス」を意味するけれど、その原義は「悲しみの分かち合い」である。「オムソーリ」は「悲しみを分かち合い」「優しさを分かち合い」ながら生きている、スウェーデン社会の秘密を解き明かす言葉だといっても言い過ぎではない。
幸福は分かち合うべきものである。現在の危機は分かち合うべき幸福を奪い合うとされていることから生じている。能動的希望としての分かち合い
もう一つの言葉の「ラーゴム」は「ほどほど」というような意味である。極端に貧しいことも極端に豊かなことも嫌悪するスウェーデン人が追求する重要な価値である。つまり、超過も不足も悪徳(カキア)する「中庸の徳」という倫理を評している。
それはたしかに短い期間の出来事であったけれども、その事実を知った多くの人のこころをうち、社会の片隅で大きな声を上げることのできない傷ついた人々をそっと力づけた。敵と見方の対立を無効化し、「やられたらやり返す」という報復の連鎖を超越していく物語であるとも言える。
2007年4月16日に米国のバージニア州工科大学で、学生による銃の乱射事件が起き、33人の学生。教職員が殺された。乱射した学生は自殺した。
バージニア工科大学事件の次の週に、被害者の追悼集会がキャンバス内で行なわれた。キャンバスには、死亡した学生の数と同じ33個の石がおかれ、花が添えられていた。実は犯人によって殺されたのは32人である。「33個目の石」とは事件直後に自殺した犯人のために置かれたのである。
殺害した犯人も、その家族も、この狂乱した現代社会の被害者であるという考え方に、わたしは大きな救いを感じる。
日本で同じような事件が起きた時に、われわれは「33個目の石」を果たして置くことができるだろうか。この小さな希望の石を、我々の社会は許容するであろうか。
赦すということ
自殺について
子どものいのち
ナショナリズム
監視カメラ
中絶
おしゃれと化粧
加害と被害
哲学
認知症のわたしに生きる価値があるのか
今日における哲学の意義とは、唯一の真理を押し付けてくる宗教からは徹底的に距離を取りつつも「唯一の真理なんてないのさ」という成熟社会の相対主義に何度も疑問を投げかけ、どうすれば唯一の真理に近づけるのかというプロセスを素手で模索するところにのみあるのだと、私は考えている。
単に収入を得る手段としてだけでなく、自己実現のために、そして環境・人権などの課題に使命感をもつ__このような価値観をもって働く社会起業家がいま注目されている。社会責任投資の高まり、企業とNPOのパートナーシップといった新しい動向を明らかにしながら、アメリカ、日本の社会起業家の生き方を紹介し、その意義を考える。
第一に働くことを自己実現の場であると考えていること。自分に与えられている人生を価値あるものにしたいと考えている人たちである。「人生の意義」を土台に据えて、その上にさまざまな価値観を築き上げ、その実現に向けて、積極的で主体的な生き方をして行こうとする。少し大げさにいうと、「いったいなんのために生きているのか」と自分の存在を見つめ直し、その問いに対する答えとして事業を起こしているのだ。
二つ目は、社会や環境や人権など地球規模の課題や地域社会が抱える課題に対して使命感を持って挑み、事業を行っている点だ。事業の形態は、営利企業のこともあれば、NPOのこともある。しかし、いずれにしても、社会起業家は「社会をよくする」という目標に忠実に行動する。
社会起業家の特徴
1.地域コミュニティや世界のニーズに応える社会的使命感を根底に抱きながらも、事業を実践する過程では、巧みにビジネス・テクニックを応用する。
2.資本力は弱いながらも、時代を鋭く捉えたアイディアや創造性に溢れた組織をつくる。
3.パートナーシップを重視する。縦割り型組織ではなく、同じ価値観を共有する組織と有機的に結びつき、相乗効果を考えながら、目的を達成するためのネットワークを実現していく。
4.労働を収入の手段としてだけではなく、自己実現の手段でもあると考える。
5.事業の所在地の地元住民から遠く離れた発展途上国の国民までを、利害関係者(ステークホルダー)と見なし、彼らの価値観に根ざした商品やサービスを提供する。
6.長期的な効果を重要視する。たとえ短期的な利益を犠牲にすることがあっても、長期的な恩恵を選ぶことで最終的にはステークホルダーの満足が得られると確信している。
社会起業家から教わった生き方、働き方の極意
1.自分の好きなこと、楽しいことに夢中になろう
2.いろいろな人と喜びや悩みやゆめを分かち合おう
3.効率を優先させない。何が大切かを見極める
4.かわいいこには旅をさせろ。かわいい子だけではなく自分がかわいいと思う大人も旅に出よう。きっと名案が浮かぶだろう。
5.おかげさまの気持ちを忘れずにいよう
6.諦めるから失敗する。成功するまでがんばろう。
7.人と競争するのではなく協奏しよう。
8.人生に無駄はない。一見マイナスなことでもそこから何かが見えてくる。
9.人がどう思うかではなく、自分がどう思うかを大切にしよう。
10.たまには自分を褒めよう。
英国、生活のすみずみまでに広がるシェアリングの楽しみ
スマートフォンやGPS(全地球測位システム)ソーシャル・ネットワークなどの新しいテクノロジーが、今までにない方法と規模で、あらゆる種類の富を共有交換することを可能にしつつある。英国で始まっている斬新なアイディアやビジネスを紹介する。
たとえばカーシェアリング。英国の家庭の5軒に2軒は年間5千マイル(約8千キロメートル)も走らない車を所有しており、その維持に年間5500ポンド(約72万円)を費やしている。「ウィップカー」がユニークなのはこうした稼働率が低い個人の車を近所の人に貸す、ピアツーピア(仲間同士)のカーシェアリング組織であることだ。
自転車シェアリングは、カーシェアリングよりもはるかに進んでおり、今世界で急成長している。利用者がA地点で自転車を借り、用が済めばB地点で乗り捨てることができるのがセールスポイントである。
農地や住居、公共的な施設の共同利用も盛んである。ランドシェアリングである。人々はネットを通じて、例えば裏庭に空いた土地を持っているジョーンズ氏を野菜を作りたいスミス夫人に紹介する。
旅に出る人のためのルームシェアリングもピアツーピアに行われている。
コミュニティ内の遊休スペースを若者が利用できるようにするサービスもある。
リサイクルやリユースも者や商品のシェアリングである。
家庭菜園でできた野菜を近隣の人にシェアするシステムもある。
最後に、ピアツーピア・レンディング。ネット空間につくられた貸し手と借り手の出会いの場である。これもピアツーピアの関係だからこそできることであろう。
―- Original Message ―–
From: “WAKAGE”
To: “★若気の皆さん★”
Sent: Friday, March 18, 2011 8:37 PM
Subject: 仙台教区サポートセンターボランティア募集について
みなさん、こんばんは。
今回の震災に関し、仙台教区がサポートセンターを開設、ボランティアの受け入れを開始しました。ワカゲでは、個人で行かれるよりも、ある程度まとまった人数で出向いた方があらゆる面で心強いと判断しました。そこでサポートセンターと連携し、当面、東京教区の青年ボランティアの窓口となる事を決定致しました。以下、サポートセンターからの情報を基に募集要項を作成致しました。申込み期限は「プランA:3月20日12:00まで」、「プランB:3月 28日12:00まで」とさせて頂きます。プランA、Bともに定員が設けられております。定員に達しました時点で応募を閉め切らさせていただきます。
下記事項を必ずご確認のうえinfo@wakage.orgまでご応募お願い致します。