「こんなところで咲いている」の王者はきっとこの「きらん草」ではないかと思う。
石垣の岩の割れ目にしっかりと根を張る。
そしてこれに付いた名前が「地獄の釜のふた」。こんなかれんな花にどうしてこんな名前が付いたのでしょうか?
「金襴草」と書く。
別名「地獄の釜の蓋(じごくのかまのふた)」。墓地などにもよく生え、お彼岸(まさに今日)のころに地を覆うように生えた様を、名づけられたもよう。
「弘法草(こうぼうそう)」ともいう。弘法大師がこの草が薬になることを教えたとか。
煎じて、風邪薬や高血圧の薬になる。
紫蘇(しそ)科。