2013年12月18日

こういうことあるんですね。感動します。

FB で回ってきました。シェアせずにはいられないステキな話です。

 「誰かのために・・・」 僕が看取った患者さんに、スキルス胃がんに罹った女性の方がいました。余命3か月と診断され、彼女は諏訪中央病院の緩和ケア病棟にやってきました。
 ある日、病室のベランダでお茶を飲みながら話していると、彼女がこう言ったんです。 「先生、助からないのはもう分かっています。だけど、少しだけ長生きをさせてください」 彼女はその時、42歳ですからね。そりゃそうだろうなと思いながらも返事に困って、黙ってお茶を飲んでいた。
 すると彼女が、「子供がいる。子供の卒業式まで生きたい。卒業式を母親として見てあげたい」と言うんです。 9月のことでした。彼女はあと3か月、12月くらいまでしか生きられない。
 でも私は春まで生きて子供の卒業式を見てあげたい、と。子供のためにという思いが何かを変えたんだと思います。
 奇跡は起きました。春まで生きて、卒業式に出席できた。
 こうしたことは科学的にも立証されていて、例えば希望を持って生きている人のほうが、がんと闘ってくれるナチュラルキラー細胞が活性化するという研究も発表されています。おそらく彼女の場合も、希望が体の中にある見えない3つのシステム、内分泌、自律神経、免疫を活性化させたのではないかと思います。
 さらに不思議なことが起きました。彼女には2人のお子さんがいます。上の子が高校3年で、下の子が高校2年。せめて上の子の卒業式までは生かしてあげたいと僕たちは思っていました。
 でも彼女は、余命3か月と言われてから、1年8か月も生きて、2人のお子さんの卒業式を見てあげることができたんです。そして、1か月ほどして亡くなりました。
 彼女が亡くなった後、娘さんが僕のところへやってきて、びっくりするような話をしてくれたんです。 僕たち医師は、子供のために生きたいと言っている彼女の気持ちを大事にしようと思い、彼女の体調が少しよくなると外出許可を出していました。「母は家に帰ってくるたびに、私たちにお弁当を作ってくれました」 と娘さんは言いました。
 彼女が最後の最後に家へ帰った時、もうその時は立つこともできない状態です。病院の皆が引き留めたんだけど、どうしても行きたいと。 そこで僕は、「じゃあ家に布団を敷いて、家の空気だけ吸ったら戻っていらっしゃい」と言って送り出しました。ところがその日、彼女は家で台所に立ちました。立てるはずのない者が最後の力を振り絞ってお弁当を作るんですよ。
 その時のことを娘さんはこのように話してくれました。「お母さんが最後に作ってくれたお弁当はおむすびでした。そのおむすびを持って、学校に行きました。久しぶりのお弁当が嬉しくて、嬉しくて。昼の時間になって、お弁当を広げて食べようと思ったら、切なくて、切なくて、なかなか手に取ることができませんでした」
 お母さんの人生は40年ちょっと、とても短い命でした。でも、命は長さじゃないんですね。 お母さんはお母さんなりに精いっぱい、必死に生きて、大切なことを子供たちにちゃんとバトンタッチした。
『致知』2012月7月号 より 鎌田 實 「誰かのために・・・」
出典:人間力.com

 -------------------- 人間は「誰かのために」と思った時に、希望が生まれてくるし、その希望を持つことによって免疫力が高まり、生きる力が湧いてくるのではないかと思います。 あなたの大切な人は誰ですか? その人のためにどんな些細のことでも良いので、何かできることをしてあげて下さい。その行動が、きっとあなたにも元気を与えてくれるはずです。 もし宜しければ、シェアをお願いします。


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清子さんがアトリエサンク展に出品しました。

 清子さんが「アトリエサンク展」に出品しました。12月16日から22日まで関内のみつい画廊にて行っています。こちらにお越しの節はぜひお寄りください。今日(18日)の午後は当番で画廊にいます。すみません。直前のお知らせで。

 実は清子さんはここのところ体調がすぐれず、フィットネスクラブにもアトリエにも行っていなかったので、出展にはあまり気乗りがしませんでした。だから今回のはあまり自信作ではなかったので、このグループ展に来て絵を見てくださいと積極的に誘いませんでした。
 とはいえ、展示してみるとやはりみなさんに来ていただくほうがいいと思ってお誘いすることにしたものです。おかげで少しは元気になったかなという感じです。

 今回の清子さんの絵です。この2点です。小さい絵しか描けませんでした。

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 アトリエサンクのみなさんです。絵を搬入して展示を終えたときの全員写真です。前列のイスに腰掛けているかたが作山先生です。

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 みつい画廊への道順です。JR関内駅から徒歩7分くらいです。

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ぜひお越しください。

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2013年12月13日

「アインシュタインやスティーブ・ジョブズを育てる社会を目指して」にいきました。

 12月7日「アインシュタインやスティーブ・ジョブズを育てる社会を目指して」というタイトルの講演会を聞きに日比谷図書館にいってきました。
 これは「世界連邦21世紀フォーラム」とかが主催するピースビレッジのワークショップで第19回のワークショップなんだそうです。私はこの組織には関係ないのですが、FACEBOOK で回ってきた案内に誘われて、ちょうど養成塾にいく前にぴったり入ったので出かけることにしました。
 参加者は20人くらいのこじんまりした集まりでしたが、中身はなかなか面白かったです。
この講演のタイトルにも引かれました。発達障害時の話であることは講師の肩書きを見てすぐにわかったのですが、このタイトルがいいですね。これも行ってみようとする気にさせたひとつの要因でした。
 講師は小田知宏氏。(NPO法人発達わんぱく会理事長)若い人でした。参加者はみな若くて、私が一番年配だったかな。

 講演の内容は、発達障害とは何かということとこの「わんぱく塾」の事業内容の紹介でした。講演の中ではアインシュタインもジョブズも坂本龍馬もエジソンも発達障害児であったことが紹介されました。その障害児がまわりの世界に受け入れられて育ってああいうユニークで創造的なことができるようになったのだという説明がありました。もしもそのときに受け入れられずに拒否されたらあのようには育たなかったはずです。出来るだけ早期に障害があることを発見し、そういう育て方をしないといけないといわれたことが心に残りました。
 そのあと、小グループに分かれて講演を聴いて感じたこと考えたことを分かち合いました。そのグループの中で私は「そもそもこれは『障害』なのだろうか? むしろ「発達凸凹(「でこぼこ」あるいは「おうとつ」」といった方がいいのではないか。だれもが発達上では凸凹を持っていて、そのなかで大きく欠けているところや突出しているところを持つことが「障害」なのであろうか?」という疑問を呈しました。
 小田さんは、この活動はやはり行政からの補助金で支えられているところが多いので、「障害」という名前を使わないと補助金がもらえないのだといわれていました。彼自身も「わんぱく塾」を名乗っていて、このことばはできるだけ使いたくないと言われていました。
 たとえば視覚障害者はそのハンディを乗り超えるために点字を学ぶ。点字は指先の部分に研ぎすまされた鋭敏な触覚を必要とする。その鋭敏な触覚もあるいは白杖を使って街を歩いていく人の空間認知能力ならびに記憶力は、とても障害のない人たちには考えられないくらいの能力をもちます。聴覚障害者が唇の動きでことばを理解するのもその特別な能力でしょう。プロ野球の投手が口をグローブで隠しながら話すのは唇を読まれないようにするための方策であるということを聞いたことがあります。
 つまり、ハンディを持つと、それを乗り越えるあるいは補うために障害のない人にはとても考えられない別な能力を発達させることがあります。この「発達障害」にもそれは当てはまるのだろうかと問いかけてみました。
 小田さんの答えですが、発達障害児は多くの場合、感覚過敏とか、なにかへのこだわりの強さ、異常な程の集中力の持続などの特徴を持つそうです。何かのハンディを補うというよりもこういううまれつき持った資質のなかに特別な能力が隠されていると言った方がいいだろうということでした。
 小田さんが今試みられていることは、できるだけ早期に「発達障害」を発見し、それを大切にしながら育てていくにはどうしたらいいかということで、乳幼児期に焦点を当てて、子どもたちのことばとこころの保育を行えるスタッフと施設を充実していくことであるようです。ここに映像がありました。



 11月4日に「栄光カトリック同窓会」で高校の同期の塩谷英策さんの「発達障害」の話を聞くチャンスがありました。かれは10年以上前から葉山町で「ひとりを大切にする」耕心塾学習教室・教育相談室を開設していてそれをやり続けてきたことには頭が下がる思いです。
 講師の小田さんにこのことをご存知ですかと聞くと残念ながら知らないと言われました。耕心塾はむしろ小学生の子どもに、画一的一斉指導を廃し、生育歴、現在の状態像、各種学力・性格・心理検査等をもとに、個人の目的に応じた教育指導計画をつくり、個人指導・個別指導をするということをあげているので、発達障害をもった乳幼児に特化した形での保育とは少し趣旨が異なるようです。

 小田さんのわんぱく塾では、小学校に入学するとわんぱく塾は卒業ということになり、まだ開設後間もないので、その子たちが卒業後どのように育っていくかについてのデータはまだないようです。
 耕心塾の卒業生には、その持っているユニークな能力を生かして仕事に就いているひともいるということです。
 結局、この子はこういう力は持っていないけれど、そのかわりこういう特別な能力を持っていて、そこをこう指導したらこういうふうにのびていったという教育事例を蓄積することがとても大事なようです。そういう中から、アインシュタインやジョブズのようなユニークな人材が育つと思うのです。
 これからもこの活動を見守り、応援し続けたいと思いました。

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2013年12月03日

マザーテレサの「人生は………」

FBで回ってきたマザーテレサの「人生は………」をシェアします。

JinseihaMT

英語版も見つけました。
Life is an opportunity, benefit from it.
Life is beauty, admire it.
Life is a dream, realize it.
Life is a challenge, meet it.
Life is a duty, complete it.
Life is a game, play it.
Life is a promise, fulfill it.
Life is sorrow, overcome it.
Life is a song, sing it.
Life is a struggle, accept it.
Life is a tragedy, confront it.
Life is an adventure, dare it.
Life is luck, make it.
Life is too precious, do not destroy it.
Life is life, fight for it.


私は「人生はゲーム 楽しみなさい」と「人生は冒険 いどみなさい」というのが好きですね。
最後の
「人生は人生 立ち向かいなさい」という所の英語は「Fight for it。」となっているところがちょっと気になります。
「そのためにたたかいなさい」というのであって、それとたたかいなさい」ではないですよね。

あなたはどのフレイズが好きですか?

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2013年12月01日

今年のわが家の収穫 渋柿とカリン

今年のわが家の収穫です。
柿が5つとカリンが4つ。カリンはちょっととるのが遅かったので、4個くらいは地面に落ちてしまっていました。でもそのせいでけっこう大きく育ったのもあります。
カリンはあいかわらずいい香りを発しています。

KakiKarin

柿は実においしそうに実ったのですが、渋柿です。
はじめて実をつけた年はカラスが突っついたあとがけっこうあったのですが、最近はカラスも学習したとみえて見向きもしません。
ブランディーをヘタの所につけて渋抜きをします。10日くらいかかるそうです。本当は35%焼酎がいいのだそうですが、それがなかったので、ブランディーにしました。味が変わるかな?
カリンは、皮ごと細かく切って氷砂糖を入れて、カリンシロップにします。これがもっとも香りを残してくれます。これを炭酸でわってのむとのどにいいということです。
庭木にカリンはおすすめです。実の香りも去りながら、カリンの幹はとてもきれいです。

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2013年11月25日

鶴瓶さんの「家族に乾杯」に清子さんのふるさと奥出雲町がでた

今日(11月25日)の鶴瓶さんの「家族に乾杯」に妻の清子さんの実家のある奥出雲町がでました。今日の午後に実家のおかあさんが知らせてくれました。

KazokuKanpai1

あそこにでているそば屋のある神社(稲田姫神社)のすぐ近くに実家があります。
あのそば屋には今年の正月にいって横田こそば割子そばを食べ、店長の岡田さんともお話しをしました。その時のことがここに書かれています。

KazokuKanpai2

奥出雲町というのは、本当に奥の深い町で行くたびに新しいものを発見して帰ってきます。

KazokuKanpai3

「家族に乾杯」でも紹介されていたけれど、仁多米、仁多牛、出雲そば、そろばん、日本酒大吟醸「玉鋼」、たたら製鉄、餅米などの全国ブランドを持っています。清子さんの実家でも仁多米を作っていて、毎年新米を送ってきます。
そうそう「神話の里」でもあります。「ヤマタノオロチ」が生息していた地です。上流から箸が流れてきたから上流に人が住んでいることが分かるという「ど」がつくいなかです。

KazokuKanpai4

来週(12月2日)に、後半を放映するそうですから、ぜひご覧になってください。
そういえば「家族に乾杯」にわたしの知り合いが出場したのは3回目です。1回目は上田市別所の銀河工房の小林さん、2回目は大船渡市のイーピックス熊谷さん、そして3回目はそば屋の岡田さん。ちょっとふしぎな感じです。


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2013年11月22日

俳優座「気骨の判決」を見に行きました。

 「心のともしび」で月に一度私の原稿を朗読してくださっている俳優座の坪井木の実さんが出演する「気骨の判決」を新宿紀伊国屋ホールに見に行った。会場は満席、若い人たちがたくさん来ていたのを観て、これは何だろうかと不思議に思った。法学部の学生がゼミの教官に勧められてみに来たのだろうかと思ったが、どうも雰囲気が法学部の学生とは違っていた。これはどこかの演劇学校の学生らしい。

 この話は次のような話である。

 太平洋戦争中の昭和17年、東条英機総理大臣のもと、国政に全面的に賛成する議会を作るべく総選挙が行われた。政府への批判は非国民とされ、露骨な選挙妨害が相次ぎ、各地から選挙無効の訴えが大審院に持ち込まれた。他の民事部が原告敗訴の判決を出す中、正義を求め続けた男がいた…………大審院第三民事部部長(裁判長)吉田久。政府の圧力に屈することなく、真実を見つめたひとりの裁判官と彼を支えた家族の物語。
 2009年 NHKドラマ化され、大きな反響を呼んだ莞隚作を竹内一郎書き下ろしで舞台化するこの秋の話題作!


 1940年2月2日の第75議会で壇上に立った民政党斎藤隆夫の有名な「反軍演説」については以前書いたことがあるが、こういう人物がいたことは恥ずかしながらまったく知らなかった。この演劇を見て初めて知った。そのことだけでも見に行ってよかったと思った。
岩ア加根子さんはじめ、坪井木の実さんも熱演だった。台詞が多かったにもかかわらず話はとても判り易かった。周りの若い人たちは「ねえ、わかった?」とききあっていたが、私はよくわかった。
 しかし、ちょっと気になることがあった。5人の判事の内3人までは選挙無効に反対していたにもかかわらず、最終的には全員選挙無効の審決が下った、この審決については法廷場面だけで知ることになる。つまり、選挙無効に反対していた3人の判事が考えをひっくり返す審議の場面が演じられていなかったのである。本来この審議場面がクライマックスともいうべき場面になるのではないのかと思ったのだが、それがなかったのはちょっと物足りなかった。
 これはシナリオの問題ではないかと思うが、俳優たちはそこを演じきる自信がなかったのだろうか?
 あとで、憲兵とのやり取りで、東京大空襲以降の焼け野原となったのをみて、考えを変えたということが説明されるのだが、なんとも、物足りない感じが残ったのである。

 このような裁判官がいたことを、今の裁判官や裁判員はどのように受け取るのであろうか? 感想を聞いてみたい。

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2013年11月12日

トランプの絵柄のモデル ♠Kはダビデ王、♦Qはラケル

 橿原キリスト教会のFBで「トランプの絵札にはモデルがいて、そのうちの何人かは聖書に登場する人物である」ということを聞いて興味を持ったので、調べたものを図にしてみました。

 トランプはそもそも15世紀の後半にフランスで今のような4つの♥♦♣♠マークが決められ、16世紀初頭にフランス人が絵札のモデルが決められ、ハート、ダイヤ、スペード、クラブの名前が定まったといわれています。
聖書に関係するのは、♠Kはダビデ王、♦Qはラケル、♥Qはユディットが登場しますが、なぜラケルなのかはその理由がよく分かりません。

TrampEhuda.pdf

 上の図を一生懸命に作りました。どうぞご利用ください。

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2013年11月03日

こんな祝福がおくられたら最高です。An Irish Blessing

こんな祝福の祈りが送られたら最高だと思います。友人のFBで紹介されました。
何かのお祝いにこのURLを送ってみてください。このメッセージと歌にきっと受取手は感激するでしょう。
http://www.andiesisle.com/anirishblessing.html

ちなみに「Irish Prayer」で探してみるとけっこうたくさん出てきますが、この言葉は出てきませんでした。
それからこの歌を歌っている Roma Downey も探してみました。おもわず、この人のCDを iTunes Store から購入してしまいました。
この祈りの言葉を dictation してみました。どなたか日本語に翻訳してみてくださ
い。

An Irish Prayer

This Blessing is for you

May the blessing of light be upon you
Light on the outside and light on the inside.
With God's sunliht shine on you, may your heart glow with warmth like a turf fire that welcomes friends and strangers alike.
May the light of the Lord shine from your eyes like a candle
in the window welcoming the weary traveler.
May the blessing of God's soft rain be on you,
falling gently on your head refreshing your soul with the sweetness of little flowers newly blooming
May the strength of the winds of heven bless you carrying the rain to wash your spirit clean sparkling after in the sunlight.
May the blessing of God's earth be on you and as you walk the roads, may you always have a kind word for those you meet.
May you understand the strength of power of God in a thunder storm in winter
And the quiet beauty of creation and the calm of a summer sunset.
And may you come to realize that insignificant as you may seem in this great universe...
You are an important part of God's plan.
May He watch over you
And keep you safe from harm.


わたしはその中でこの言葉が好きです。
ImportantPart

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2013年11月02日

平松洋子「私の断食1週間」に耽溺する。

 平松洋子著「野蛮な読書」という本を読んでいる。この人の文章のうまさ、おもしろさは絶品であると前にも書いた。

「手で割る」時の音 平松洋子著「世の中で一番おいしいのはつまみ食いである」
平松洋子さん「小鳥来る日」の小躍りしたくなる筆致
平松洋子さんの「小鳥来る日」というエッセイの連載が楽しみです。

 このブログに3回も登場している。これからもまた登場するであろう。私はこの人のファンなので、この人の書くものはチェックしている。このブログのネタになるような Good News の宝庫みたいなものである。
 今回は「野蛮な読書」である。いろいろな本の紹介本であるのだが、わたしにはどこが「野蛮」なのか今ひとつつかめてない。
 その中でこんな文章があった。「わたしの断食1週間」、つまり伊豆の断食道場で過ごした1週間が克明に書かれている。
 本当は日曜日からいくはずだったのが、都合で行けなくなってしまった初日の「断食」できなかった体験にはじまり、行きの「特急踊り子号」の中での読書と「何も食べずに来てください」との誘惑との戦いにつづく。
 それからその日のメニューがでてくる。

火曜日
 早朝 ヨガ 気功体操
 朝 野菜ジュース1杯
 午後 歩く(1万305歩)
 夕方 野菜ジュース1杯
 夜 ヨガ


 その日をどのような気持ちで過ごしたかということが毎日書かれている。

なんだかんだとけっこう忙しいのである。行動は一切自由なのだが、集会室で行われている6時半のヨガや7時半の気功体操にどれどれと律儀に参加しているだけで時間が自動的に進行する。


 この気持ちは完全沈黙の8日間の黙想会〔霊操)に参加したときの気持ちと同じである。

「空腹になったら歩け」はダイエットの鉄則と聞いていたけれど、どうやら本当である。食べずにいるとむしょうに歩きたくなるのだ。………
いざ歩き始めると空腹感が消えて爽快感にかわり、能がよろこびはじめるのである。うそだろうと思うのだが、ほんとうなのだった。………
あっという間に1時間半あるいて帰り着き、ひろい温泉風呂にざぶんと浸かると、ぺったんこの腹がうれしい光景に映るのだった。


 そして読書である。こんな時に読む本を選んで持参したその本が次々と紹介されている。

空腹のとき読みたくなる本はなにか。見当がつかないから雑多な本を10冊ばかりバッグに突っ込んだのだが、風呂上がりにすんなり手が伸びたのはこの2冊である。
正岡子規 「墨汁一滴」「仰臥漫録」
何度も読み返した本なのに、荷造りをしているときふと予感が働いた。食べない、または食べたくても食べられないこれからの1週間、病床わずか6尺にあって食べることに執着した子規にすこしにじり寄れるのではないかと。

はじめは空腹からの逃げ場だったが、やっぱり耽溺した。………子規のいのちが充溢している。しだいに病床の人の魂に指を伸ばしている感覚を覚えて、さらに読み耽る。
夕刻は野菜スープわずか1杯。五臓六腑に沁み渡る。野菜の味わいに集中しながら噛むようにして時間をかけてのみ、ふたたび部屋にもどってベッドの上で「墨汁一滴」。消灯10時。


 ほんの僅かのスープや重湯の味わいと散歩の中継と読書の体験とが克明につづられている日記である。でもあきない。それどころかこっちまで断食をしているような錯覚さえ覚える。
 こうやって引用していると全部を引用したいという錯覚にもおちいる。
 読み終わって、ためいきをついて、そしてこれがなぜ「野蛮な読書」なのか少し分かったような気がする。でもすこしだけである。

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いろいろな刺激を識別できる特別な能力

 私の友人(女性)はとても感覚的に鋭敏な方で、こういう方がおられることにとても感動しました。
 鳥の音や時計のチクタクや味や匂いをとても良く聞き分ける特別な能力をもっておられるのです。本人はそれを特別な能力だと思ってはおられないようで、「えっ! みんなそうでないの?」とおどろかれるところがまたまた不思議です。
 尾籠な話で恐縮ですが、こんな話をしておられました。
「トイレに入って、前の人の匂いが残っているときに、その人が何を食べたのかをかぎ分けることができるんです。普通の人はその匂いは不快だから嗅ごうとしないだけのことでよく匂いを嗅いでみるとわかるんです。一番よく分かるのはしいたけですね。自分のにおいでももちろんよく分かりますけれど、ひとのほうがよく分かるような気がします。」
 人がいい匂いには敏感だけど、不快な匂いは嗅ごうとしないからわからないのだということになるほどと思いました。

 日本酒の品質を判定したり、その銘柄名をあてたりするのを「利き酒」といいます。この「利」という字が気になりました。「利益」「便利」とかいう意味のほかに「鋭利」つまり鋭いという意味もあります。この漢字の旁の部分は「りっとう」つまり「刀」ですから、「鋭い」という言葉がもともとの意味で、「よく切れる」→「便利」→「利益」というように意味が発展していったものと思われます。
 そういうふうに、感覚的に研ぎ澄まして、区別できることを「識別」といいます。これに「利き酒」の「利く」という漢字が当てはめら、それがたぶん音で「聴く」というのと同じような音の響きを持つことがとても興味深いです。
 そしてその聞き分ける力(識別能力)というのは、訓練するとかなり上達します。鋭敏に研ぎ澄まされていくのでしょう。

 キリスト教では、神の声を聞き分ける力が必要とされます。祈りとは神にお願いを述べ立てることよりも、神の声を聴くことです。もちろん直接物理的な音として聞こえることはほとんどないでしょう。でも私たちの日常的な現実の些細なことをとおして、人との叫びをとおして、あるいは世界の出来事をとおして、神の声を聞き分けることが必要です。
 ときにその「匂い」は不快なものかもしれないけれど、そらさずに匂いを嗅いでみるとその神の声が聞こえてくるということもあるような気がします。
 すみません。神の声をトイレの匂いにたとえてしまった不謹慎さをおゆるしください。
 「メアクルパ! メアクルパ! メアマクシマクルパ!」(これは昔のラテン語の「告白」の時の祈りの言葉です。これは胸をたたきながら唱えました)

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2013年10月05日

教会の地区別集会の日

 私の教会では、年2回第5日曜日のミサのあと、地区別の集会があります。6つの地区に別れていて、わたしはE地区に属しその世話人をしています。
 この日のE地区の参加者は10人くらいでした。毎回このくらいの参加です。
 お茶とお菓子を用意するのですが、今回用意したおかしは鶴見名物「よねまんじゅう」でした。このお饅頭は「お江戸日本橋」の歌の2番に
「六郷渡れば川崎の万年屋、鶴と亀とのよねまんじゅう」
と唄われている江戸時代からの銘菓です。一時廃れていたのですが、最近また復活していて人気が出てきたおかしだそうです。

yonemanju

 この集まりは、お互いの理解と親睦を深めるためのあつまりですが、いつも取り止めのないおしゃべりに終わってしまうのではなく、分かち合いのようなことをすることにしています。
 地区の役割についての簡単な説明のあと、分かち合いのテーマとして自己紹介がてらに「鶴見のお好きなところ、気に入っているところ」についてあげてもらいました。「よねまんじゅう」をみて思い立ったテーマでした。
 参加していた人は皆思い思いに、鶴見の気に入っている点やお好みの場所などをあげてくれました。
「自分の家の窓からみたゆうやけのそら」
「犬を連れて毎朝散歩する総持寺の境内」
 総持寺という話題が出てくると、最近総持寺が親しみやすくなったとか、まちおこしに力をいれるようになったとかいうことがはなされます。
 ある人が11月に総持寺境内で「夢祭り」とかいう催しが計画されているけれど、そこに鶴見教会も参加してはどうかという提案もなされました。
「台風が過ぎ去ったときにめがね橋からみた富士山」
 この話題が出てきたときには、どこから見た富士山がきれいかという話で盛り上がりました。もちろん私は、自分の家の屋上から富士山が見えると言って皆を羨ましがらせてしまいました。
そのほかにも
「満州園のギョウザは日本一だ」
などというひともあり、いろいろな話題でもりあがりました。
 信仰には直接関係のない話題ではありましたが、なかなか楽しい地区集会となりました。同じ地区の人に親しみを持てるようになったとおもいます。

 教会というと何となく地域社会と疎遠になりがちですが、もっと地域に溶け込む必要があると思います。

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2013年10月01日

「結び目を解くマリア」の絵の信心

 カトリック教会にはいろいろな信心があります。中には迷信とかいわれそうなものもけっこうありますが、私はこれは嫌いではありません。
たとえば、なくした物をしたときに「アントニオさま」ととなえると、探し物が見つかるとか。

MusubimeMaria

 新教皇フランシスコは「結び目を解くマリア」の信心を勧めていたと「カトリック生活8月号」に紹介されています。それはこういう話です。

 1986年ホルヘ・マリオ・ベルゴリオ神父(現教皇フランシスコ)が、ドイツの神学校にいるときにこの絵を初めて見て心を打たれ、この絵はがきを作って、母国アルゼンチンに戻ったとき、配り始めたそうです。友人に描いてもらったこの絵を、ブエノスアイレスで働いていたチャペルに掲げると、より多くの人々の目に触れるようになり、この信心は広がっていきました。この絵が描かれた由来は、さらに時代を遡り、16世紀の、結婚生活がもつれたある夫婦のお話になります。
 ドイツの貴族ヴォルフガング・ランゲルマンデル(1568〜1637)は、妻が彼との離婚を望んでいたことに悩み、英知と経験さで尊敬されていたイエズス会のレム神父のもとに相談に行きました。
 当時のドイツでは、結婚式のときに生涯添い遂げることを象徴的に示すため、ウェディング・リボンで新郎・神父のそれぞれ片方の腕をひとつに結ぶ習慣がありました。ヴォルフガングは今はからみあってしまっていた自分たちの結婚式のリボンをレム神父のところに持って行き、レム新譜はその結び目をときながら聖母マリアに熱心に祈りました。するとその願いは聞き入れられ、ヴォルフガングは離婚を避けることができ、生涯幸福な結婚生活を送ることができたのです。
 1700年、新世紀を祝福されるために、ヴォルフガングの孫のヒエロニムス・ランゲルマンテル神父は画家のヨハン・シュミットに依頼して書かれた絵がこの「結び目を解くマリア」の絵です。


 結婚生活の気持ちのもつれの問題をはじめとして問題がもつれた時に、ベルゴリオ神父はこのマリアに祈るということをアルゼンチンはじめラテン・アメリカ全体そして世界中に広めていったのです。
 こういう信心は私も好きです。迷信とか偶像崇拝とか言われても、こういう民間信仰が生まれ流ことがカトリックの特徴なのかもしれません。

こちらにもあります/a>

2013年09月28日

「プレイフル・シンキング」上田信行著を読んで私はとってもプレイフルだと思いました。

 「プレイフル・シンキング」(上田信行著 宣伝会議 2009年7月刊) 
をよみました。
 こんな問いかけからこの本は始まっています。

上司から「今度こんなプロジェクトがあるけど、やって見ないか」と、新しい仕事を打診されたとしよう。
あなたの心にとっさにおもいうかぶのは、次のどちらに近いだろうか。
1.Can I do it? わたしにできるだろうか?
2.How can I do it? どうしたらできるだろうか。
この2つは、あなたがどれだけ仕事を楽しむ姿勢をどの位持っているかどうかを知るためのバロメーターである。


 これを読んで私は紛れもなく、後者だと思った。自分にそれができるかどうかということをほとんど考えない人だということを始めて知ったのである。すぐにそれはどうしたらできるかと方向に考えが進んでしまう。
こういう思考をすることを著者は「プレイフル・シンキング」と呼んでいる。「プレイフルとは、物事に対してワクワクドキドキする心の状態のことをいう」とも書かれている。

教育学でいう「まなび」とは、これまでの学校教育では、大人からこどもへ知識を伝達する「インストラクション」が中心だった。
それに対して今大きな潮流となっているのが、学びとは子供が何かを体験し、その体験を振り返るプロセスを通して自ら構築していくものであるという考え方だ。それを、インストラクションに対して「コンストラクション」という。知識とは他者から与えられるものではなく、みずから創り上げていくもの、つまり「創造するもの」であるという考え方である。教育学ではこのような学びのことを「コンストラクシナル・ラーニング(構成主義的な学び)」という。


そのほか、興味を持ってマーキングした所を抜き書きしてみよう。

プロフェッショナルとしても存在価値は、専門的な知識や技術を持つことにあるのではなく、むしろそう言った蓄積されたのにも安住することなく、状況に応じて自分を進化させ、イノベーションを生み出すことにある。
物事に積極的に関わろうとする知的好奇心にあふれる自分と、それを俯瞰してながめるもう一人の自分を持つこと、その両輪をうまく回しながら革新を生み出すことがプロフェショナルであるということである。

プレイフルとは
真剣に向き合うこと
柔軟であること、
協調のためのエンジン
実現できそうな予感にワクワクすること。

Fixed Mind-set と Growth Mind-set
  固定的知能観 と 成長的知能観
  よく見せたい と よくなりたい
   失敗は過ち と 失敗は自己投資
    自己防衛 と 課題挑戦

ライブ感とインプロビジョン(即興性)
可鍛性 鉄鋼を熱して叩いて鍛えると強度や強靭性(粘り強さ)が向上していく。
malleable 目標の再構築

発達の最近接領域 ビゴツキー
大人が手を貸したり、有能な仲間と仕事をすることで、自分ひとりの力で到達できるレベルよりも高次の問題解決が可能となる。子供一人で解決できる現時点の発達レベルと大人のサポートがあれば解決可能となる潜在的発達レベルと大人のサポートがあれば解決可能となる潜在的発達レベルとの間に存在する領域である。
憧れの最近接領域
あの人とだったらできそうだ。という他者含みの自信。
プレイフルな対話。
何をやるかよりも誰とやるか。


 とまあ、こんなことが書かれている本でした。新しい考え方を教わるというよりも、自分がしてきたことはこういうことだったのかと教えてくれた本でした。
 この著者が奈良県吉野川のほとりに作っている実験的に行っているネオミュージアムというプレイフルな創造空間におおいに興味を持ちました。いつかいってみたいと思っています。

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2013年09月17日

「いのフェス」のために「チャレンジ!聖著クイズ32」を作りました。

9月14日に早稲田奉仕園で「いのフェス」なる集いが行われました。この様子はここに書いている人がいます。
このイベントにわが SIGNIS Japan も協賛していてブースを開きました。そのなかでわたしは「もっと聖書が読みたくなる チャレンジ!聖書クイズ32」なる小冊子を作って売っていました。

SeishoQuiz1

50部限定出版で13部売れたとのことです。ほとんどは「みうち」が買ってくれたようです。同じブースで「YOUCAT」を売っていた若者たちにこの聖書クイズにチャレンジしなさいとすすめましたが、「10問しかできませんでした」と報告してくれた青年がいました。
これは聖書(特に新約聖書)について、32問の4択問題を、センターテストふうにつくってみたものです。例えばこんな問題です。

SeishoQuiz2

人名や地名などの断片的な知識を問う問題はできるだけ少なくして、聖書をよく読み込まないと解けない問題を多く造ったつもりです。こんなことが書いてあるのかと知るとたまらなく聖書のその箇所を読みたくなるはずです。
とりあえずこのフェスティバルに間に合うように、まだ32問しかできていません。旧約も含めて、少しずつ拡充していき、100問くらい作ってみようと思います。
また、e-Learningソフトを使ってインターネット上でも展開していこうと考えています。
そしてあわよくば「聖書検定コース」を作ろうかなどと目論んでいます。

ま、とりあえずのこの聖書クイズをご希望の方は郵送料とも180円でおわけします。ただしあと30部です。
pdfでもいいと言われる方には無料で添付してお送りします。ただし完成した暁にはご購入いただきます。

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2013年09月05日

4つの福音書のシンボル

「カトリック生活」9月号の特集「教会のシンボル大集合!」を読んでいて、4人の福音史家が4つのシンボルで描かれるということがおもしろかったので、少し調べてみました。

マタイは、キリストの系図をたどり人間性を強調することから、翼を持った人(天使)がシンボルである。
MatAngel

マルコは、キリストの王としての威厳を伝えることから、翼を持ったライオンの姿である。これはベネチアの守護の聖人象としても有名である。
LIONMark

ルカは、キリストの犠牲を強調するため、古代のいけにえの獣になぞらえて翼を持った雄牛のすがたである。
LukaUSHI

ヨハネは、天の神秘を誰よりも深く見通し、神の言葉で豊かな霊感で記述したことからわしの姿で描かれる。
JOHNWASHI

人間イエスをもっともいきいきと描いたのはマルコじゃないかとか、ルカのいけにえはなぜ羊じゃないんだとか疑問がおこってきたが、これには実は出典があるらしい。

エゼキエル書1章1-28節に出てくる四つの有翼の生き物(10節によると人間、獅子、牛、鷲)とそれも踏まえた黙示録4章1-11節に出てくる同様の生き物(7節によると獅子、雄牛、人間、鷲)がやがて教父たちにより、四福音記者のシンボルとして解説されるようになる。
2世紀末のリヨンの司教イレネウス(エイレナイオス)は、上述の四つの生き物をまず神の救いの計画の四つの次元を表すものと考えた。獅子はキリストの王としての姿、雄牛は大祭司キリストの奉献、人間はキリストの人としての来臨、鷲は教会に降る聖霊のシンボルと考えた彼は、さらに獅子をヨハネ福音書、雄牛をルカ福音書、人間をマタイ福音書、鷲をマルコ福音書のシンボルとした。
その後、教父により四つの生き物のあてはめ方が多少変わるが、4世紀のヒエロニムスは、人間をマタイ、獅子をマルコ、牛をルカ、鷲をヨハネに当てはめた(エゼキエルの生き物の順と福音書の順も一致)。
マルコが獅子である理由として、荒れ野で回心を叫ぶ洗礼者ヨハネを念頭においているらしい。ヒエロニムスが西方教会では教会博士としての権威を持つことから、彼の適用法が絵画表現の伝統ともなる。


なるほど、こういう教会の伝統から定められたことなんだと妙にナットクした。今日の入門講座で「教会のシンボル」をとりあげてみよう。教会はこういうシンボルだらけであり、これを読み解いていくのはけっこう楽しい。

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2013年08月13日

風見鶏の鶏は「ペトロの否み」に由来するんですって。

西洋風の建物によく風見鶏がみられるけれど、あれはルーツが聖書の「ペトロの否み」なのだそうです。

【ルーツはキリスト教】風見鶏
ヨーロッパの教会で尖塔につけられたのがルーツです。キリストの弟子ペテロがキリストを三度否認した時に鶏が鳴いたという逸話から。罪への警告の象徴として教会に飾られました。また雛を羽の下に集める鶏の姿を教会に重ね合わせたという説もありますね。


kazamidori

橿原キリスト教会のFacebook で教えられました。プロテスタントの教会ですが、ここのFBはみていてとても楽しいし、いろいろなことを教わります。

ついでに、ガリラヤ湖畔の教会には「復活したイエスがペトロに3度『わたしを愛しているか?』ときく」場面がヨハネ21章にあるが、このことについては以前書いたことがあった。
あらためて山浦さんの「ガリラヤのイェシュー」のこの部分を読んでみると感動するのである。
しかし「フィリオー」というのは「ほれている」とか「くびったけ」というのとはちょっと違うような気もするのだがどうだろうか。リビングバイブルの訳がいいのではないかとあらためて思ったりした。

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2013年07月30日

アルキメデスの揚水機をボーネルランドでみつけました。

 前に「アルキメデスの揚水機」を長崎ハウステンボスで見つけて感激しましたが、横浜そごうのおもちゃ売り場のボーネルランドの所を見ていたら、子供用の水遊びセットの中にアルキメデスの揚水機の原理で動くおもちゃを見つけました。
「アルキメデスの輪」というおもちゃでした。
 さすがにボーネルランドですが、8925円はかなり高いお値段です。でも買おうかどうか本気で考え込んでしまいました。

 いろいろと探してみると、いまは YouTube 映像でも見ることができます。いい時代になったものです。


さらに工作で作ることもできます。
 おもしろ科学たんけん工房でもぜひ工作をして提案してみようと思います。

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2013年07月26日

大内宿の個性とホスピタリティ

7月3日は大内宿に行きました。
ここは会津若松から南へ20キロくらいのところで、会津から日光街道へとつなぐ街道の宿場町で、美しい茅葺きの民家が建ち並ぶところです。
前日の7月2日は半夏祭とかで幟が林立してとてもにぎわったようですが、この日は祭の次の日だったために、道の渋滞もなくゆっくりと見られました。

oouchijuku2

この宿場の茅葺き屋根の民家は今はほとんどがお土産物屋や食堂となっています。
でも、それが他の観光地のお土産物やとどこか違うんですね。
ここのお土産物屋は一軒一軒品揃えやお店の構えが異なっていて、個性があります。試食させてくれる物もみんな店ごとに違うので、いろいろな味が楽しめます。
絵手紙をたくさん並べているお店がありましたが、ここに展示されている絵手紙は売る物ではなく、お客さんたちがくれた絵手紙なのだそうです。そういわれてみると、中にはその店のご主人の似顔絵もおいてありました。

oouchijuku1

oouchijuku3松美屋というおみせには、一輪挿しにドクダミの花ばかりいけてあるのも見ました。その花器を売っているようなのですが、それがいくらなのか土器にもかいていなかったり。別に買い物もしなかったのですが、そこのご主人が「きてくれてありがとう」と書いた和紙をお土産にいただいたり、あまり商売っけはないけれど、ほんとに来てくれてうれしいということを町並みいっぱいに表現しているところでした。

mamekobachi茅葺き屋根の軒下には、葦わらの筒を束ねた物がぶるさがっています。よく見るとここはマメコバチの巣なんだそうです。この働き者のハチを果樹の受粉のために町をあげて保護しているのだそうです。
この宿場がにぎわっているわけがよく分かったような気がします。

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2013年07月19日

喜多方美術館に星野晶子展を見ました

7月2日雄国沼湿原を訪れた後、蔵の町喜多方を散歩しました。
途中喜多方美術館によったら、星野晶子展をやっていました。

パステル画家・星野晶子(ほしのあきこ)は、1974年に福島県郡山市に生まれ、郡山ザベリオ学園小学校・郡山ザベリオ学園中学校・郡山女子高校(現・郡山東高校)・多摩美術大学卒業後、ニューヨークでパステル画家として活躍していましたが、2010年10月に交通事故により36歳で逝去しました。


星野晶子アーティストステートメントには次のように書かれています。

 私は作品を通してポジティブな感情を呼び起こしたり、人々やその様々な生活環境の中から良い部分を引き出したいと思っています。アートは私を前へと向かわせ、生きる強い意志と希望、幸せを与えてくれます。優しい笑顔は人々に幸せな時を思い出させます。私は人々の感情や表現を美しいと感じると同時に、それらが人々に勇気と崇高な心を与えると思うのです。
 私のアートは光がテーマです。光は私の願い、恐れ、そして感情を表現します。私がパステルやコンプレスド・チャコールを制作に使う理由の一つは、その他のどの技法よりも「 光 」を強く表現することが出来るからです。


パステルとチャコールというシンプルな素材で、光をかkるも鮮やかに描くことが出来るということが強烈でした。
郡山ザベリオ学園出身ということも引かれた理由の1つでした。
たまたまよった美術館で開催されていたものでしたが、これらの絵と出会えてとても豊かな気持ちになりました。

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雄国沼のニッコウキスゲは満開のまっきいろでした。

 7月1〜4日まで、会津若松のおじさん夫婦の所を訪問しました。昨年に続き二度目です。そしておじさんたちに案内をしてもらって、雄国沼に行きました。ニッコウキスゲが満開で感激しました。霧ヶ峰湿原よりも黄色でした。

SANYO DIGITAL CAMERA

 喜多方から金澤峠の麓まで自家用車で行って、そこから金澤峠まではシャトルバスでした。ヘアピンカーブの連続を小型バスでのぼっていきました。途中すれ違い場所が決まっていて、そこで下りのバスとすれ違っていました。それ以外ではほとんどすれ違えないところでした。

SANYO DIGITAL CAMERA

 いま「八重の桜」で放映されている舞台の鶴が城や飯森山には全く行かないで、違うところばかり行っていました。
 この町も信州上田と同じように、毎回いくごとに新しい発見があるところです。また来年も秋にでも来ようと思いました。

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2013年06月27日

「元気の出るミサ」チェックリスト

「CLC資料1988年5月第158号 特集『元気の出るミサ』」に、「元気の出るミサチェックリスト」というのを掲載しました。これは今でも通じると思うので紹介します。

このチェックリストはあなたの教会のミサが「福音宣教へと派遣されるために元気づけてくれる」ミサかどうかを診断するためのチェックリストです。20のチェックポイントについて5段階評価してみてください。


GenkiMisa1
GenkiMisa2

いかがですか? これをしてみて何を考えましたか?
自分の教会のミサのポイントはどのくらいでしたか?
こういうのをもとに「元気の出るミサコンテスト」なんていうのはどうでしょうか? 案外在日フィリピン人のミサがトップになったりするのではという予想があります。どう見ても日本人のミサではないような気もしますが、どうでしょうか?

ところでこの「元気の出るミサ」という標語は、その後女子パウロ会編集のビデオのタイトルにも採用され、この解説文の中に「元気の出るミサのチェックリスト」が内容を大幅に変えて掲載されました。あれまだ販売しているのかな? VHSだったけれどDVDに変換されて販売されているのでしょうか?

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2013年06月26日

「タウンニュース」と「まち〜ク(macheek)」

 わたしの家に配信されるタウン誌(コミュニティ・ペーパー)が2つある。一つは「タウンニュース」もう一つは「まち〜ク(macheek)」。前者は新聞に折り込み、後者はポストに投げ込まれている。
 コミュニティ・ペーパーにはとても興味があるので、けっこう丁寧に読んでいる。いつかわたしもという「野心」がないわけではなかった。

 今日の朝日新聞に「元気のひけつ」という記事でタウンニュース社宇山知成社長の紹介記事があった。
 「地域に根ざし48版発行 情報紙221万部発行 相関36周年いつかは全国へ」という見出しが目に入る。
 この記事によると、このタウンニュースは、本社は横浜市青葉区にあるが、最初は現社長の実父が秦野で1977年に創刊したという。2006年には神奈川全域に拡大、東京にも拡大中ということである。
 もちろん無料配布なので、広告収入によって、まかなわれている。そういえば、この記事はどこまでが広告でどこからが取材記事なのかが分からない紙面である。
 私の関わる「NPO おもしろ科学たんけん工房」もあちこちの地域版で記事として登場しているらしい。広告費は払っていないはずである。
 けっこう地域に密着した情報が掲載されている。広告臭さのない記事がおもしろい。いつも注目している記事は、その地域の「人物風土記」である。ローカルな有名人がおもしろい。以前は市会議員や県会議員などが多く乗っていた(しかも自民党ばかり)だったので、そういう政治的な背景があるのかと思っていたが、最近はそうでもなくバライティ豊かである。

 もう一つは「まち〜ク(macheek)」。こちらは隔月発行でA4判のマガジンふうの冊子である。「まちで遊ぶ&まちで愉しむフリーマガジン」とある。
 発行部数は25万部、鶴見区と川崎駅周辺エリアを発行エリアとしている。
 昨日配布された夏号には、夏の花火大会の案内や、「親子で行こう! 体験・発見オススメすぽっと」の他には、「オススメデリバリーメニューの紹介」や「ポイントカード提携店の案内」などの広告臭い記事がある。
 このフリーマガジンはどうも「パチンコ店吉兆」がスポンサーとなっているようである。ここが発行しているポイントカードを提携店で示すとポイントがついていろいろな特典が与えられるというクーポンスタイルである。
 パチンコ店もなかなか味なことをしていると思った。
 さらにこんな活動も紹介されていた。「まち〜クタウン駒岡」にはキッチンカーがやってきておいしいフードイベントを開催するという。
 また、神奈川新聞花火大会や鶴見川サマーフェスティバル、横浜球場でのプロ野球観戦のご招待券も応募すると貰えるというサービスもついていた。
これはなかなかお得感があるタウン誌である。
 今度パチンコ店にいって、ポイントカードをもらってこよう。パチンコには全く興味なくても、入会は認められそうである。

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2013年06月18日

清子さんの絵「よろこび」です。

 清子さんが描いた絵が新構造神奈川支部展に出展されました。この時期に入って元気さを失いかけていたので完成が危ぶまれましたが、作山隆一先生のシッタゲキレイのおかげで何とか出展にまでこぎ着けました。
 絵はいうまでもなくベトレヘムのイエス誕生の場面ですが、最初彼女は「牛の目」を描きたいといっていました。その牛の目がいつのまにか「うまごや」に変わったというわけです。そういわれてみると、牛の目はかわいくよく描けていますね。

YorokobiKiyoko

 よくみると、このころは裸の子どもの天使はいなかったとか、生まれたばかりにしては大きくて生後10か月くらいだとか、これでは馬小屋ではなく、野原の中ではないかとか、いろいろけちをつけられるのですが、それでも清子さんは完成をとても喜んでいました。もちろんわたしもです。
 この作品は、もうすこし手を加えて、9月19~24日に上野の東京都美術館で開かれる新構造展にもういちど出品されます。そのときにはぜひ見に来てくださいませ。来られるときはご一報ください。招待券をお送りします。

ShinkozoHagaki

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2013年06月12日

祝日倍増論に賛成!

 6月4日の朝日新聞 WebRonza の「国民の祝日を2倍にすると」という記事が目についた。大賛成である。

 日本人の長時間労働や過労死の問題は深刻で、有効な対策が見いだせない。千葉大学法経学部教授の広井良典氏は「国民の祝日倍増論−予算ゼロの時間政策」(5月30,31日)で、その解決策を提唱している。
 「国民の祝日を2倍にする」というシンプルな政策だ。実現すれば、以下の6つの「経済効果」があるという。
@ 余暇消費が増える
A 創造的な生産性向上にもつながる
B 何より健康に寄与
C ワークシェアを通じた失業率削減と貧困の是正
D 地域で過ごす時間が増え、地域活性化・コミュニティ再生に寄与する
E おそらく出生率の回復に貢献する
だ。
 いいことずくめ。しかも予算は不要。この考え方は、近年ヨーロッパで広がる「時間政策(time policy)」に基づく。生活や人生の中での時間の使い方を、一度じっくり考えたい。


 最近東京都知事が、日本の標準時間をずらして東京を世界で一番先に開くマーケットにしようなどという提案をしているが、これも「時間政策」なのか。
 この都知事提案はますます日本人を長時間労働に導き、ひいては過労死の増大に繋がると思うので、賛成できない。
 しかし、「コミュニティの経済学」が専門の広井氏の提案は違う。ゆとりを持たせることで経済的効果をうみだせるようなそういう提案である。
 この提案に反対する人はおそらく経済界や経営者層だろう。しかし、国民の圧倒的な支持があればポピュリズム政党も支持に回るに違いないので、可能性はあると思う。

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2013年06月10日

わが家の豊後梅の収穫

 わが家の豊後梅がたくさん実をつけた。そろそろ黄色に色づきだしたり、木から落ちるものもあって、早くとらねばと思っていたので、今日(6月9日)収穫した。
 梅の木に登って、伸びた枝を切りおとしながら、梅の実を手でもいでいった。
すると近所の子どもたち4人〔多分4〜5歳くらい)が集まってきて、「梅のみをちょうだい」といったので、「いいよ、好きなだけ持っていっていいよ」といったら、家にいってレジ袋をもってきて、落ちた梅を集め出した。
 そのうちに「もっともらっていい」というので、「いいよ、いいよ、すきなだけもっていきな」と気前のいいことをいっていたら、ついに大きなレジ袋いっぱいにして、収穫した梅の実の過半を持って行ってしまった。
 それでお礼として紙コップに砂を入れ、そこに花をさしたものをもらった。絵もついていた。ある子の紙コップにはザリガニの死骸がいっていた。家で飼っていたザリガニが死んでしまったのを乾燥させたものだった。この子にはたからものであったのだろう。
 花はすぐにしおれてしまったので捨ててしまったのだが、しまった、写真をとっておくのを忘れた。梅の実がたくさんついているところも写真に撮っておくんだった。
 切り落とした枝や葉っぱが、80リットルのごみふくろ6袋にもなった。これだけだとゴミ収集車が一度に持っていってくれるかどうか心配である。

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2013年06月05日

デアが生まれるのか」という本の広告が目にとまった

今日6月5日の朝日新聞に「なぜ本屋に行くとアイデアが生まれるのか」の本の広告が載っていた。
私も同じ感覚を持っていて、その間隔を呼び起こしてくれたので、その広告を読んでみた。

「ムダ」と「想定外」の出会いが、情報の化学変化を起こす。
本屋大賞の立ち上げや、数々のヒット広告にたずさわってきた著者の企画力の源とは。


「情報の化学変化」なるほどなかなかうまいことをいう。
私にとっては本屋もそうだけれど、文房具やおもちゃやなどもそういうところでもある。というか、案外100円ショップも「情報の化学変化」を起こしやすい場所だと思った。
でも、この前提を認めると本屋で働いている人たちは年中「化学変化」に襲われているので、精神の偏重を起こしてしまうのではないかと心配される。

さっそく横浜市の図書館ネットワークで探したら、まだこの本は図書館にはないようである。本屋で立ち読みしてからこの本をどうするかを考えよう。いま、
私はできるだけ本を買わないことにしているので………。


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プルタバ川のシュリ・チンモイの像


朝日新聞6月3日の夕刊に、不思議な写真が載っていた。
その写真には、次のような説明が添えられていた。


豪雨がチェコ、オーストリア南部、スイス、ドイツなど広範囲に及んでおり、各地で住民の避難が続いている。プラハでは2日、プルタバ川が増水し、世界の調和を訴えたインド出身の平和運動家シュリ・チンモイの像が半分沈んだ。


まずプルタバ川とはどんな川なのか?
このシュリ・チンモイとはどういう人物なのか?
何でインド出身の平和運動家の像が、ここプラハにあるのか?

さっそく調べてみたら、一部が分かった。

プルタバ川とは、ヴルタヴァ川(チェコ語:Vltava, ドイツ語:Moldau)で、チェコ国内最長の川である。ボヘミア盆地の水を集めプラハを通って南から北に流れ、エルツ山脈とズデーテン山脈に切れ目を通り、北ドイツ平原に流れ出てラベ川(エルベ川)に合流する。 さらに、ドレスデン、マグデブルク、ハンブルクなどの都市を潤して北海に抜ける。また、南に遡って、ボヘミヤの森をこえるとドナウ川に至り、黒海にそそぐ。 日本ではモルダウ川(ドイツ語)として知られる。川幅500メートルほどでプラハの旧市街と城下町を隔てている。


シュリ・チンモイというインド出身の人物は、なかなかユニークな人物であった。

シュリ・チンモイ(Sri Chinmoy、フルネーム:チンモイ・クマル・ゴーシュ (Chinmoy Kumar Ghose) 、1931年8月27日 - 2007年10月11日)は、インドのベンガル地方出身で、1964年よりアメリカニューヨークに在住したヨーガ指導者。宗教家、哲学者、文筆家、芸術家、アスリート、作曲家及び演奏家、霊性の導師(グル)である。
アルジュナの化身を自称。著名な弟子にカール・ルイスらがいる。
多数の音楽、絵画、文学を創造し、世界各地でコンサート(数多くの楽器の演奏)、公開瞑想、講演活動などを無料で行った。


瞑想家で、スポーツ・アスリートで、なおかつ音楽家で、マザーテレサやローマ教皇ヨハネ・パウロ2世、ゴルバチョフとも親交があったという。
日本にもシュリ・チンモイ・センターがあり、一般向けの瞑想ワークショップ、コンサート(いずれも無料)、 ランニングイベントなどを開催している。

シュリ・チンモイの詩にこういうのがあった。

最高の喜びとは、
所有することではなく、
自己を捧げきることによって
得られるのです。

力への愛が
愛の力に変わるとき
人は新しい名前を授かる
神という名前を


これはカルトではないと思った。
ただし、なぜシュリ・チンモイの像がプラハにあるのかという問いにだけは答えられなかった。







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2013年06月02日

「ひとりですごす老後」のネットワークの安心

 5月21日のNHKの午後の「情報まるごと」を何気なく見ていたら、『プロジェクト2030 ひとりですごす老後」という番組に興味をひかれた。
 独身の女性やつれあいに先立たれてひとりですごしている女性たちのネットワークの紹介があった。番組ではそのNPOの名前は明らかにしていなかったが、代表者の松原惇子さんの名前で探したら見つかった。NPO「SSSネットワーク」というNPOである。
 そこでここのホームページを見たら、ここが行っているいろいろな活動がなかなかおもしろい。
 ひとり暮らしの女性たちが、相互に支えあっていきいきと生きている姿が表れているのである。
 たとえば、ここは「個を生きる女性たちの碑」というなの共同墓地を持っている。「お墓は死んでから入る場所であるとともに生きている間に集うところである」という考え方であり、「今を楽しく、最期まで安心」という集まるなかまを「墓友」というのだそうである。
 「いざときノート」というのも発行している。さっそく注文した。

「いざときノート」は、葬送をメインにしたエンディングノートではなく、今すぐ役立つように作られています。忘れがちなパソコンのパスワードなども記入しておけるようになっているので、とても便利です。
さあ、いざという時あわてないために、今のうちから記入しておきませんか。大事な人の名前、かかりつけ病院の電話番号、保険の満期日、尊厳死の意志など・・・記入しているうちに、いろいろ整理され将来の不安が薄れてくるはずです。


 さらに代表の松原惇子さんのブログまで見ていくと、なんとこの人「「私の葬送日記」という映画まで作ったのだそうである。



 この発想はみごとである。
 けれどこのネットワークは女性だけなのが気になるところである。お一人様の男たちや子どもがいない夫婦者にも必要なのではないか。いや別にそれだけに限定せずとも、子どもがいたってこのようなネットワークはとても大事であると思う。
 あらためて考えてみると、教会というのはそういうコミュニティであるはずなのだが………。

 そういう「終活」とネットワークづくりを支援するサイトを作りたくなった。

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2013年06月01日

21世紀の教員が使ったらいい9つのツール By TEACHTHOUGHT

フロリダの友人から教わった教員向けのサイト『TeachThought』はなかなかおもしろい。
たとえば
9 Learning digital Tools Every 21st Century Teacher Should Be Able To Use
「21世紀の教員が使える9つのデジタルな学びのツール」とかいうのが出ている。

1. RSS or Social Readers
2. Google+ Communities
3. YouTube Channels
4. iTunesU
5. Cloud-Based Word Processors
6. Dropbox (or other file-sharing platforms)
7. Evernote
8. Pocket
9. Zotero

である。
私が現在使っているのは、3と7くらい。8とか9はその名前さえ知らなかった。でもそんな便利な物があるんだと感じである。
確かにこれらを有効に使いこなせたら、学びの世界は飛躍的に広がるであろうと思うようなツールばかりである。

このサイトにはこういうものもある。こういうお勧めの仕方はアメリカではごく普通ようである。昨年IC2012とFETC2012 に行ったときもこういうセッションがたくさんあった。
このサイトに紹介されている他のアイテムは次のようなものがあった。

18 myths about Education「教育をめぐる18の神話」


「宿題を出せば生徒の学力は上がる」「教員たちはより少なく働きより多くの給料をもらう」「テストの点は経済競争と関係がある」「少人数クラスはおおきな向上をうみだす」…
これらはいずれも「神話」だといっている。

9 Characteristics Of 21st Century Learning「21世紀の学びの9つの特質」


5 Videos That Describe New Learning「新しいまなびのためのの5つのビデオ」
このなかには、以前紹介したことのある「ゲームで世界を変える」のマゴニガル女子やTEDのビデオも推薦されている。

6 Channels Of 21st Century Learning「チャンネル」というのをどう訳すか迷ったが、「21世紀の学びを作る6つのチャンネル」


ほかにも興味のあるものが結構たくさんある。
こういうのを日本語で作ったら結構授業などで使えるのではないか。メッセージポスターとしてもいい。
さっそく作ってみよう。協力者を募る。


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