2013年05月28日

「心のともしび」ウェブ版にわたしの「希望はここにある」が掲載されました。

 「心のともしび」のホームページに、私の書いた「希望はここにある」が掲載されています。いまなら坪井木の実さんの朗読で聴くことができます。ぜひ、聴いてみてください、
 民放ラジオの放送にはちと不似合いな内容だったかなと危惧していますが、坪井さんの朗読はそれを打ち消してしまうほどステキです。
 聴いてあるいは読んでの感想をお聞かせいただければ幸いです。

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2013年05月21日

カトリック映画賞「隣る人」上映会のお知らせ

第37回日本カトリック映画賞は刀川監督作品「隣る人」となりました。
この映画はこんなドキュメンタリー映画です。

一緒にごはんを食べ、お手伝いをして、遊んで、絵本を読んでもらう.時には怒って凹んで泣いたって、同じ布団で練れば同じ朝が来る。
壊れた絆を取り戻そうと懸命に生きる人びとの、平凡だけど大切な日々の暮らし。


このドキュメンタリーでは、地方のとある児童養護施設の日常をたんたんとおっていきます。ナレーションも音楽もなく、あるのは子どもたちとそれを取り巻く保育士やおとなたちとの関わり。そこで交わされる何気ない言葉がとても大事な福音のメッセージを運んでいるのです。



この映画の日本カトリック映画賞受賞式ならびに上映会を下記のように行います。
日時 2013年6月22日(土)
昼の部 13時より、受賞式、上映会ならびに刀川監督と晴佐久神父対談。
夜の部 17時より 晴佐久神父のお話のあと上映会
会場 川崎市アートセンター アルテリオ小劇場(小田急線新百合ヶ丘駅下車徒歩3分)
チケットは1,500円 聖イグナチオ教会案内所、スペース・セント・ポール、サンパウロ書店(四谷駅前)、高円寺教会天使の森
あるいは、itaru@m5.dion.ne.jp へお申し込みください。

新百合ヶ丘のアートセンターでカトリック映画賞上映会をするのは、4度目。例年チケットが早く売り切れてしまって多くの方々のご来場をお待ちしています。

私はSIGNISのメンバーなので、このカトリック映画賞の選定に関わっています。私自身は映画にはそれほど興味をもっているわけではなく、また そんなに映画を見ることも多くないのですが、この選考に関わっていくつかの映画を見る機会があるのはとてもいいことだったなと思っております。
この作品も、じっくり見てください。きっとその内容の豊かさに感嘆されることでしょう。

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2013年05月10日

電卓で遊ぶ数の不思議

おもしろ科学たんけん工房の北2地区(相鉄線東横線沿線地区)の5月定例会で「電卓で遊ぶ数の不思議」という話をしました。これは大人対象の話でしたが、聴いている人たちは「狐につままれたような」「あっけにとられた」表情をして聴いていました。
いずれも過去のブログで紹介したものなので、詳しくはそちらを見ていただきたいのですが、とにかくこれらの話は聴く人をそういう表情にさせてしまう不思議な話なのです。実際に自分で電卓を持ち出して試してみるとそのすごさが分かると思います。

1.世界一間違いやすい計算
とにかくこの計算をやってみてください。PowerPoint で作ってあるので、声を出して答えをいってみましょう。間違えやすい計算だと分かっていても間違えます。

2.世界で2番目に間違えやすい計算

「バットとボールがある。あわせて1ドル10セント。バットはボールよりも1ドル高い。ボールはいくらでしょう?」


どうです。もうこの2つの問題だけでも、くらくらするでしょう。ここまでは電卓を使わずに行いましたが、次からは電卓を使って行います。

3.142857は不思議の数字
これは循環小数の不思議の話です。

4.シエラザードの数 1001
任意の三けたの数を2回繰り返す、つまり123123みたいに。これは13でわれ、11でわりきれ、7でもわりきれる。

5.6174は不思議の数字 カプレカの数
任意の4桁の数(ただしぞろ目は不可)を大きい数の順に並べた数から小さい数の順に並べた数を引く。
例 3341 を考えたとすると 4331 - 1334 = 2997
答えとして出てきた数を再び大きい数の順に並べた数から小さい数の順に並べた数を引く。
これを繰り返すとかならずある数6174にたどりつく。この数をカプレカのかズという。
これを再び同じことをすると 7641-1467=6174 となる。

6.12345679 という数の不思議
先ず初めに1から9までのある数を思い浮かべてください。
 そしてそれを9倍します。
 さらにその数に 12345679 をかけます。123456789 ではありません。8がないのです。
 すると………。

まだまだあるけれど、このくらいにしておこう。さてこれを読んでどんな印象ですか?
聴いていた人が『あっけにとられた』のもわかってもらえたでしょうか?

まだまだ不思議の数をご存知でしたら教えてください。

最近サイエンスナビゲーターとかなのっている桜井進さんが、私とよく似た問題意識をお持ちで、この方の紹介しているのもなかなかおもしろいですよ。私もこういう仕事をしてみたかった。


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おもちゃカフェ&バー「TOIQUE」に行きました。

友人の絵を見に御徒町の松坂屋に行った帰りに、清子さんと一緒にJR山手線高架下の 2K540 Aki-Oka Artisan によってみたら、なんとおもちゃカフェ&バー「TOIQUE」なるお店を発見しました。

私好みのおもちゃがいっぱい展示してある夢のような空間でした。15歳以下の子どもは決められたときしかいけないとか夜になるとアルコールが入っておもちゃに興じることができるとか、私にはこういうところがあるといいなと思っていたような場所でした。
そのお店のマスターのおもちゃコンサルタント清水さんといろいろと話したり、おもしろいおもちゃを紹介してもらいました。ここではおもちゃを買うこともできるので、清子さんはつい衝動買いしてしまいました。買ったおもちゃはそのうちに動画として紹介します。
今度行くときには、自分の虎の子のおもちゃを持参していくつもりです。できたらバーの時間帯にいきます。
どなたか一緒に行きませんか?

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2013年05月08日

「Men for Others 〜仕えるために」六甲学院の歌です。

私の母校とおなじイエズス会の学校六甲学院の創立65周年記念歌だそうです。ゴスペルシンガーのこいずみゆりさんが歌っています。なかなかステキな歌です。



ところで、この歌を六甲の生徒たちは大声で歌うのでしょうか? その歌いごえを聴いてみたいです。

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2013年05月07日

Scotch メンディングテープ「リングドーナッツ」はなかなかのスグレモノ

文房具屋で捜し物をしていたら、スコッチ・メンディング・テープ「リングドーナツ」なるものを見つけた。「なんだろう」と手に持ってよく見てみたら、ディスペンサー付きメンディングテープである。なかなかキュートなデザインである。キッズデザイン賞2011受賞とあるのもうなづける。



けれど、私がこれを買うに至ったのはデザインではない。説明書きの所をよく読んでみるとこういうことが描いてあったからである。

 そのまま折りたたむと、テープの折り返しを作ることもでき、はがすときに便利です。


粘着テープで不便なのは、テープの切り口がくっついてしまって、なかなか切り口が引っ張り出せないということである。折り返しを自動的に作ってくれるとしたらけっこう便利ではないかと思ったので、実際どういう仕組みで折り返しを作るのか興味があったし、買ってみたわけである。
買ってみて試してみたら、折り返しを作るのはたいした仕組みがあるわけではない。ちょっとした動きによるのである。言葉ではうまく説明できないので、実際に見るしかないであろう。

こういうのを考え出すのは日本人の得意とするところかと思ったのだが、これは日本人の作ではないようである。

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2013年05月02日

「至」という名前の日本酒を発見しました。

先日、本郷三丁目の駅前の居酒屋の入り口に「至」というラベルの貼ってあるお酒を発見して、興奮してしまいました。

まえに「清泉」「玉縄城」という名前のお酒を発見したときも興奮しましたが、今回はそれ以上でした。
帰ってきて調べてみたら、ありました。佐渡のお酒ですね。さっそく注文しました。どんなお酒なのかワクワクしながら待っています。

きっとこの酒屋のご主人が私と同じ名前なのではないかと勝手に推測しています。

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2013年05月01日

senseinote を応援してみるか。

 私は15年前に、高校の「情報」教科書づくりに参画して、教科書の一部を執筆したことがあります。ただし、その後教科『情報」が正式に発足したときには「情報」の担当を外されてしまいました。「情報」の免許を取れなかったからです。「情報」の免許講習に参加できる教員は理系の教員に限られてしまったために「情報科」の免許を取得できなかったというのがその理由です。「情報科」の免許を理系の教員しか取得できなかったというのは、おそらく教育政策上の失敗だったと今でも恨みに思っています。
 ところで、その教科書をつくった日本文教出版という教科書出版社が、情報科教員のために配信しているメルマガがあるんですが、現場を離れたあとでもとても有益な記事が多くて毎号を楽しみにしています。とくに編集後記がおもしろい。

 最近配信されたメルマガの編集後記には senseinote という社会的起業の話が載っていました。多忙な教員を支えぬくという趣旨でつくられたコミュニティサイトらしいです。具体的に何をどうするのかはかいもく見当がつかないのですが、なんだかピンと来るものがあって、さっそく登録してみました。5月になったらサービスを開始するとのことで、何が始まるのかワクワクしながら待っています。

 この事業は、じつは StartUpWeekend というワークショップの中から生まれたもののようです。これが何であるのかというと、3日間の間に参加者がアイディアを出しあって一つの事業を立ち上げ、それを相互に評価し合いながら、その最も優れたアイディアとなったものは世界大会へすすむことができるというシステムです。
 そして東京大会で優秀賞に選ばれたものが、この senseinote だったというのです。
 
 私がこの senseinote に注目するのは、きっとここが打ち出すことが私の関わっている「宗教倫理教育担当者ワークショップ&ネットワーク」ならびに「カトリック学校教員養成塾」に役に立つと思ったからです。さらにいえばこの私たちの経験が senseinote の発展に貢献できるという予感と自信が持ったからです。

 登録しました。応援してみようかと思っています。

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2013年04月23日

「壁を乗り越えられなかった話」が「心のともしび」にのっています。

「心のともしび」のホームページに、私の書いた「壁を乗り越える」というテーマの話が掲載されました。
今だったら坪井木の実さんの朗読で聴くことができます。でもこれはすぐに聴けなくなってしまうので、すぐに聞いてみてください。文章の方はずっと残っています。

実はこの話は、私の少年時代の「壁を乗り越えられなかった」という恥ずかしい話です。「心のともしび」にふさわしい話だったかどうか、ちょっと疑問に思わないわけでもないのですが、こういう話もいいかと思って思い切って恥を忍んでかきました。自分ではとても気に入っているんですが………。
このラジオ番組は「カトリック教会提供」なのですよね。

ついでに4月26日はラジオの「心のともしび」で私の書いた文章が坪井木の実さんの朗読で放送されます。ニッポン放送朝5時25分から30分までです。テーマはなんだっけ? 3か月くらい前に書いたものなので、忘れてしまった。

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2013年04月20日

「人は幸せになるために生まれてきた」

「みんなやさしくなーれ」のFBからの引用です。オリジナルは「致知」2012.12だそうです。

「幸せの鐘を鳴らそうよ」

一人の少年のために、
一人の少年のあの笑顔を取り戻すために、
私は保護司になりました。

あれは長男がまだ小学一年生の時でした。
私は嫁ぎ先の割烹料理店の切り盛りに慌ただしい
毎日を送っていましたが、
鍵っ子だった自分と同じ寂しさを、
我が子には味わわせたくないと思い、
午後には一時帰宅し、おやつをつくって迎えていました。

せっかくつくるのなら、と息子の友達にも振る舞うようになり、
いつしか我が家は大勢の子供たちの賑やかな遊び場となりました。
私は彼らが心底愛おしく、
うちに来る子はすべて自分の子のつもりで接していました。

その中に一人、
他の子と遊ばずいつも私のそばから離れない少年がいました。
母親が病のため愛情に飢えていたのでした。
母親の温もりを知ってほしいと思い、
とりわけ彼には愛情を注いでいました。

そんなある日、事件が起きました。
少年が息子と一緒に遊びに行った友達の家から、
マスコット人形を盗ったというのです。
友達の弟が大切にしていた人形だったため、
母親まで巻き込んだ騒ぎになり、
私のもとに相談に見えたのです。

私は日頃から子供たちに、
うちの子になるならルールを守ろうねと言い聞かせていました。
嘘をつかない、人に迷惑をかけない等々、
自分が親から言われてきたことばかりです。

「はい!」
と元気に答える彼らの中でも、
とりわけ嬉しそうに頷いていたのがその少年でした。
それだけに、
彼が人のものを盗ったとは信じられませんでした。

しかしなくなった人形を少年の家で見た、
と息子が言うのです。
家庭の事情で玩具も満足に買ってもらえない少年。
盗ったのではなく、きっと欲しかったのだ。
私はそう考え、とにかく一緒に謝ろうと言いました。

ところが彼はいくら言い聞かせても謝ろうとしません。
裏切られた気持ちになった私は、
もううちには二度と来ないで、
と強い口調で言ってしまいました。

二週間くらいたった頃、布団を干していると、
門のあたりに小さな人影がありました。
チャイムを押そうとしてためらい、
行ったり来たりしているのはあの少年でした。

彼がそうして毎日うちに立ち寄っていることを息子から聞き、
私は思わず駆け寄って抱きしめました。
少年が「ごめんね」と繰り返しながら漏らした言葉に、
私は頭をぶたれたようなショックを受けました。
「あれは盗ったんじゃなくて、もらったんだ……」

あの時、なぜもっと事情を聞いてあげなかったのだろう。
大好きな人から謝罪を強要され、
幼い少年の心はどんなに傷ついたことだろう……。

その後、少年は再び我が家に遊びに来るようになりましたが、
家庭のことで心を荒ませ、いつしか顔を見せなくなりました。
中学へ進学してからは、
家の前を通る度に髪の色や服装が奇抜になっていき、
声をかけても返事すらこなくなりました。

そしてとうとう鑑別所に送られる身となったのです。
もちろん直接の原因ではありませんが、
あの時、無垢な彼の心を傷つけた後悔の念は、
私の中に燻り続けていました。

彼に償いがしたい。もう一度彼の笑顔に会いたい
ずっとそう思い続けていたので、
保護司のお話をいただいた時は二つ返事で
お引き受けしたのです。

その時からたくさんの少年たちに出会ってきました。
心が痛むのは、彼らのほとんどが、生まれてこの方、
腹から笑ったことがないという事実です。
みんな幸せが欲しくて、欲しくて、懸命に手を伸ばしているのに、
どこかで歯車が狂ってしまっている。

彼らは自分のことをカスとかゴミだと言いますが、
私は彼らを無条件で好きになります。
「君が大事なんだ。可愛くて、可愛くて仕方ないんだよ」
と言うと、涙をポロポロ流します。

非行を犯して一時的に愉快になっても、
それは真意ではなく、
その後ずっと罪の意識でビクビクしながら過ごすことになる。
人に感謝される行いを積み重ねてこそ、
本当の幸せを手にできるといつも説いています。

あの少年が保護観察になると聞いた時、
私は観察官の方に頼んで彼を担当させてもらいました。
嫌がっていた彼は、私が彼のために保護司になったと告げると、
驚きの表情を浮かべました。
「もう一度君の笑顔を見たいんだよ。一緒に幸せを探そう」
彼は声を上げて泣きました。

いまは寿司職人として独立を目指して頑張っています。
ようやく軍艦が握れるようになった頃、
彼は私をお店に招待してくれました。
カウンター越しに彼の笑顔を見た瞬間、
私は思わず胸がいっぱいになりました。

目頭を押さえながら食べた彼のお寿司は、
世界一の味がしました。
かかわった少年たちのことは、片時も頭から離れません。

観察期間が過ぎても慕ってくる彼らから、
私は与えた以上の喜びを与えられ、
抱えきれないくらいの心の財産をいただいています。

その後、家族がなかったり、家族崩壊の中、
帰る家もなく希望を失った少年を
「お帰り」と迎えてあげる家をつくりたいと考え、
私は立ち直り支援の「少年の家」「ロージーベル」を立ち上げました。
平成二十三年にNPO法人に認定。

現在少年たちが日々笑いの中、生活をともにしています。

人は誰でも心の中に幸せの鐘を持っています。
一人がその鐘を鳴らすと、
周りの鐘も共鳴して幸せ色に変わっていくのです。

その鐘の音が共鳴し合い周りをどんどん幸せ色に変えてゆけるよう、
今日も私は少年たちに、一緒に幸せの鐘を鳴らそうよ、
と呼びかけ続けています。

そう、人は幸せになるために生まれてきたのですから。

『致知』2012年1月号 より
大沼えり子 作家 NPO法人ロージーベル理事長


みんなやさしくなあれ

『致知』最新号の申込はこちらから
http://www.chichi.co.jp/guide.html


これを読んで何を感じられましたか? このFBはこういう話をよく掲載しています。私も負けずに Good News を発信し続けたいです。

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2013年04月17日

古い葉と新緑のダブルトーンの美しさ

いまごろ、今年伸び出した新緑の葉っぱと昔ながらの古い葉の緑とのダブルトーンがきれいな木を集めてみました。今ごろしか見られないダブルトーンです。
まず、もみの木の仲間です。



次のツゲの木です。これは雨の時の方がもっと鮮やかになります。



妹の家に植えてありました。キャラの木だそうです。これも色鮮やかです。



これらが日毎に、その差が少なくなり、ついには同じ色に同化してしまいます。だから、この時期にしか見られない美しさでしょう。

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2013年04月11日

「昨日のように遠い日 少女少年小説編」の独特のユーモアと切実さ

友人が facebook に次のように書いていた。
息子が学校から帰宅し「今日、国語の授業で読んだ短編は素晴らしかった。感動した」という。教科書に載っていたのだそうだ。そこまで息子が評価する小説を私も読んでみたいと思いネットで探す。アルトゥーロ・ヴィヴァンテ作「灯台」。「昨日のように遠い日」という作品集に入っている。

これは読まねばと思って、すぐに図書館に予約を入れて、その本を手に入れ、さっそく読んでみた。その中から一番短い『小説』を紹介してみよう。
ある男の子に尋ねました。  ダニエル・ハルムス 増本浩子訳

ある男の子に尋ねました。「ねえ、ヴォーヴァ、どうして肝油が飲めるの? ものすごくまずいのに」
「肝油を一口飲むと、ママが10コペイカくれるんだよ」とヴォーヴァが言いました。
「10コペイカ玉をもらったら、どうするの?」とヴォーヴァに尋ねました。
「貯金箱に入れるよ」とヴォーヴァは答えました。
「それから?」と尋ねました。
「貯金が2ルーブルになったらね」とヴォーヴァは言いました。「ママがお金を貯金箱から取り出して、ぼくに肝油をひとびん買ってくれるんだ」

この話を読んで何を感じ、何を考えられただろうか? 「ふ〜ん。不思議な話だ。この男の子はこの答えにナットクしたのだろうか? ヴォーヴァはそれを楽しみにして肝油を飲み続けているんだろうか?」などなど疑問が次から次へとわき起こってきた。
この「小説選」にはこんな話がイッパイにつまっている。なかには「なんだこりゃ」という話もあるが、それでもなぜか心に残る話なのである。
私はこのダニエル・ハルムスという作家に興味を持った。「おとぎ話」という話が一番気に入った話である。

アルトゥーロ・ヴィヴァンアテの「灯台」「ホルボーン亭」もなかなかいい。前者は国語の教科書に載っていたという話だが、これを教科書に載せる編集者の慧眼もさりながら、それに感動する少年もみごとであり、それを聴いてすぐに読んでみようとする母親にも感心する。
さらには、これらの「少女少年小説」を選んで「少女少年小説集」とした柴田元幸氏に敬意を表したい。かれは「あとがき」で次のように書いている。
少年小説にあっては(そして少女小説にあってもおおむね同様に)「われわれは常井、少年に見えている世界にと、いずれ彼に見えるであろう世界からなる、二重写しの世界を見ている」のであり、その二つの世界の間の緊張から独特のユーモアと切実さが生じる」

さらにさらに、FBでも紹介されていたが、この本の江國 香織の「書評」もなかなかすばらしい。いかにも手にとって読みたくなるような秀逸の書評である。その中にこう書かれていた。
ほとんどの物語が少年か少女を主人公としているのだけれど、少年や少女である時間の特別さというのは、それが大人たちの日々とおなじ時空間に存在するために、ある意味で閉じられ、そこにおもしろいひずみが生れる。この本のなかには、そのひずみが、たくさん、さまざまな形で存在している。いま確かにここにある、けれどいつか失(な)くなってしまうひずみ。どの作家も、それを全く感傷的なふうには扱っていない。小説にとって、ひずみは勿論おもしろいものなのだ。個々の人間にとっては、記憶が感傷をひきおこすかもしれないとしても。

この文章を読んではじめて「少女少年小説」とわざわざ文字の色を分けて書くこだわりの理由が少し分かるような気がした。

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ナースが聞いた「死ぬ前に語られる後悔」トップ5

前に「あと24時間のいのちだったら」ということを考えた授業のことを報告したことがあるが、こちらは「ナースが聞いた「死ぬ前に語られる後悔」トップ5。

それによると、死を間近に控えた人々が口にした後悔の中で多かったものトップ5は以下のようになるそうです。
1. 「自分自身に忠実に生きれば良かった」
2. 「あんなに一生懸命働かなくても良かった」
3. 「もっと自分の気持ちを表す勇気を持てば良かった」
4. 「友人関係を続けていれば良かった」
5. 「自分をもっと幸せにしてあげればよかった」

 私の場合は、どうなるかな? 
 う〜ん。おそらく上記の5のいずれも私は後悔しないのではないかと思った。ここに書かれていることは、ずいぶんしてきたつもりではあるので、悔いはそうない。
 後悔するとしたら、案外「あの時これをしておけばよかった」「もっと英語を自由に話せるように勉強しておけばよかった」「なにか楽器を弾けるようになればよかった」とかいう後悔が多いのではなかろうか。

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2013年04月09日

音楽の歴史をわずか7分でつづった動画に圧倒されました。

こういう表現方法もあるんですね。
このイラストを全部書き上げるのに、いったいどのくらいの時間がかかったのでしょうか? それを7分に圧縮するとこうなるわけです。
この手法をほかの何かにも使えそうな気がしますね。たとえば会議の議事録を書くとか、旅行の報告書とか。それにしてもイラストをはやく書ける能力が必要になりますが。



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2013年04月08日

今日は灌仏会「おシャカになる」日

 4月8日はお釈迦さまの誕生を祝う灌仏会。誕生会ともいう。お寺では、釈迦誕生を祝して、寺で釈迦像の上から参詣人が甘茶を注ぐ行事「花祭り」が行われる。

 ところで、ものを作り損なって失敗することを「おシャカになる」というけれども、これは一説に釈迦の誕生日4月8日にかけて「しがつようて(火が強くて)」金物づくりに失敗したからという。
 「ほんとかな!」というようなだじゃれブリだが、こういう言葉遊びを愉しむのは日本人ということか。

 ちなみに、お釈迦様を祝う祭りは3つあって、三仏会とよばれている。
   灌仏会 お釈迦さま誕生を祝う 4月8日
   成道会 お釈迦さまが菩提樹の下で悟りを開かれた記念 12月8日
   涅槃会 お釈迦さまの入滅を記念した 2月15日

 この話の情報源は、今日の毎日新聞「週刊漢字」2013年4月8日でした。

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2013年03月29日

神谷町の「Cafe de NOEL」は毎日がクリスマス

 神谷町の「Cafe de NOEL」に清子さんとSIGNISの菅又さんといきました。ちょうどランチタイムだったので、ランチのロールキャベツを注文しました。そうしたら「ランチは限定8食分しかないので、残り2食しかありません。」と、しょうがないのであと一人はハヤシライスでした。「ライスは残さないでください」と客に注文するレストランでした。
 来たロールキャベツのボリュームにビックリ! ベトナム風のスパイスがきいていてちょっと変わった香りもついていました。おいしかったです。いわれるまでもなく。きれいに平らげました。



 じつはこのカフェのマスターの直江さんとは、先日の2月23日にカテドラルで行った「教会とインターネット」セミナーでお会いし、その時に神谷町でカフェレストランをしているからと聴いたので、菅又さんと来てみたものです。
 この直江さんの生き方に大変共感を覚え、この方とは気が合いそうという予感を抱いて訪問しました。
 直江さんの名刺には BIRDHOUSE BUILDER という肩書きがついていました。これは親子で間伐材を使った材料で巣箱をつくり、それをあちこちの森におく運動のことのようです。その見本も見せてもらいました。
 ここのお店には、木の表紙のノートとか、手作り、手書きの本とか、携帯用押し花セットとかいろいろな興味あるものがを次から次へと出てきました。森林インストラクターを希望して挫折した私とは、趣味がかなり重なります。
 また、ここはミクロネシアのコスラエ島の東京事務所にもなっているのだそうです。この島はキリスト教徒の多い島で、慶長遣欧使節の支倉常長らが立ち寄った島で有名だとか。

 このように幅広い活動をされている直江さんは、もと大手の広告代理店にいて、CMの作成をしていたとか、映像編集のプロでもあるらしく、SIGNISでもいろいろと協力していただけそうです。
 ここはオフィス街官庁街に近くて、平日はビジネスマンやOLでいっぱいですが、ランチタイム、ディナータイム以外の時間や休日は貸し切りにして小さなカフェスタイルの集会所に使っていいといわれましたので、何かを企画するのには絶好の場所のようです。

 さっそく今度の SIGNIS の非公式ミーティングはここで行うようにすることに決めました。

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2013年03月22日

「Take&Masa 音楽紀行」に行きました。

3月17日(日)湯河原での集まりの後、東京高田馬場でうちあわせをして、そのあと小平のルネこだいらで開かれた「Take&Masa 音楽紀行」のコンサートに行きました。清子さんとSIGNIS の仲間たちと総勢6人で行きました。
聞いている人は20名くらいの小規模なコンサートでしたが、とても楽しいコンサートでした。こういう音楽の楽しみ方があるんだと身を乗り出して聞いていました。
うちの教会のクリスマスチャリティコンサートに招待できたらいいなと思いました。

このコンサートについてはここに紹介されています。
タイトルが「音楽紀行」とある通り、いろいろな国を旅しながら音楽を聴いているような感じでした。

出演者は3人でした。
ヴォーカルのTakeさん、この人は英語の先生で翻訳家みたいですね。でもアメリカでヴォイス・トレーニングを受けて声楽を志されたようです。ヘンデルのラルゴからスペイン民謡『追憶」「ラマンチャの男」から「見果てぬ夢」「蘇州夜曲」「見上げてごらん夜の星を」「胸の振り子」「川の流れのように」までとても楽しく聞かせてもらいました。

Masaさんこと福田真顕さん、この方はピアニストです。会場の参加者から3つの音をランダムにもらい、それを中心にピアノを弾いてしまうという離れ業を演じていました。ちなみにこの日会場からいただいた3つの音は「ファ」「ド」「ラ♯」でした。それからラフマニノフの「鐘」という前奏曲の説明が良かったです。鐘の音の余韻をピアノで弾くという感じでしたこの人のラフマニノフピアノ協奏曲を聞いてみたいです。

もう一人は安富しげよしさん。この方はアメリカ史研究者で、現在大学教授。つまりプロの音楽家ではないのですが、なかなかいい味を出していました。

このコンサートの音楽の楽しみ方のひとつは、比較して聞くことです。
Masa さんのひかれたピアノ曲に、ショパンの「別れの曲」と「革命」というふたつの対照的な「エチュード」がありますが、これを比較して聞いてくださいというのです。
あるいは、服部良一さん作曲の「胸の振り子」と「蘇州夜曲」の共通点はどういうところにあって、どういうイメージが浮かぶかを意識して聞いてくださいという説明もありました。
また「美空ひばりの歌として有名な「川の流れのように」は、作詞家の秋元康氏がニューヨークのイーストリバーでこの詩の言葉を作詞しているのですね。皆さんのイメージから美空ひばりさんや演歌のイメージをまったく取り去って、ニューヨーク市内の川を思い浮かべてくださいというのです。」味わいが違ってくるはずです。

こういう楽しみ方は、音楽のプロだとしないだろうなという楽しみ方でした。

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2013年03月12日

フランス人は「マニフ」好き

鶴見図書館に行く途中、遠藤写真館の入口に置いてあった「media SPICE」というFREE Magazine を取って読んだら、これがなかなかセンスのいい雑誌だった。「神奈川発!休日を楽しむWeb フリーマガジン/メディア・スパイス」とある。初めて知った。

この雑誌に連載されている松本百合子さんという方の「闘うフランス人」というタイトルのエッセイがとてもよかったので、最近フランス人男性と結婚した十二所の新妻に「読んでご覧」と勧めた。そうしたら、彼女「私もフランス人と闘っています」だって。

このエッセイの内容は次のとおりである。
フランス人はデモが好きだ。デモはフランス語で「マニフェスタシオン」略して「マニフ」。
最近では2010年、サルコジ前大統領が退職年齢を60歳から62歳に引き上げる法案を提出した時。労働者たちは一刻も早く定年を迎えてゆっくりしたいのに、余計なことをするな!という立ち上がり、学生たちは雇用が減ったらやばい!と立ち上がった。結局サルコジ政権は法案を取り下げる。
また、オランド新大統領の公約であった「同性愛者の結婚と同棲カップルの養子縁組を認める」という通称「みんなのための結婚」という法案を提出した時、反対する30万人以上の参加者のマニフが繰り広げられた。

ドラクロワの「民衆を導く自由の女神」の絵に描かれたフランス国旗を掲げて民衆を鼓舞するマリアンヌはフランスのシンボル。何か問題が起こると、フランス中が男女の関係なくマリアンヌと化し、理想の国づくりに参加する。「個人主義といわれるフランス人が心を一つに団結して、積極的に権力に立ち向かうこの姿には、ちょっぴりしびれる」と著者は宣べているが、私も同様である。

ただし「定年延長」について、日本人は「定年延長」を求めてデモをするだろうが、フランス人は「定年延長反対」を叫んで「マニフ」をするというところが対照的だと思った。
この松本百合子さんの「一喜一憂のパリ」という連載エッセイは注目に値する。次号も必ず手に取ってみようと思った。過去のエッセイはここにあった。

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2013年02月19日

グアムのカトリック教会での追悼ミサの心優しさ

今日〔18日)の新聞には、銃の乱射事件の犠牲者のための追悼ミサがグアムのカトリック教会の聖マリア大聖堂においてグアムの大司教司式で行われたというニュースが報じられた。
そのミサには日本人の犠牲者の遺族のかたも参加されたという。

朝日新聞には「17日、グアムの聖母マリア大聖堂で開かれたミサで、地元の人たちから抱きしめられる遺族ら」というキャプションのついた写真も載っていた。この写真を見て、グアムの人びとの心優しさにジ〜ンときてしまった。



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2013年02月13日

横浜教区報73号(1月号)のトップに私の写真が出てしまった。

つい先週の日曜日に各教会に配布された「横浜教区報73号」になんと私の写真が「でかでか」と載ってしまった。



友人からの指摘で気が付いた。
これは昨年11月24日にパシフィコ横浜で開催された「横浜天主堂献堂150周年・日本再宣教150周年」の記念ミサの写真である。
この時の祭壇上部に映し出されたプロジェクターの映像に私が「でかでか」と映っていたのである。
この日私が座った座席の前にテレビカメラがあって、それが会場の様子を映すたびに私の顔が映ってしまった。おかげでかなり多くの人から何度も映っていたねといわれた。なかには、映しだされたいからあの席に座ったんだろうとかいう口の悪い御仁もいた。

この記念ミサは4000人という教区始まって以来の動員であった。私の教会からも50人くらいの人が参加したという。その時の熱気がこの教区報からもよく伝わってくる。教区報には珍しいカラー印刷であった。「お金のかけ過ぎ」という意見も聞かれたが………………。
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2013年02月06日

カタバシスとアナバシス −典礼の二つの方向性

「カトリック生活」の1月号だったか2月号だったかを読んでいたら、典礼についての解説文に、典礼にはカタバシスとアナバシスという二つの流れがあると書かれていた。

カタバシスは、神から人へ、つまり上から下へという方向性のこと。啓示としての聖書を読むというのはこの方向性である。
アナバシスは、これに対して下から上への方向性のこと。賛美や感謝、信仰告白、祈りもこういう方向性を持っている。

このギリシャ語はあまり聞き慣れない言葉だったので、、ネット上で調べてみた。
すると、この言葉はギリシャの歴史学者クセノフォンの歴史書に載っているらしい。ギリシャ軍がペルシャの王子キュロスに味方してトルコ半島を攻め上るのがカタバシス。最後まで戦い抜いて、戦いに敗れてギリシャまで脱出を計るのがアナバシスであるわけです。

それとは別に音楽修辞学のなかにもこの用語があった。音程が上へ上がっていくのがカタバシス、音が下がっていくのがアナバシスであるという。

カトリック教会の典礼においては、確かに方向性は二つある。でもこの二つの交わったところにこそ本来の典礼の姿があるのだとおもう。

こちらにもあります
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2013年02月03日

ツワブキの花は二度咲く?

 わたしの家の玄関にツワブキが植えてあります。10月頃けっこう長い間咲いています。
 花が終わってそのままにしていたら、たくさん種を持った実(?)がなったと思ったら、その実が開きだしてタンポポみたいに羽毛を持ったタネがたくさん開きました。

 色は地味ですが、やはり花が2度咲いたような感じです。
 ツワブキってもしかしたら、キク科って思って調べたら、やはりキク科ツワブキ属なんですって。
 ツワブキって漢字で書くと「石蕗」です。「ツヤのある葉の蕗」というところが名前の揺らいだそうです。
 じみだけれど、なんかとても日本的な花だなって思いました。

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2013年02月02日

「心のともしび」のHPに「朝顔を育て続けて20年」がアップされました。

1月29日に坪井木の実さんからFacebook上で「心のともしび」更新のお知らせが回ってきました。今回はわたしの原稿がHP上にアップされたとのことです。
その時は、HP上で坪井木の実さんの朗読が聴かれたのですが、今は残念ながら聴くことができなくなっていました。すぐにお知らせしないといけませんね。

この文章は「ともしびをともし続けて60年」というテーマの原稿だったのですが、どうしても書けなくて上記のようなテーマの文章となってしまいました。
でも、あらためて読み返すとなかなか福音的でおもしろい文章だと一人悦に入っています。
その文章はここに掲載されています。

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2013年02月01日

SNSと福音宣教 第17回「教会とインターネット」セミナーへどうぞ

SIGNIS Japan というわたしの属しているクリスチャンのグループが、下記のように第17回「教会とインターネット」セミナーを行います。
SIGNISは、キリスト教の福音宣教のためにメディアをどう使ったらいいかについて、研究しているカトリック教会の国際的なグループです。
SIGNIS Japan の現在行っている大きな活動は、カトリック映画賞の選定と「教会とインターネット」セミナーの開催です。その他にも教会ホームページの作成支援や映像で福音を発信するということを試みています。

1.2月23日〔土)午後2時〜6時まで
2.会場 東京カテドラル ケルンホール
3.テーマ SNSと福音宣教

詳しくはここをどうぞご覧ください。

福音を伝えるために、Twitter や Facebook をどう使ったらいいのかということについていっしょに考えてみたいと思っています。
近いうちにこのブログ上または Facebook 上でもみなさんのご意見やお考えを伺ってみたいと思っています。
とりあえずは、まず私の方からの第一報です。



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2013年01月26日

大塔宮〔鎌倉宮)の祈りの献げ方

 月に2〜3回、鎌倉十二所のイエズス会黙想の家に宿直当番として通っている。そのかえりに鎌倉を歩くことが多い。鎌倉という町は奥が深くて、こんな小さな路地の小国も見どころがけっこうある。
 最近二階堂の大塔の宮(鎌倉宮)によくよっていく。小学生のときに鎌倉見物でここに来た思い出がある。ここは後醍醐天皇の子供である護良親王をまつってあるところである。
 この神社に来ていろいろと驚いたことがある。この神社には祈りを捧げるときに使われるグッズがたくさんあった。
 まず「厄割石」。「素焼きの杯に大きく息を吹きかけ、横の石に投げて割り、体の厄(わるいもの)を拭ってください。」とあった。素焼きのさかずき 初穂料100円。


「身代わり絵馬」カエルが書かれていてそのおなかに願いごとを書いて、絵馬として吊しておく。初穂料700円。

 「なで身代わり」護良親王の忠臣であった村上義光が親王の身代わりとなって切腹したことを記念してつくったケヤキ製の若武者の木像。

 そして「願い串」。赤や青の幣がついた竹の柱に願いごとを書いて奉納する。初穂料200円
 

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2013年01月18日

お茶漬けバイキングというのはいかが?

 ところで、このあごだしを使って、こういう料理はどうだろう。いたってシンプルだが、受けることまちがいなし。
 いろいろなだしを使ってだし汁を作る。あごだしをはじめ、とりがらだし、かつおだし、こんぶだしに、いりこだし。それにほんだしとかの化学調味料もいいし、みそもいいだろう。みそを加えるとぐっとバライティ豊かになる。または緑茶とか、単なるお湯というのもおいておくとよい。
 もっとも、あんまりだしの種類を多くするよりも、3〜4種くらいでいいのかもしれない。
 どれが何のだしなのかはブラインドにして後で明かすというのもいい。

 トッピングとして、またいろいろとそろえてみる。のり、うめぼし、ごま、味をつけたとりのひきにく、わさび、やきたらこ、鮪の刺身のぶつ切り、わかめ、しゃけ、げんまいのあられ、あさつき、みつば、きざみねぎ、ゆず、のざわなのふるづけ………………。こんなのはどうかというものもあるだろう。
 まずご飯を茶碗に入れて、それにトッピングをのせて、そしてだし汁をかけて食べる。
 だしスープを加える前に、お湯で一度ご飯をほぐしお湯をすててから、その上にだし汁をかける
 ごはんだけでなく、うどんもいいかもしれない。
 どの組み合わせが最もおいしいか、あとでアンケートを取るのもいい。
 こういう食べ方は、シンプルだが、癒しふうでヘルシーでとてもいいように思う。
 「お茶漬けバイキング」というように名づけたが、もっとセンスのいい名前があったら教えてほしい。こういうお茶漬けの専門店というのはきっとどこかにあるだろうなと思う。

 こういう食べ方は出雲そばの食べ方からヒントをもらったが、そばやお茶漬けだけでなく、カレーでやって、カレーパーティも行けるのではないか。ただし、後片付けの皿洗いが大変かもしれないが。

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2013年01月17日

「あごだし」と「焼きあご」のうまさ

 去年の暮れに、東京駅大丸の地下食品売り場で、あご出しの試飲と焼きあごの試食をやっていて、一口飲んでみて食べてみた。それがとてもおいしかった。
 あごだしは東京のきやき弥が製造発売元となっている。試飲していたのは2種類で一つは無添加のあご出し、もう一つはあごにいろいろなだしをブレンドしたもので、両方とも試飲したが、じつはブレンドした方が断然おいしかった。一袋に15のティーバッグふうにしたものが入っていて、840円。1ティーバッグが50円強というわけである。少々高いがそれに見合うだけのうまさである。
 焼きあごは固い。しかし噛んでいるうちにうまさが染み出てくる。
 あご(トビウオ)ってこんなにうまい魚だったんだ。骨が硬くて干物を食べる時には金づちで骨をたたいて砕いてから食べるというのを聞いたことがある。
 ともかくとてもおいしかったので、島根の奥出雲に帰った時にお土産として持っていったら、あごは山陰の特産。土産店にはあごだしや焼きあごがたくさん売られていた。もっともあれこれ試飲試食してみたが、東京大丸で買ったものが断然おいしかったというのは「負け犬の遠吠え」ではなくて「僻目根性」「ごまめのはぎしり」ではなくて、こういうのをなんていうんだっけ?


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2013年01月16日

島根県奥出雲町の正月

 正月の2〜5日まで清子さんの実家の島根県奥出雲町に行っていました。今回で何回目になるのか、とにかく自分の故郷だと思っています。
 ここに行くといつも何か新しい発見をするのです。
 本当に「ど」がつく田舎です。川の上流から箸が流れてきたから、上流に人が住んでいたことがわかるというようなところです。
出雲空港でレンタカーを借りて、1時間くらい奥深く入ります。
 そうです。ここは神話の里、ヤマタノオロチの生息するところであり、同時にスサノオノミコトの妻となった稲田姫の誕生の地でもあります。実家のすぐ近くに稲田姫誕生の時に産湯に使った池があり、そして実家の家の敷地内に「笹宮」というへその緒を切ったというささやぶがあり、ここは聖地となっています。
 この「ど」がつく田舎の町はしかしながら、全国ブランドのモノを4つ持っているというすごい地です。

 まず、その1は「ソロバン」。ソロバンの産地は全国に二つあります。一つは播州ソロバン、もう一つは雲州ソロバン。むろん後者です。今は小学校でもソロバンを教えなくなりましたが、今この地で作られたソロバンの多くは東南アジアに輸出されていて、マレーシアやシンガポール、タイでは小学生にソロバンを教えているとか。数に強くなるにはソロバンが一番だということをこれらの国の人は知っているんですね。
 この地になぜソロバンが根付いたのか、ちょっと不思議な感じがします。このことについては町議をしていた義父に提案をしたことがあります。あれが実現していたら、この町はさらに町おこしのモデルになったでしょうね。

 次は「仁多米」です。今や東京のデパートにも置かれているコシヒカリの銘柄米です。実家でも作っています。町内のレストランに行くと、「ご飯は仁多米です」って必ず書いてあります。私たちもよく送ってもらっていつもおいしくいただいています。最近は福島のお米を注文しているので、ちょっと口にする機会が減りました。

 第3もおこめ、「ヒメノモチ」というもち米です。暮れに鎌倉の小町通りの和菓子屋さんに切ザンショウを買いに入ったら、そこに「出雲米のおもち」と書いてあるんですね。お店の人に
「これは仁多米ですか?」
ってきいたら、奥から出てきたお店のご主人が
「そうです。あちこちのもち米を探してきましたが、ここのが一番、仁多米のヒメノモチです。うちではもち米だけでなく、白米も仁多米ですよ」
と言われました。
「実は妻の実家が奥出雲町で仁多米を作っているんです。これはとてもいい土産話ができました。この話を伝えたら喜びますよ。どうもありがとうございました。」
 安来の足立美術館に行った時にそこのレストランに置いてあった「笹まきおこわ」にも奥出雲町産と書かれていました。

 第4は出雲そばです。出雲そばの産地はこのあたりなんだそうです。あまり漂白しない黒いそばですが、これがおいしいのですね。一昨年そばが豊作で価格が暴落したためにそばの栽培をやめてしまった農家もたくさんあるとか。稲田姫神社の境内に最近店を開いたゆかり庵はそれに惑わされないようにするためにそばは自家製にしていると言っていました。
 そのゆかり庵では、自家製の横田小そばを使った割子そばを頂きました。本当は「そば御膳」を注文したかったのですが、正月中は作らないのだそうです。それでも割子そばがとてもおいしくて、食べ終わってから妻を連れてもう一度来たくらいです。そこのご主人と話して町おこしにかける気概に打たれました。
 私はゆかり庵のメニューに「黒豆ごはん」と「黒豆ジュース」をぜひ加えてほしいと要望しました。
 ここは今度また里帰りするときには必ず寄ってみることにします。そのときは「黒豆ごはん」のメニューが実現しているかもしれません。里帰りする楽しみがまた増えました。

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2013年01月01日

恒例、元旦初詣巡礼で「新年おめでとう」

毎年元旦の日は「初詣巡礼」に行きます。
まず、カトリック鶴見教会のミサに行って、ミサに出るのを手始めに、そのあと大本山総持寺にいって参拝者たちをみて、そのあと鶴見駅で元日の新聞を買い込み、鶴見神社にいって参拝者の列を確認し、最後は寺谷熊野神社にいって家に帰ります。
で、毎年いろいろな発見があります、鶴見という町もまんざらではないのです。
今日は空がとても美しかったです。

そして総持寺前の露店が建ち並んでいつもの賑わいでした。

鶴見駅東口公園の看板がいいなと思いました。

鶴見神社は参拝客で行列ができていました。

豊岡銀座の古本屋さんのポスターでした。

何を研究しているんだろうと思いました。


まだまだ発見したことがあるのですが、今日はここまで。
明日(2日)から5日まで清子さんの実家に里帰りします。で、その分まとめて今日アップしておきます。

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2012年12月25日

「いわお」181号でメリークリスマス

 私はカトリック鶴見教会の教会報の編集をしています。このクリスマスに181号を発行して、今日のミサの後に配りました。
 今年の179号から、表紙だけはネットでカラー印刷を発注しています。クリスマス号の発行部数は370部ですが、表紙の片面のカラー印刷は8000円弱です。これを高いというか安いというかは評価が分かれるでしょうが、おかげでとても見栄えが良くなったと好評です。
 今号は「信仰年によせて」という特集と「主任司祭の叙階30周年おめでとう」という特集を組んで28ページものとなりました。なかなか読み応えのある号ができたと思っています。



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